今回は濃いめのピンクに染める依頼を受けて染めものをしました。
紅花は染めは着物の下に着る長襦袢の真っ赤な色の元になった染料で、
昔から口紅などのお化粧品や健康食品としても長く使われてきました。
紅花染めは、紅花の花弁を使って黄色と赤色の2種の色素を抽出して
普通染色=黄色
1回染色=桃色
複数回染色=赤色
黄色+赤色=橙色
赤色+黄色=茶色
大きく分けると4種類の色相が作りだせます。
美しい半面、日光や熱による退色が大きいのが特徴でもあります。
薄くなればまた染める楽しみが草木染めのよい所ですが^^
経験していかなければ難しいとはいえ、藍染料を同時に作っておけば
藍=青色
黄色+藍=若緑~緑色
赤色+藍=紫
と、すべての色を作りだすことも可能になるのです。
なんだかワクワクしませんか?
子どもの頃の水遊び、色水遊びを思い出します。
最初は紅花の扱い方と抽出法を覚えていただいて、子どもたちの
シルクの遊び布などを染めるととてもきれいです。
ちょっと寒いですけれど・・その方がきれいな色になるんですよ!
小学校に出前講師として1年間、タネをまく所から収穫、染め物、卒業制作と
関わってきたプロジェクトもあり、日記にしています。⇒カテゴリー紅花日記
☆紅花染め体験できます☆
参 加 費:2500円/人 (講師料を含む)
※紅花染め布50g用キット付(紅花50g、ソーダ灰40g、クエン酸10g、こし布1枚)
材 料:染める布はお手持ちのシルク、綿のスカーフハンカチ等お持ちください。
日 時:スケジュールにより週末・祭日・夜間など何時でも可能です。
実 施人数:お1人から
場 所 ;個人の場合はご家庭の台所
人数の多い場合は集会所、公民館等の調理室など水道のある所をご準備下さい。
通常都内近郊で東京駅を起点に1時間以内で移動できる場所であればどこでも
伺います。※遠方の方はご相談下さい。
講 師 :山方ミユキ
ご参加詳細お問い合わせ、予約申し込み先 gatake4245@yahoo.co.jp
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