5月8日は49日でした。
だからといって、特に何も変わりません。
日常生活は送れています。もういいだけ大人ですので(キリッ)。
今までも、一緒に居るのに居ないような、居ないのに居るような、
不思議な存在感だった、がぶ。
毎日のルーティンの中で、視界に入っていたはずの場面に入ってこないことが、
ふと、ものすごくさびしく感じたりします。
でも、ちゃんと生活してるから大丈夫だよ。
さて、そんな節目の日。
せっかくなので初めてイヌとの暮らしを始めた方へ、ちょっとした経験談を。
すでに見送りを経験されている方や、
その手の話が苦手な方は遠慮なくスルー・途中退室してくださいね。
来て欲しくないけれど、その時は必ずやってきます。
漠然と考えることはあっても、なかなか具体的に考えることができず、
いざ、そうなったときに思ったように動けなかったりします。
なので、ワレワレが考えておいてよかったこと、
後から知って、調べておいてもよかったかも、
と思ったことをちょっとだけ書いておこうと思います。
・余命宣告を受けたとき、どうするか。
延命治療をするか?しないか?
どんな治療ならするか?
費用はどのくらいまでだせるか?
ある獣医師から、
人間の治療と違い、飼い主の経済状況や考え方によって、
できる治療が大きく変わる、と聞いたことがあります。
本当にそうだと思います。
お金の問題じゃない、という気持ちはもちろんありますが、
いつかはくる別れ。その後もワレワレは生きていかなくてはなりません。
そのとき、生活が崩壊するようなお金の使い方はよくないと思っています。
ただでさえ目の前の愛犬が大変な状況で、感情的になっている時に、
正しい判断をすることも、冷静に話し合うことも難しかったりします。
がぶの場合、考えていた限度額まで使う選択肢はありませんでしたが、
病気になったとき、いろいろなことを考えなくてはならないので、
その時々に話題にして、先に考えておいてよかったと思っています。
ちなみに今回大学病院でかかった費用は、
血液検査・CT・(おそらくエコーも)を含め、
1回の診察で約74,000円。
病気が発覚してからの5回の通院や自宅での点滴、葬儀までを含めると、
約半月間で総額おおよそ30万円(ペット保険適用後)。
若い頃はいくらでも!と無鉄砲に思っていたワレワレ。
分別がつくようになり(?)がぶも10歳を越えた頃からは、
100万円を限度にしようと、一応決めていました。
もし確定診断のための追加の検査や、そこから延命治療をしていたら、
もっとかかっていたと思いますし、治療を重ね限度額に近づくにつれて、
それでもまた悩んでいたかもしれません。
きっと割り切れなかっただろうとも思います。
それでも考えておくことは大事なことだと思っています。
また、がんだけではないですよね。
他の方の話ですが、胃捻転で約1週間の入院で50万弱かかった方もいます。
命にはかえられないとはいえ、なかなかすごい金額です。
年齢に関係なく、いつどんな出費が待ち構えているか、分かりません。
・別れの後、どうするか。
最も考えたくないことの一つですが、後戻りできない選択の一つなので、
実は結構大事なことのように思います。
火葬が一般的ですが、土葬という方もいますよね。
また、ひとくくりに火葬といっても、
お住まいの地域によっては選択肢があるかもしれません。
僕は今までのコたちと同じところしか考えていませんでしたが、
実は近郊を含めると、結構選択肢があったことを、後から知りました。
施設の綺麗さや葬儀の方法など、結構な違いがあり、
その選択肢によってかなり心情的な違いが出ることも分かりました。
中には後悔されている方もいらっしゃいます。
愛犬との辛い別れをしたばかりで、もう何も考えられないような状況の中、
どこがいいかなんて、調べるのはかなり難しいと思います。
時間的にもそれほど余裕もありません。
具合が悪くなってから考えるのもイヤな話題だと思います。
できれば健康なうちになんとなくでもいいので、
情報を集めておくといいかもと思いました。
もちろん、先のことばかり考え過ぎて、
せっかくのドッグライフを楽しめないと意味がありません。
遊べる時に目一杯、撫でれるときに目一杯、抱きしめられる時に目一杯、
何でもできるうちに目一杯、
とにかくイヌとの暮らしを楽しんでほしいと思います。
僕なんかが言うのも、おこがましいんですけどね。
もっと抱きしめたかった。もう一度撫でたい。
目一杯楽しんできたつもりでも、やはり思ってしまいます。
あ、ちなみにがぶ本犬は抱きしめられるのは苦手だったので、
遠慮されちゃいそうですけどね。
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の摘出手術をした際、奥さんと今後のことを
たくさん話して方針を決めました。
けど奥さんが先に逝ってしまったので、今後
は一人で決断しなけらばならないのが寂しい
です。
でも、今後の方針を元気なうちに決めてある
からそれに従うだけなので、それなりの準備
は大事ですね。
これまでのコメントに丁寧なレスをいただき、ありがとうございました。
がぶちゃんとのお別れ間もない中で、ひとつひとつコメントに目を通され、いつもどうりの空気感で返信されているがぶつかいさんに、すごいなぁという思いと、(私が言うのもおこがましいのですが)かえって辛い思いをさせていないかな、と心苦しい思いもしました。
でも、嬉しかったです。
ありがとうございます。
まさに、”初めてイヌを迎えた”芯つかい家は、このGWに家庭内で打ち合わせを行い、下記の点を決めていました。
・芯の治療方針は家族全員で決める。意見が分かれた場合は多数決とする。
・治療費用は公平に3分割する(3人家族なので)。
無鉄砲にもww、私は青天井の予算感でしたが、そうですよね、芯が具合が悪いそばで、個人の予算感の違いで揉めたくないですし、その後の手配を調べたくなんてありません。
改めて家族で話してみます。
具体的な費用等、身近なイヌ友達にはかえって聞きにくいので、とても参考になりました。
ありがとうございます。
長文ですみません。
49日、がぶつかいさん・がぶつかいこさん・べべさん他皆さま長くも短くも感じられる日々だっただろうと、思うだけでしつこく涙がでます。
ご自愛ください。
悲しむ事、
偲ぶ事、
愛した命を送った後の日々をきちんと過ごしていらっしゃって立派です。がぶちゃんが居ないんだぁ・・・って凹んでいる私よりもがぶつかいさんは愛が広いんですね。
自分事で申し訳ありませんが、愛しいワンコ亡くして、私は家事も出来ずグズグズな毎日でしたね。
当時は幼児、猫、もう一匹犬がいて、多分生活してたと思うんですが記憶がないです。
別れ(ヒトも生き物も)は初めてじゃないし、覚悟もあったんだけど、このワンコだけは特別で。
我が家も全くの健康に戻れなくて、苦痛のみなら何もしないで看取る方針です。
激しい苦痛が出るなら安楽〇も考えています。
命を預かる上で、夫婦、今は娘達も意思統一が出来ています。
お金や仕事、たくさんの条件が飼主さんの数だけありますよね。
これが最善は無いと思います。
ワンコを迎えるのが初めての方には、本当に真剣に考えて欲しい事ですね。
そうそう、
またもやコロナがイバリンボし始めました。
お身体に気を付けて、ご安全にご無事にお過ごしくださいね。
もう49日なんですね。
視界の中のあるべきものがそこにない寂しさ。
いつかは、私も経験する景色なんですね。
我が家もワンコが病になった時、どのくらいの費用を
用意するか、がぶつかいさんとほぼ同じような考え方です。
有り余るほどの財力はありませんし、定年を迎えて年金貰うまでに5年もどうする?って状況の我が家ですが(笑)
私達が欲し、我が家に来てくれた子達ですから、
色々考えます。
最近ではヒックの保険をひとつ増やしました。
何より、私達が見送らねばなりませんので
元気でいなくてはなりませんね。
いつか、来る日。
来て欲しくないけど必ず来る日。
私達もそれまで楽しい毎日を送っていこうと思います。
昨日梅公園行ってきました。
毎年すずしゃあと眺めていた景色を今年からはスーロンと二人で眺める。
なんとも寂しく、でも愛おしい時間と景色です。
お金が全てではありませんが、
あの子達が教えてくれたことは大きすぎます。
自分が今後もし病気をしたら。とか、親のこととか
本当はどうしたいか。どうありたいのか。
人と犬を一概に比べることはできませんが。
がぶつかいさんの心の声をここで読ませていただき、
わたしが元気をもらってます。
ありがとうございます😊
まだまだ楽しみにしてますよ🎶
がぶはいずれその日が来ることはわかっていましたし、
自分が先にいなくなるほうが大変だとおもっていましたので、
辛いながらもまだ受け入れられていますが、
うっしーさんの状況を、もし自分だったら・・・と想像しただけで・・・辛すぎます。
それでも、うっしーくんが支えてくれているんでしょうかね。
そう考えると、それはそれでまた決めていたこととはいえ・・・いえ、僕なんかが勝手に想像することすら失礼な気がしています。軽々しく、というつもりはありませんが、なんだかスミマセン。
でもそうですね。
変えられない現実があるとすれば、準備しておくことで少しはココロの支えになるのでしょうかね。
少なくとも今の自分を考えると、そう思います。
気にかけて頂き本当にありがとうございます!
うっしーくんに会いたいなぁ。
いえいえ、いつのものことながら、返信が遅くてもうしわけありませんです。
なんといいましょうか。
こうして文字に、文章にすることで、自分の中でも整理できているような気もしています。
そして自分の中だけであればどこか行き詰まってしまうようなことも、コメントを頂くことで違う視点や無意識的な思考も掘り起こされたりするので、本当に助けて頂いているなぁと思っています。
ありがとうございます。
そうでしたかぁ。
辛い話なのでどうしても先送りしたくなったり、マジメに向き合うことが怖かったりしますし、
一緒に暮らしていればなんとなく同じ考えなのでは?と勝手に思ったりすることって、何についてもそうですがありますよね。
なので、きちんと話しておくことって、実はとても大事なことだと僕は思っています。
実はこれだけ話していても、実際に大変な場面に遭遇したとき、細かい部分だとしても、以外と食い違うことがあったりしました。
結論は同じでも、そこに至るまでの過程で食い違ったり、また、状況が変わると考え方も微妙に変わってきたりします。
それでも一度でも話し合っておくことは、そういう問題に直面したときにとても大事なことだったんだと痛感しました。
そうそう。僕も若い頃はまさに青天井の予算感でした(笑)。
がぶのためなら全部つかいはたしてでも命をつないでやる!って。
しかも、どちらかというとがぶつかい子のほうがお金に関しては豪快だったりするので、
そんな時期を健康に過ごしてくれたがぶには感謝しています(笑)。
こんなワレワレのことを気にかけていただき、本当にありがとうございます!
いえいえ、どうでしょうか。
考える余裕もなく時間を過ごさせられてる部分はあるような気がしています。
そういう意味では「生かされてる」なぁと感じる部分も多いです。
猫さん大好き。さんから頂く言葉にも、いつも励まされています。本当にありがとうございます。
そう。実はワレワレも同じ事を考えていました。
文字にするとあまりにシビアで生々しく、誤解を生みそうだったのであえて記事には書きませんでしたが、
もし本当に生きることが辛いほどの苦しみしかのこらないようなら、そういう選択もありだと思っていました。
それこそ若い頃はありえない!って思ってたんですけどね。
そして実は本当にそういう選択を望んだとしても、請け負ってくれる病院を探すのは以外と難しそうだということも分かりました。
もし本当にそういう選択肢を考えるのであれば、それこそ前もってしらべておく必要があると思いました。
本当になかなか落ち着きませんね。
一日も早く、穏やかでのびのびと過ごせる日々がくるといいなぁと思います。
お心遣いありがとうございます!
そうなんです。
あっという間でした。
そしてもうすぐ2ヶ月。
きっと辛いと感じながらも、過ぎた時間を考えると、
この先1年、5年と時を重ねても、あっという間だったなぁと思うんでしょうね。
ただ、ちょっと変わったというか、違う感覚がでてきたなぁと思うのは、
あっという間だったと思う反面、ものすごく昔の出来事のような感覚にもなるんです。
もうずいぶん永いこと会ってないなぁと。
だからどうっていうことでもないんですけどね。
ほほう!
保険を増やすというのは、僕にはない考えでしたのでとても新鮮でした。
でもそうですよね。人間も保険の内容を見直したりするんですから、これからの時代、そういう考え方もありですよね。
実際、がぶにも保険をかけていて良かったとおもう部分もありながら、今回の7万以上の診療代、通院なので1万円しか戻らないことがわかったとき、
毎回同条件で~って、内容をよくみていなかった自分を反省しました(笑)。
もちろん、きちんを内容を理解していても、変更はしなかったかもしれませんが、そんな姿勢がいかんなぁと。
そしてそう、なにより大事なのは自分が健康であることですよね。
楽しい時間ができる限り永く続きますように!
いや、そうですよね。
それにしても今年に入ってからの4ヶ月は本当に近しいコたちが次々と旅立ってしまいました。
でも、すごいなぁって改めて感じています。
そう。寂しくも愛おしい時間と景色、と感じて、そう表現できること。ステキだなぁって。
寂しいとか、悲しいとか、そう感じるときはもちろんあるし、それでいいと思いますが、そればっかりじゃないですよね。
大事なことだなぁって思います。
そうですよね。
それこそ親のことや自分のこと。
本当にかんがえちゃいますね。
いえいえ、元気をもらっているのは僕のほうです。
いつも本当にありがとうございます!