兎にかく簡単に。パッとみて分かるよう。
① ローマ
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② サドパリ派(ローマの威光を背景にした主流派で神殿管理者)、および諸侯(王さま、貴族)
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③ 一般ユダヤ人
本構図中に、まず洗者ヨハネが現れた。次いで、イエスも。
① ローマの目的は「安寧な治世」
② サドパリ派の目的はローマの意向に沿う統治
③ 到底納得ゆかず盛大に不満を抱いては、メシアを待望した(暴動も辞さない)
最も困ったのは ② の彼ら。生活苦は ③。
ヨハネ「私ハ、メシアではない。単にメシアの言葉を預かる者、すなわち預言者だ。」
兎にかく言い逃れしては、しばらくは難を逃れた(主流派による査問、有罪判決から逃れた)。