がぶろぐ

非運動系のボーダーコリー「がぶ」。
小柄で巻き毛でビビリだけど、リッパな家庭犬目指して頑張ります!

ありがとうね

2011-04-06 21:55:29 | 駆け抜けていったモノたち
昨日、チーズママさんからメールをいただきました。



昨年、骨肉腫のため断脚手術を受け、
その後も抗がん剤治療などを頑張ってきたのですが、
チーズパパさんの待つ東京の自宅へ帰った次の日に、
虹の橋へと旅立ったそうです。



もともと連休には札幌に来ることにはなっていたのですが、
抗がん剤治療の関係で、いったん延期になっていました。
それが今回の震災の影響もあり、
パパさんを東京の自宅に残し、札幌に来ていたのです。



抗がん剤治療って、とても大変なんですね。
来たころはゴハンもおやつも食べれないほど体調が悪く、
もう東京には戻れないかもと思われていました。
でもしばらくすると抗がん剤の影響が薄れてきたせいか、
徐々に元気を取り戻し、
ゴハンも食べれるようになっていました。



獣医さんも驚くほどで、
これだったら大丈夫かもということで、
東京に帰れることになったのです。
とはいえ、もちろん病気が治ったわけではありません。
徐々に元気はなくなっていき、
先週末にはまた何も食べなくなっていました。



たいていのコは、ヒトが好きか、イヌが好きか、
どちらかに偏ることが多いと思いますが、
チーズはイヌにも僕にも同じように、
目の前の相手と本当に楽しそうに接してくれる、
元気でやさしいコでした。



でもそれはもしかしたら、
チーズママさんが僕のことを「チーズのオトモダチ」と呼ぶように、
チーズも僕のことを本当にイヌだと思っていたのかもしれませんね。



チーズママさんにメールを返しているときは、
まだいくらか冷静でいられたのに、
いざ声にだして伝えようとすると、
「チーズが・・・」と言った後、
口は動いているのに声が出ず、
自分でも驚くくらいに感情が乱れていることに気付きました。



言葉って、大事ですよね。
言わなくても伝わる関係というのもステキですが、
言葉にはそれ自体にも大きなチカラがあるように思います。
感情を解き放つ、カギのような役割もあるかもしれません。



チーズにも会うたびに、いろんな言葉をかけてきました。
果たしてどのくらい伝わっていたでしょうかねぇ。
そして、あの時最後とわかっていたなら、
きっと言葉にだして伝えたかった言葉。
今ならここでも伝わるかな。



チーズ。
本当にありがとね。

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