おはようございます。株式会社ギアボックス ブログ担当『T』でございます。
先日、酒田市内のテナントビルの塗装工事が完了致しました。
そこでご採用いただいた塗料が 「TOTOハイドロテクトカラーコート 「ECO-SP」」です。
「ECO-SP」 は以前ブログでご紹介しました 「ECO-EX」 の弟分、といった塗料です。
「ECO-EX」 と 「ECO-SP」 の違いは 「遮熱性能」 と 「耐久性能」 の差で、光触媒性能
(セルフクリーニング効果、空気浄化効果)に違いはございません。
どの塗料でも大体同じですが、塗装工事の作業工程として、①下地調整 ②下塗り
③中塗り ④上塗り がございます。
下地調整(外壁の洗浄、ひび割れ等の補修、シーリングの打ち直し)、下塗り(中塗り
塗料の乗りをよくしたり、下地の強化や調整の役割があります)の後に、中塗り塗装
を2回行います。
中塗り作業。
この作業を2回行った後に上塗り作業があります。
上塗り作業。
この上塗りにより静電気が溜まりにくくなるため、ちりやホコリがつきにくく、光触媒
作用により生み出される「太陽光(紫外線)による汚れの分解力」と、親水性により
「雨が汚れを洗い流す」セルフクリーニング効果をもたらします。
なお、上塗り作業の写真を見るとブルーに塗装しているようですが、本来の上塗り
塗料の色はクリア(無色)です。
これは、塗り忘れ、抜け等がないようにブルーに着色されていますが、塗装後の
乾燥に伴い、無色透明に変化していきます。
ですので、中塗りの塗料の色が最終的な外観色となるわけです。
上塗り作業の様子を動画でご覧いただけます。
ご覧いただくとブルーからクリアに変化していくのがお分かりになると思います。
塗って1分もしないうちに色がどんどん薄くなっていきます。
動画はこちらから → 『GB-ハイドロテクトコート施工風景』
塗装前と塗装後の写真をご覧ください。
塗装前
塗装後
正面と向かって右側面の白い塗装部分に「ハイドロテクト」を使用しています。
アクセントになっている左側面のブラウンの部分は一般的なアクリルシリコン系塗料です。
塗装前
塗装後
白だと汚れが気になって ・ ・ ・ と白い外壁をあきらめていた方には、塗り替えの際に
選択肢のひとつに加えていただきたい塗料のひとつだと思います。
もちろん塗料色は白だけではございません。どの色でも塗りたての鮮やかさをわずかな
メンテナンスで長く楽しめるのがこの塗料のポイントです。
それでは今回はここまで。ありがとうございました。