ありがとうのカタチ

がぶのオトモダチのすずちゃん。



５月の終わりにお会いした時に、

実は奇跡の生還を果たしていたことを知りました。

また今度ゆっくり遊びに来てね、と言っていたのですが・・・。



普段は離れて暮らしているすずっぱさんが帰宅中の数日間。

笑顔も見せながら、目一杯一緒の時間を過ごし、

再び家を離れるその日に看取られながら、

静かに虹の橋へと旅立ったそうです。



「最期は犬自身が決めている」

ある方に言われたことがあります。

僕はどこか後悔の残る見送り方をしてきたので、

信じたくない部分もあったかもしれません。



でも今回のすずちゃんを考えると、

本当に自分で決めて旅立ったのかなぁと思ったりするのです。

カイヌシさんへのありがとうのカタチのヒトツだったのかなぁと。



そして、気丈にふるまう軍曹さんをみて、

本当にステキな関係を築き続けてきたんだなぁとも思いました。

もともとの明るい性格もあるでしょうけど、

惜しみない愛情を注ぎ続けてきたからこその姿なんだろうなぁと。



もちろん、いつまでも一緒にいたいと思うのは当然ですが、

どんなことをしても避けられない、必ずいつかは来ることだとすれば、

その時、その瞬間までに、

僕もがぶとそんな関係を築けていたらいいなぁと思いました。



がぶにはちょっぴりの厳しさと、

僕にはしっとりとしたやさしさをくれた、すずちゃん。

本当にありがとね。

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