忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2008.12.22

2008年12月22日 | 過去記事
「死刑廃止制度」を訴える人たちがいる。必ずしも極刑が犯罪の抑止効果にならないという意見だけでなく、冤罪の可能性、あるいは近代国家としてあるまじき野蛮な行為であると、今日もどこかで頑張っている。▼この人たちは「先進国では死刑廃止がスタンダードになりつつある」と強弁するわけだが、例えば平安時代、日本に死刑制度はなかった。▼ユーラシア大陸で城壁に囲まれた要塞がスタンダードだった時代、平安京には石垣すらな . . . 本文を読む