手仕事しましょう♪

子どもを取り巻く生活、遊びにかかわる手仕事をしてみたい、作ってみたい大人を応援する手仕事講師のブログ

小さな手の時間の保育について

2010-05-18 12:19:54 | 手仕事講座情報
シュタイナー教育では、手仕事をする姿を積極的に子どもたちに見せることが
大切だと考えています。
家族のために愛情を注ぐ姿、誰かのために役立つ喜びというものが体験できる
からです。お母さんの姿をまねていくうちに、年齢が上がれば実際に自分の
手で何かを作り出す喜びを味わうことができます。
手や目を使って物作りすることは、感覚器官を健やかに育てることにもつながり
お母さんが楽しい!ということが子育てに大きく影響していくことにもなるわけです。

そんなことから、手仕事の時間もなるべくお子さまをお母さまの側で過ごして
もらいたいと考えています。

そのため保育は、「お預かり」の形のではなく、作業中のお母様方の
お手伝いとして目となり、耳となり、手となって、お子様の安全を確保する
ことを目的とした「同室保育」を取り入れています。


まだ小さい子どもたちは、お母さんと一心同体。
ちょっとでも意識が自分からそれると不安になって大泣きしたり、じゃまして
機嫌が悪くなったりするのはとても自然なことです。
お子様がお母様の側にいたい、甘えたい、というときには手を少し休めて
向き合ってあげてください。

楽しい時間になりますように!


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