敵は本能にあり

思い返せばここ数年、

平坦な記事が多いので常にそういう感じに思われがちですが、



実はそうでもないこともあります。

かつては同世代のボーダーの多くがそうだったように、
（最近はパピーからいいコも多いようですが）



外にでれば猛烈に引っ張るので前脚は地面に着くことはなかったし、

トラックはもちろん、普通の車にもホンキで飛びかかろうとするし、

実際、宅配便の方に噛みついたこともあります。

噛みつくといっても「ガブッ！」というより、

シープドッグが羊を追うときに羊のかかとにやるような、

「がっ！」っと、歯を当てる感じなのですが、

当然、結構痛い（らしい。笑）。



すれ違う自転車や歩行中の方にも飛びかかるし、

見ず知らずの青年のコートを破いたこともあります。
（ホントにごめんなさい）



当時から穏やかな一面もあったのですが、

だからこそ余計に瞬間的な豹変ぶりは悩みのタネでもありました。

特にがぶつかい子と一緒の時は大変だったので、

散歩がイヤで、行くとしても公園まで車で行っていました。

ヒトリで落ち着いて散歩に連れて行けるようになったのは、

ここ２、３年のことではないかと思います。



そして実はいまだに掃除機に飛びかかるし、

散歩もリードにテンションをかければかけるほど引っ張ります。

「程度」としてはよくなっていますが、

きっと本能的な部分なんだろうなぁと半分はあきらめつつも、

教育的指導の日々は現在進行中なのです。



で、どうやって改善されたかはよくわからないのですが、
（役立たずでスミマセン）

かつてのがぶつかい子のように「大変なのはうちのコだけ・・・」

と思っていらっしゃる方のココロが、

少しでも穏やかになりますように。

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