がぶろぐ

非運動系のボーダーコリー「がぶ」。
小柄で巻き毛でビビリだけど、リッパな家庭犬目指して頑張ります!

初めてイヌを迎えた方へ

2021-05-09 23:50:27 | その後のはなし

5月8日は49日でした。

だからといって、特に何も変わりません。

日常生活は送れています。もういいだけ大人ですので(キリッ)。

今までも、一緒に居るのに居ないような、居ないのに居るような、

不思議な存在感だった、がぶ。

毎日のルーティンの中で、視界に入っていたはずの場面に入ってこないことが、

ふと、ものすごくさびしく感じたりします。

でも、ちゃんと生活してるから大丈夫だよ。

さて、そんな節目の日。

せっかくなので初めてイヌとの暮らしを始めた方へ、ちょっとした経験談を。

すでに見送りを経験されている方や、

その手の話が苦手な方は遠慮なくスルー・途中退室してくださいね。


来て欲しくないけれど、その時は必ずやってきます。

漠然と考えることはあっても、なかなか具体的に考えることができず、

いざ、そうなったときに思ったように動けなかったりします。

なので、ワレワレが考えておいてよかったこと、

後から知って、調べておいてもよかったかも、

と思ったことをちょっとだけ書いておこうと思います。

 

・余命宣告を受けたとき、どうするか。

延命治療をするか?しないか?

どんな治療ならするか?

費用はどのくらいまでだせるか?

ある獣医師から、

人間の治療と違い、飼い主の経済状況や考え方によって、

できる治療が大きく変わる、と聞いたことがあります。

本当にそうだと思います。

お金の問題じゃない、という気持ちはもちろんありますが、

いつかはくる別れ。その後もワレワレは生きていかなくてはなりません。

そのとき、生活が崩壊するようなお金の使い方はよくないと思っています。

ただでさえ目の前の愛犬が大変な状況で、感情的になっている時に、

正しい判断をすることも、冷静に話し合うことも難しかったりします。

がぶの場合、考えていた限度額まで使う選択肢はありませんでしたが、

病気になったとき、いろいろなことを考えなくてはならないので、

その時々に話題にして、先に考えておいてよかったと思っています。

ちなみに今回大学病院でかかった費用は、

血液検査・CT・(おそらくエコーも)を含め、

1回の診察で約74,000円。

病気が発覚してからの5回の通院や自宅での点滴、葬儀までを含めると、

約半月間で総額おおよそ30万円(ペット保険適用後)。

若い頃はいくらでも!と無鉄砲に思っていたワレワレ。

分別がつくようになり(?)がぶも10歳を越えた頃からは、

100万円を限度にしようと、一応決めていました。

もし確定診断のための追加の検査や、そこから延命治療をしていたら、

もっとかかっていたと思いますし、治療を重ね限度額に近づくにつれて、

それでもまた悩んでいたかもしれません。

きっと割り切れなかっただろうとも思います。

それでも考えておくことは大事なことだと思っています。

また、がんだけではないですよね。

他の方の話ですが、胃捻転で約1週間の入院で50万弱かかった方もいます。

命にはかえられないとはいえ、なかなかすごい金額です。

年齢に関係なく、いつどんな出費が待ち構えているか、分かりません。

 

・別れの後、どうするか。

最も考えたくないことの一つですが、後戻りできない選択の一つなので、

実は結構大事なことのように思います。

火葬が一般的ですが、土葬という方もいますよね。

また、ひとくくりに火葬といっても、

お住まいの地域によっては選択肢があるかもしれません。

僕は今までのコたちと同じところしか考えていませんでしたが、

実は近郊を含めると、結構選択肢があったことを、後から知りました。

施設の綺麗さや葬儀の方法など、結構な違いがあり、

その選択肢によってかなり心情的な違いが出ることも分かりました。

中には後悔されている方もいらっしゃいます。

愛犬との辛い別れをしたばかりで、もう何も考えられないような状況の中、

どこがいいかなんて、調べるのはかなり難しいと思います。

時間的にもそれほど余裕もありません。

具合が悪くなってから考えるのもイヤな話題だと思います。

できれば健康なうちになんとなくでもいいので、

情報を集めておくといいかもと思いました。

 

もちろん、先のことばかり考え過ぎて、

せっかくのドッグライフを楽しめないと意味がありません。

遊べる時に目一杯、撫でれるときに目一杯、抱きしめられる時に目一杯、

何でもできるうちに目一杯、

とにかくイヌとの暮らしを楽しんでほしいと思います。

僕なんかが言うのも、おこがましいんですけどね。

もっと抱きしめたかった。もう一度撫でたい。

目一杯楽しんできたつもりでも、やはり思ってしまいます。

あ、ちなみにがぶ本犬は抱きしめられるのは苦手だったので、

遠慮されちゃいそうですけどね。

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