忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

「犬カフェ」と「鳩カフェ」の差異について

2010年02月15日 | 過去記事


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「山田バー」がある布施界隈(東大阪市足代新町付近)であるが、これがまた、なにかと如何わしい。ネットで検索しても、いわゆる「繁華街」ではなく「歓楽街」に認定されていると、家賃を2カ月分支払ってから気づいた。

詳しい場所は知らないが、近くに「出会いカフェ」もあるらしい。風俗情報に詳しく「歩く無料案内所」と呼ばれる業界関係者のN氏によると「出会いカフェ」というものは、会員になった女の子が、その店で飲み食いしたり、ゲームしたり漫画を読んだりしているのだという。誕生日やイベントではブランド品をもらったりもする。全て無料だ。そしてそこに男どもが3千円とか5千円とか払って「カフェ」に来るのである。

店のコンセプトは「素敵な出会いがあります」などとあるが、もちろん、これは「売春斡旋」の疑義がある。気に入った女の子がいれば、男性客は店員に告げて「つないで」もらう。そこで「楽しいおしゃべり」という「交渉」を経て、「フィーリングが合えば」という「条件」が満たされたのち、男は晴れて女の子を店内から連れ出せる。

ま、つまりはそういうことなのだが、これはもちろん、法律ギリギリの商売である。そして、こちらは法律ギリギリではなく、明白な脱税犯が同じように如何わしい「カフェ」を開いているというからみてみた。

http://hatocafe.kantei.go.jp/
<鳩カフェ・第1回リアル鳩カフェを終えて>

こんな如何わしいカフェは、東京の公安委員会は検査したほうが良いのだが、これも鳩山が内閣総理大臣だから検査できないのかと思ったら関係なかった(笑)。

それにしても如何わしい。冒頭の「案内文」からしてこれだ。

<先ほど、1回目のリアル鳩カフェが終わりました。7人のお母さん、3人のお父さんに官邸にお越しただき、2時頃から鳩カフェを開始しました。私は少ししてからお話し合いに入らせていただいたのですが、いま実際に子育てをされていらっしゃるお母さん、お父さんたちの生の声を聞かせていただきました>

・・・・・鳩山が書くと、なんか如何わしいのである。

すなわち、出会いカフェが「運命の出会い」だの「恋愛」だの「心が温まる」などという言葉で卑猥さを隠すが如く、素人の女性がたくさん集まっている(サクラはいませんよ!)優良店であるというアピール、つまるところ、素人が安心して来るんだから風俗営業適正化法に抵触してませんよ、というコマーシャルの如く、この鳩カフェの「直接、対話が出来る場をつくりたかった」とか「みなさんと共に政治を変えていきたい」などという美辞麗句も同レベルのまやかし、貪欲な「真の目的」を空虚な言葉で糊塗するという点では、そこに同じ如何わしさを感じるのである。

また、出会いカフェに集う女性の店に対する要求が、お菓子からケーキ、ケーキからフレンチ、ジュースからカクテル、ぬいぐるみからブランド品へとエスカレートするように、友愛政権に対する「そういう女」の要求も理性のタガが外れだす。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20100214-OYT8T00279.htm
<子ども手当「不十分」過半数…20~30代女性ネット調査>

どれほど綺麗事を飾ろうと、出会いカフェに渦巻くのは「金」と「欲」である。男は女を漁りに行く。女は退屈しのぎと「金」を求めて店に来る。そこに本当の意味での「出会い」などないと本人たちが一番知っている。そこに損得勘定が働くからこそ、店側も「餌」である女性のエスカレートする要求も飲まざるを得ない。マグロの餌にサバがいるように、男から金を得るには女という餌にまず、餌を与えねばならない。餌の餌が悪ければ他の漁場に流れてしまうからだ。

同じく、どれほど友愛精神を語ろうとも、この友愛政権は「金と権力」にしか興味はない。だから、出会いカフェに屯するしかない自立できない女性や、男性に対する依存度の高い女性が「店の足元」をみるように、平然と「政権の足元」をみてタカるのである。

<月2万6000円の子ども手当で、こうした不安の解消に「十分」と答えたのは、9・1%。「どちらかといえば十分」を合わせても44・9%で、55・1%が物足りなさを感じていた。手当の月額を5万円に引き上げたとすると、「十分」「どちらかといえば十分」の合計は72・2%に伸びた。10万円では87・1%にまで伸びた。月額を変えずに支給期間を成人までに延ばした場合も、この合計は61・3%あった>

子育てにおける経済的不安とは、国から毎月10万円もらっても12.9%もの女性は解消できないとある。これはもう、本気でお勧めするが、こういう人は子供を持たないほうがいい。子供手当以外、何も良いことはないと言っておく。知らないようだが、子育てにおける不安とは経済的な問題だけではない。国から、つまり、顔も知らない国民から月10万も恵んでもらって尚、不安というなら、それはもう止めたほうが良い。自分だけ、自分のことだけ考えて、可能な限り人様に迷惑をかけないよう配慮して生きて死んでほしい。

しかも、ちゃんとした人はこれを聞いて呆れるはずだが、こんなことを言い出す人もいる。

<大和総研資本市場調査部は「現在の子ども手当の内容では、出産・育児の支援策として十分ではない。効果を高めるには、増額や期間延長などが重要だ」と指摘する>

これは、出会いカフェでブランド品を配る発想である。また、情けない話だが、出会いカフェの方に説得力がある。「店に女の子を集めるにはブランド品が必要」という論拠には説得力があり、実のところ、「ブランド品を配れば集まる」という事実が厳然としてあるからだ。しかし、この「子供手当寄越せ」さんたちは、いくら渡しても、例えば、次の選挙で自民党が50万円上げるョ♪といえば、そちらに投票するのである。残念。

また、読者諸賢、(こんなブログを読んでくれているw)女性陣には問うまでもなく、男性陣は、自分の嫁さんや彼女に問うてみればいいと思うが、誇りある女性はブランド品如きに釣られて怪しげな場所に出入りしたりしない。すなわち、ちゃんとした誇り高き母親は、民主党の目玉政策である子供手当なんぞ、「あるならあればいい。貯金するし」という程度にしかアテにしていない。というかむしろ、どうせ寄越すならば12億7千万円寄越せ?ああぁ?という、もっと恐ろしい女性であると思う(笑)。

こういう人たちは、普段からちゃんと切り詰めた生活を送り、ちゃんと計画性のある子育てをしているのである。無ければ無いで「我慢させるのも教育」と胸を張って言うだろう。

鳩山さんのところの由紀夫くんが贅沢三昧していても、ここであの明言が飛び出すのだ。

「余所は余所、家は家」

無論、これは反対からも言える。いくら隣の家の子供が貧しかろうとも、鳩山さんちの由紀夫くんからしても「余所は余所」なのである。そんなところの友愛ボンボンが「いのちをまもりたいのです・・」とか言っても、どこの国民かは不明だが「国民の生活が第一」と言っても、それは出会いカフェのコマーシャルと変わらぬ、空虚な言葉の羅列に過ぎないのである。だから、この友愛脱税の「言葉」というものを問題にしたところで、それはまるで「美人揃い!」と看板に書かれたピンサロに入って、そこに大いなる誇大広告の可能性があっても笑って済むように、何ら意味は無いということなのだ。

如何わしい店が客を入れたいから「巨乳」と書くのと、如何わしい政権が票が欲しいから「友愛」というのは同じことなのだ。看板に何と書いてあろうが、テーブルの上に置かれたメニューの値段がいくらだろうが、それらが一切、信用性に欠けるのと同じく、この友愛脱税の「言葉」は意味の無い文言なのである。

そして、それは日本国内においては常識ともなってきた。マスコミも「またブレた!」とかやり始めた。しかしながら、この友愛は外国に関することも言うから始末に負えない。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/100215/amr1002150131000-n1.htm
<「日本は今まで米国に依存しすぎていた」首相がまた問題発言>


自分は63歳になっても母親に依存しながら、日本国が軍事同盟国に安全保障を依存していることを馬鹿にするとは片腹痛い。たしかに日本における重要な問題ではあるが、この友愛だけは言う立場であっても資格がないはずだ。

偽りの看板や来店動機を強化するコマーシャルも、大人しくて金を持っている日本人客は笑って許してくれるかも知れんが、世界には洒落が通じない国もある。「儲かるからw」と安易に手を出した風俗業で痛い目に遭う人がいるように、小さな小さな己の世界観がどこまで通じるのかは知っておいてもらわねば困る。痛い目に遭うのは鳩山家だけではない。

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