庵主日誌～足が腫れる～エッセイ風味

9月の終わりの金曜日。
晴れ渡る秋空。
チョッと高めヒールの秋ブーツで颯爽と歩く浜松町。
そうです。
庵主は浜松町を闊歩しておりました。

うーん。
何やら左足の親指が痛い。
段々腫れ上がってくるような気もする（靴がキツイ）。

ナンだろう。

午後になり、いわゆる“お仕事”が進むにつれ、靴がキツイ。足が痛い。
・・・・・
マックスに腫れ上がったところで、痛みも最終系に達し、帰宅の途へ。
左足を引きずり、引きずり、電車で無事帰宅。

ナンだろう。

ここから庵主、妄想診断が始まる。
痛風！？
ついに痛風にでもなったか・・・と思い立てば、
そう言えば、アソコで飲んだワインが・・・アソコで食べたフォアグラが・・・
イベントで飲んだビールが・・・晩酌の悦び・・・などなど、
走馬灯より遥かに遅いスピード＝時速1ｍくらい＝で、思いつく。

骨折！？
秋の食欲に負けて、夜、ラーメン喰った。
誘惑に負けて、アイスクリームも喰った。
体重がヒールに負荷をかけて、足が耐え切れなくなってしまったのか。
自分の体重で、足の指が折れてしまったのではなかろうか・・・
悲惨だ。もうボクシングもできない。

激痛で眠れぬ夜を越え、
原因は調べた方がイイだろうな、と思い立ち、
土曜日の整形外科へ・・・

腫れ上がった足が入る靴など、あるわけもなく、
サンダルを引っ掛け、自転車を漕ぐ。

整形外科に到着した。