
小林です。 ブログの注目ワードにサイファの文字があって驚いた。何故、今?という疑問は置いておいて。読みましたよ、何度となく。小林、10代だったと思います。読み返しては泣いて、大好きで大切な作品でした。今も同じ。子どもだったから、正直、あの作品に描かれた状況の過酷さと、登場人物たちが選択した答えの大きさを、正しく理解は出来なかった。今、改めて思うと…生きていくことの業と救済を、人の罪とその赦しを、あんなふうに描けたなんて。ああ、何て言ったらいいのかしら。演じてみたいなぁ…。 あれから20年近い時間が流れたのに、思い出した瞬間にどうしようもなく悲しくて苦しくて、それでも「生きよう」と力強く励ましてくれる、私にとってはそんな作品です。ビッグママの歌うゴスペルが、私には今も聞こえます。全ての人と出来事に、深く強く感謝します。もうすぐクリスマスですね。