2023
ウォーミングアップやな
願いましては、
(1)白丸をA、黒丸をBとしよか
よう見てや
① AAA + BBB + ア = 180度
② AA + BB + イ = 180度
③ A + B + ウ = 180度
②と③をたすと、
AAA + BBB + イ + ウ = 360度
設問から、イ + ウ は、253度なので、
AAA + BBB は、360度ひく253度で、107度や。
もう一度①をよく見てみよう
107度 と ア をたして 180度 なので、ア は 73度(答え)
かるいかるい、おはようさん
ではでは、
(2)まず、全体の仕事量を1としておく
次に、ABのシフトを直観しておこう
A のシフト: 出出出公出出出公出出出公出出出公出出出公
B のシフト: 出出出出公出出出出公出出出出公出出出出公
この20日分(4日と5日の最小公倍日数)を1組としたループや
A は20日で15日出勤 → Aの仕事能力は 1/90 なので、 20日では、 1/6
B は20日で16日出勤 → Bの仕事能力は 1/120 なので、20日では、 2/15
AB合わせての20日では、1/6 + 2/15 =(5+4)/ 30 = 9/30 = 3/10
つまり、60日目で 9/10 終わった。
残すところの 1/10 を検討してみよう。
20日で 3/10 ということは、1/10では、20かける1/3となり、6.6666...。
つまり、7日目で終わる。したがって、67日目(答え)。
ちなみに、67日目である最終日は5~6時間ほど仕事したところでアップする。社会人の労働時間は1日8時間が原則。また、会社が労働者に与えるお休みの日を「公休日」といいます。ところで、公休日は、会社が労働者(従業員)の都合も認識したうえで設定するものなので、必ずしも土日祝日であるとはかぎりません。社会では、本問のように、暦にしたがうことなく三勤一休、四勤一休などあり得ます。そして、月に少なくとも四日の公休日があれば、労働法には抵触しません。
特に(2)は、実社会的な良い設問でした。小学生用の設問であっても、実際、実社会から乖離していない内容を持つものほど実践的で素晴らしい。大学数学でも(笑)
本ブログの灘30(2023)と通底した設問だったね