昨夜出来事

夕方職場で食事をしている時二人の女性がドアを開け入ってきた。
手には書類を持っていた。
小生に向かって二人のうち年上から明日朝５時１５分にゲートを開けてほしい・・・という要望だ。
小生の目の前のテーブルには乱雑に置かれた夕食のお弁当の数々がある。
食べている最中だから彼女達から後にしますと言ってほしかったがそんな言葉が出なかった。
むしろ私の食べていることにはお構いなしだった。
小生のことより自分たちの言い分を主張したかのだろう。

２４時１０分私にとってはもう夢の中で気持ちよく寝ていた。
入口のドアをたたく音がした。
気がついたがその音は一度だけだったから知らぬふりをして布団から起きようとはしなかった。
しばらくして反対側の窓をあけ中庭から先のロビーを見たが何も変化がないいつもの見慣れた様が見えたからまた布団に入った。
すると今度は電話が鳴る。
こんな夜遅く何だろうか睡眠が大事とばかり電話をそのまま鳴っても取らずにいた。
しばらくベルの音が１０回位鳴った。
電話が切れてまた又しばらくして鳴ったが今度はすぐに切れた。

またドアをたたく音がした。
今度は布団から離れて締め切ったドア越しに小生が部屋から何でしょうか声を出す。
外の男性がカギを開けてほしいと言ってきた。
鍵は駐車場のゲートのことだ。
私は鍵がかかってないことを男性に告げすぐに布団に入った。