忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

ガチコメ的「まいまいって、だれ?」

2008年12月11日 | 過去記事


ま・・・・麻生・・・




http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081211-OYT1T00596.htm
<麻生さん「テイマイ」、野党のヤジに皮肉で反撃>



ていまい=低迷 ×
ていまい=弟妹 ○



<首相は景気の「低迷」と言うべきところを言い間違ったが、すぐに正しく言い直した。野党から「テイメイだろ!」とヤジが飛ぶと、首相は苦笑いして、「こういうヤジしか出なくなると悲しいですな。もうちょっとレベルの高えヤジが聞けねえかな」と揚げ足をとろうとばかりする野党の姿勢を皮肉った。>



帝さん(ていさん)↓









タイ米↓










大島麻衣(まいまい)↓











マイマイカブリ↓













・・・・・。


な、なんか、クラウド先輩っぽいな・・・




・・・・。







きゅ、旧聞だが―――――

「蟹工船」がブームだったらしい。共産党員も20代~~30代の若者層が1000人とか増えたそうな。当店の社員には「大人なんだから本くらい読みなさい!!」という私だが、最初に言っておくが、コレはとくに読まんでよろしい。まあ、でも、読みたければ勝手に読みなさい。まったくお薦めはしない。私は読んでしまった(ナナメ・泣)。

1929年・・・小林多喜二という人が書いたプロレタリアート文学。つまり、「立ち上がれ!万国の労働者たちよ!!」という本なのだ。あらすじ貼るから、買ってまで読むなよ。


あらすじ~~(Wikipediaより)
<カムチャツカの沖で蟹を獲り、それを缶詰にまで加工する蟹工船「博光丸」。それは、様々な出自の出稼ぎ労働者を安い賃金で酷使し、高価な蟹の缶詰を生産する海上の閉鎖空間であり、彼らは自分達の労働の結果、高価な製品を生み出しているにも関わらず、蟹工船の持ち主である大会社の資本家達に不当に搾取されていた。情け知らずの監督者である浅川は、労働者たちを人間扱いせず、彼らは懲罰という名の暴力や虐待、過労と病気(脚気)で倒れてゆく。初めのうちは仕方がないとあきらめる者や現状に慣らされた者もあったが、やがて労働者らは、人間的な待遇を求めて指導者のもと団結してストライキに踏み切る。
しかし、経営者側にある浅川たちがこの事態を容認するはずもなく、海軍が介入して指導者達は検挙される。国民を守ってくれるものと信じていた軍が資本家の側についた事で、目覚めた労働者たちは再び闘争に立ち上がった。>


で、これが今現在の「派遣社員」や「フリーター」なんかと同じで、「我々は企業に搾取されているぅ!!」とか騒いでる連中の間で売れているとか売れていないとか。



で、支那共産党日本支部の中の人も怒ってるらしい。

http://www.asahi.com/politics/update/1211/TKY200812110248.html
<中途解雇への抗議「労働者の反撃」 共産・志位氏>

「労働者の反撃」www

<共産党の志位委員長は11日の記者会見で、企業による中途解雇や雇い止めに対して非正規労働者らが労働組合などを結成し、撤回を求めていることについて「労働者の社会的反撃が始まった。労働者が団結して不当な首切りから雇用を守る闘いが発展することは大事。我が党は今、労働者が反撃に立ち上がる流れに強く連帯して闘いを展開していきたい」と語り、積極支援する姿勢を強調した。共産党は派遣社員らの大量解雇を決めた「いすゞ自動車」など複数の企業に対し、雇用維持を訴える活動を展開している。>


いいから公明党を叩きなさい。それしか存在意義がないんだから。



そういえば少し前、「さるさる日記」で「コンビニの店員さん」について書いたとき、「弁当あたたたためましか?」とか書いたら某巨大掲示板でボロクソに叩かれていた(笑)。「収入を増やしたいなら転職するか、スキルを身につけて市場価値をあげなさい」という意味で取り上げたのだが、一部のキチガイの中の人にはムカついたようだ。


それが嫌で、共産党なんぞに担がれて「そうだ!労働者の反撃だ!」とか抜かしてアカい党員になる阿呆は、一度、世界地図でも見て「共産主義国家」を調べると良い。歴史に関する勉強にもなろう。朝日新聞以外の資料で確認してみろ。で、その国に「労働者の雇用維持」などがあるのか自分で確かめればいい。「社会的反撃」など企てた者たちが、どのような目に遭っているのか、遭ってきたのか知ればいい。

資本主義が優れているとか、民主主義が素晴らしいなどとは言わん。それでも社会主義国の現状をして、それよりマシだとも思わん。限られた制約の中で、最大限の努力をして、それで、さて、どーなのかを問えと言いたいだけだ。

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ところで、少しだけ話を変えるがな。


吉本興業の学校。大阪と東京にある「NSC」とやらの入学金は40万円。月謝は2万5千円だと。途中から年に2回、生徒募集を行っておる。合格率は99・9%とか言われる。

当然だ。商売なんだから(笑)。一度に500名募集するらしい。年に2回だ。さて、吉本は入学金だけで年間いくら儲かるでしょう。あ、合格率は100%で計算してね。はい、5秒で計算できた人は蟹工船から降りてね。いってらっしゃい!


一回2億円。大阪と東京が同じだとすれば8億円。

これに「女性タレント」とか「子供タレント」が加算される。ウハウハ。


今、その辺を歩いている若い男女に声をかけよう。そして、将来の目標を聞く。

コレは私の予想だがな。こんなんではなかろうか。

「エステシャン!」
「ネイルアーティスト!」
「わかりませぇん!」

「インテリアデザイナー!!」
「もちろん、公務員っす!!」
「わかりません!」


「じゃあ、僕は警察官になるよ!」

おーはら♪おーはら♪本気になったら??


とっとと就職しろ。(。-`ω´-)凸



コレまた、少し前だが、当店に「愛植男」(あいうえお)という若手芸人が働いていた。舞台も観に行ったし、事務所でネタをさせたこともある。ま・・・まあまあだった。

練習熱心だった。ネタを練り、とにかく「何度もやってみる」という努力家だった。年は20代前半。自分でギリギリまで頑張ったんだろう。彼は今、不動産会社で営業をしている。「夢」なんぞダラダラとしがみつくものではないと、彼は教えてくれる。せっかくの「夢」を、現実逃避の用具にしてはいけないという、彼からの警句である。

私の知り合いの芸人も、そこそこテレビにも出ているのに「芽が出なかったら故郷で就職する」と言い切る。「ケジメ」が目視できる状態にしてある。だから頑張れるし、他者から見れば「すごい」と感じる。素直に憧れるし、応援したくもなる。

先ほどの「NSC」の話もする。彼らは「人の夢」を馬鹿にはしない。心の底から「がんばって売れっ子になれればいい」と思っている。だから厳しい。芸に妥協させない。すると、だ。なんと「辞めてしまう」わけだ。

最近、映画に出演することが決まった舞台芸人は言う。


「遊びたいだけなんですよ、社会が辛くて逃げてくるんです・・・・。」


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更に話が飛びまくりで申し訳ないが、数年前、20代の若き社員が、当社の30代の役職を指してこう言っていたことがある。スタッフルームで女性アルバイトを前に、でかい声ではっきりと言っていた。忘れもしない。


「あんな奴、店長(当時は私)の犬やん。会社に飼われてるだけやん。小さい小さい、俺はもっとでかい男やから、あんな真似はできんねん。」


あれから数年。今、その餓鬼は、その「小さい」と小馬鹿にした役職者と同じ年くらいなはずだ。その当時、その役職者は二世帯住宅の一軒家と自家用車を持ち、弱ってきた嫁さんの親とも同居して面倒を見ていた。周囲の評価も高く、私からの信頼も得ていた。惜しまれながら退職することになったが、それからすぐに「再就職が決まった」と言いつつ菓子折を持って挨拶に来た。今現在は市の職員として働いているはずだ。ローンも終わったんじゃないだろうか。比して、その「でかい男」は何をしているか。


当時、当店で引っかけたアルバイト女性をキャバクラで働かせ、本人はギャンブラー気取りでパチンコ屋に入り浸っていると聞く。それもどうやら続かなかったらしい。当たり前だが、借金だるまになり、チンピラ同然の暮らしぶりである。さて、先ほどの役職者が「犬」ならば、いったいこの餓鬼はどういう動物になるのか。是非とも聞いてみたいもんだ。





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「誰かの所為」にした瞬間、何事においてもダメになる。

進学も就職も、恋愛も結婚も、だ。


およそ、すべからく「人生の分水嶺」において判断を下すのは己でなければならない。アドバイスは聞け。情報を集めてもいい。人のマネをしたっていい。ただ、それらはすべて、


自分が決めたこと




だと認識しておくべきである。もちろん、途中で止めるのも自分だ。自分で判断して、自分で決断して、自分で責任を取ればいい。中退も転職も、退職も離婚も、だ。



そして、


決めたことは精一杯やれ


と言いたい。今更、「くだらない会社だ」とか「つまらない男だ」とか「役に立たん嫁だ」とか「意味のない学校だ」と抜かしても始まらん。抜かしてるヒマがあったら、とっとと止めろ辞めろ。人生そんなに長くないはずだ。前に進める時間は限られておる。


負けた場合も同じだ。いくら怪我が深刻でも、ダメージが酷くても、立ち上がらないことは、その場で終わることを意味するのだ。アカい党員になっている時間はないはずだ。


足が棒になり、倒れるまで探せばいいではないか。ハローワークの常連になればいいではないか。私も足しげく通った思い出がある。毎夜、吐いて眠れぬ夜もあった。昼間の公園で空を見ながら泣いたのだ。もう、自分を雇ってくれる会社なんかないと絶望したのは、もう、8年前になる。何も言わない妻に「なんか文句があるのか?」と詰めよった情けない私も私自身であるのだ。だから、私は誓うことができる。



もう、絶対に、誰の所為にもしないと。



自分ではどうしようもないことがある。そして、それは往々にして少なくない。


だが、しかし、それでも、


自分で何とかするしかないのだ。


そう考えられるようになったとき、「人のありがたさ」は、ようやく・・・その身に染みるのだ。そして、その感謝の念から、人はまた、人のために強くなる。

2 コメント

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Unknown (たっきー)
2008-12-18 20:29:37

ちょwっおまww


本名とか屋号とかプライベートとか、何でも書くしwwwたっきー!!相変わらずで安心したが、ちょっとコメントに手を加えたことを了承してくださいというか、しろ!!!!ww




以下、たっきーのコメントね。↓






ご無沙汰しています (たっきー)

2008-12-18 19:02:17

どうも、ご無沙汰しています。
元、犬役職のたっきーです。

店で、お世話になった4年間(アルバイトを含めて)とても勉強になりましたし、それが現在の職場で生かされている事に感謝いたします。
今も民間のゴミ屋で働いていますが、回収作業以外に、集金、見積もり、データ管理、営業など、幅広く任されるようになってきました。


当初、昔からいる社員の中にはあまり好ましく思わない人や、外を知らない「バブル」の人達が、間接的な嫌がらせや、言葉の攻撃とかありましたが、店での事を思い出せば軽いもので、丸く収めました。

本文にある「犬」と呼んでいた「でかい社員」は誰が言ったか、見当はつきます。
それにしても「飼い犬」とはやはり小さかったと思います。
「忠犬ハチ公」と呼ばれた方が本望でした。
人の下で忠義に働く事により啓発出来ることを理解していましたし、その感動を部下に伝えたかったのですが、やはり正念が足らなかったのか、そんな視点でしか見られてなかったのは、やはり力不足だったと後悔します。

本文にあった家の事情はと申しますと、今でも嫁のお父さんとお母さん娘二人、元気で暮らしています。
当初、嫁の妹も同居していたのですが、現在では、婚約者と二人外で暮らしています。
彼氏も創価学会らしく、我が家みたいに宗教でもめる事はないだろうと安心しています。
嫁のお母さんはパーキンソン病を患っていますが、薬の量を増やし何とか頑張っています。
お父さんは両膝に人工間接を入れて、つい最近アルバイト復帰を果たしました。
家のローンはと言いますと残り28年程残っていて、まだまだ先は長いです。

部長のブログは毎回拝見しています。
ご活躍を見るたび、勉強し、元気、勇気を与えてくれます。時より「ひやっ」としますが。


(中略ww)



「冨永店長昇格おめでとうございます。」と出来れば伝えてください。それと転勤先で、かばってくれたのをいまだに覚えていますと。

「工作員K」さんは頭痛持ちであったと思います。今もよく起こるようであればストレッチを進めます。背筋も伸びて姿勢も良くなりますし、血流も良くなり体も温まります。多少なりとも緩和されるかもしれません。



(略ww)


これからも体には十分気をつけて頑張ってください。
影ながら応援しています。
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Unknown (久代千代太郎)
2008-12-18 20:33:08

こ、コメントくれてありがとう・・



たっきー!元気そうで何よりだ。たまには店に顔出せ。飲みに連れてってやるぞ!



家族の方も元気そうで何よりだな。



いやぁ、たっきーの額に汗たらして頑張ってる姿が目に浮かぶ。無理せず、ぼちぼち、行こう。ローアルコールのビール飲もうww


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