けんいちの読みもの

好きなものについて書きたいことを書きます

●結果追記●チューリップ賞・オーシャンS・弥生賞ディープ記念

2020-03-07 13:00:00 | 競馬予想
チューリップ賞 的中!
◎クラヴァシュドール(2着)
◯マルターズディオサ(1着)
▲スマイルカナ(7着)
△ウーマンズハート(6着)
×レシステンシア(3着)

チューリップ賞はスローで先行馬の穴が多いレースですが、レシステンシアという強力な先行馬がいてどうなるでしょうか。
せっかくなのでレシステンシアが負ける馬券も買ってみようと思います。


オーシャンS 的中!
◎ナックビーナス(2着)
◯レジーナフォルテ(8着)
▲カッパツハッチ(6着)
△ダイメイプリンセス(7着)
×ダノンスマッシュ(1着)

G1ホースがキッチリ勝つような年がほぼ無いので、タワーオブロンドンをどう扱うか、ですが・・・まあ消しておきましょう(笑)


弥生賞ディープインパクト記念 的中!
◎サトノフラッグ(1着)
◯ワーケア(2着)
▲ブラックホール(4着)
△オーソリティ(3着)
×ウインカーネリアン(8着)
×パンサラッサ(9着)

スロー予想。サッと動けないワーケアは少し不安があるかも。何か逃げ穴になるような気もするのでヒモ荒れに期待します。


雑談② 新型コロナウィルスってさあ。

2020-03-06 05:00:00 | 雑談
日本全国に激震が走っている新型コロナウィルスによる感染症の騒動。
3/2からは政府による全国一斉休校がアナウンスされ、各方面に余波が及んでいることでしょう。

現在新型コロナウィルスは日本全国で1000人以上(3/5時点)の感染者がおり、12人が死亡しています。


感染症といえばインフルエンザが一番身近だと思いますが、インフルエンザって、いったいどれくらいの感染者がいるのでしょうか。

・・・と、調べてみると、年間で1000万人を超える年もあり、流行の時期である1月、2月が大半を占めています。

さらにインフルエンザは昨年1月、2月で2700人余りが亡くなっているのだそうです。


◆コロナ
感染者 1000人ちょい
死者  10人ちょい

◆インフルエンザ
感染者 数百万人
死者  2000人以上


・・・この差よ。

今、これで全国の小中高校が休校になっているわけですね。

インフルエンザ等は流行すると、学級閉鎖や休校となるケースがありますが、全体の20%(40人のクラスだと8人ぐらいですね)の感染者が出た場合にそれらの措置が取られることになっています。

インフルエンザと比較してコロナウィルスの方が致死率が高い、ということもあって現在の措置が取られているのでしょうけど、個人的にはちょっと騒ぎすぎのような気がします。
WHOもコロナはインフルほど感染力は高くないが、致死率はインフルよりも高い、としていますね。

逆にこれだけ政府が騒ぐというのは何か理由があるのではないか?とさえ思います。おそらく東京五輪もその理由の一つなのかなあ。

というか、これだけコロナ騒ぐんならみんなもっとインフルにも気を付けたほうがいいんじゃね、というのが率直な感想ですねーw

とにかく感染された方の一日も早い回復と、みなさまの日常が戻ることを願う次第です。


今日はこの辺で。

将棋 基礎知識

2020-03-05 22:00:00 | 将棋
今日は需要など無視して(ここ重要)、将棋界の基礎知識を書きたいと思います。


〇棋戦
まずは日本将棋連盟が主催する棋戦について書きます。

・タイトル戦
プロ棋士の「タイトル」は全部で8つあります。
棋戦を勝ち抜いた挑戦者とタイトル保持者の番勝負は年に一度行われます。

    (2020.03.05現在の保持者)
竜王戦 豊島将之
名人戦 豊島将之
叡王戦 永瀬拓矢
王位戦 木村一基
王座戦 永瀬拓矢
棋王戦 渡辺明
王将戦 渡辺明
棋聖戦 渡辺明

このタイトルの並びは賞金順で、そのままタイトルの格となっています。
かつては7大タイトルでしたが、2017年から叡王戦がタイトル棋戦として設定され、2018年の7番勝負で高見泰地六段(当時)がタイトルとしての初代叡王となりました。
数あるタイトルのなかでも、特に竜王と名人はやや抜けた感じがあります。そのことが感じられるのは、タイトルを複数所持している場合。
例えば叡王、棋王を所持していれば「〇〇二冠」と呼ばれますが、名人が加わって三冠となった場合「〇〇名人」と呼ばれることが普通です(竜王も同様)。竜王と名人を同時に持つと「〇〇竜王・名人」となります。
今、とよぴーこと豊島さんが史上4人目の竜王名人となっています。

まとめると3/5現在のタイトル保持者は
豊島将之竜王名人、永瀬拓矢二冠、木村一基王位、渡辺明三冠の4名となります。


・最年少タイトル獲得

藤井聡太七段の活躍が話題となっていますが、これまでのタイトル獲得の最年少記録は屋敷伸之九段の「18歳6ヵ月14日 」挑戦は同じく屋敷九段の「17歳10ヵ月24日 」となっています。実は藤井七段はもう17歳。今年の7月で18歳になります。
「最年少タイトル挑戦」の可能性が残されているのは現在決勝トーナメントが進行中の棋聖戦のみとなります。(しかし普通に決勝トーナメントに残っていて、しかも挑戦まであと3勝まで来ているってすげえw)
「獲得」まで広げると棋聖戦、王位戦、王座戦、竜王戦の4棋戦となります。(てか王位戦は挑戦者決定リーグ入りして白星スタートしてるってこれもすげえw)


・最年少名人

名人戦はリーグが分かれていて、最上位のA級で1位となった棋士が名人に挑戦するという方式です。プロデビューはC級2組からですので、C1、B2、B1、A級とストレートで昇級しても最短で5年かかることになります。
最年少名人の記録を持つのは谷川浩司九段で、なんと21歳。中学生でプロ棋士となり、初年度こそ昇級を逃したものの、あとは全てストレートで名人まで登り詰めています。
藤井七段は昨期1敗して昇級を逃し、今期は全勝で昇級を決めて来期B級2組です。ここからますます相手が上位となるなか、負けられない戦いになっていきます。


・通算獲得数

羽生善治 99
大山康晴 80
中原誠  64
谷川浩司 27
渡辺明  23

一つ獲得することでもとてつもなく大変なタイトルを、99期も獲得している人がwww
ほとんどの棋士が「0期」で終わるなか、この人たちはまさに天才中の天才と言えるでしょう。
羽生さんは通算100期という大記録が掛かっていますが、達成できる保証は全くありません。今の将棋界の拮抗した状況や、コンピュータでの研究を含めた情報の勝負であることを思えば、その棋戦でただ一人の挑戦者になることは本当に難しいことなのです。
それにしてもこれまで、どんだけ抜けて強かったんや、という感想に尽きますね・・・w




【名馬物語】第3回 セイウンスカイ

2020-03-04 12:00:00 | 名馬物語
名馬物語第3回は セイウンスカイ です。



[廃用種牡馬の産駒]

父シェリフズスター 母シスターミル(母の父ミルジョージ)
美浦・保田一隆厩舎 芦毛 牡

セイウンスカイの父、シェリフズスターはイギリスで走り、競走馬としてG1を2勝し、引退後は種牡馬として西山牧場にやって来ました。4年間で200頭余りの産駒を送り出したものの全く活躍馬を出すことができず、牧場の経営状況の関係もあり「廃用」となってしまいました。
残された仔の中から現れたのがセイウンスカイです。

セイウンスカイは新馬戦(芝1600m)で16頭立ての5番人気と、注目度は高くありませんでしたが、2着に1秒の差をつけ圧勝します。
続くジュニアC(芝2000m)でも11頭立ての3番人気でしたが、またまた5馬身差で圧勝。若手の徳吉孝士騎手とともにクラシックの登竜門、弥生賞に向かいます。
弥生賞は父ダンシングブレーヴ、母グッバイヘイロー(米G1 7勝)のキングヘイローが1番人気、父サンデーサイレンスできさらぎ賞勝ちのスペシャルウィークが2番人気となり、セイウンスカイはそれに次ぐ3番人気でした。レースはゴール寸前でスペシャルウィークに差されて2着に敗れましたが、クラシックの有力候補であったキングヘイローには先着し、さらに評価を上げました。

皐月賞に向かうことになったセイウンスカイですが、実績の無かった徳吉騎手は降板。横山典弘騎手に乗り替わりとなりました。勝負の世界である競馬では、時として非情とも思える決断が下されます。ジョッキーは悔しい経験を重ねて、自らの技術を磨き続け、信頼を勝ち取っていくしかありません。

当時の皐月賞は開催の週に内の仮柵が外され、「グリーンベルト」と呼ばれる馬場の荒れていないルートがインコースに出現していました。先行集団につけたセイウンスカイはこれを見事に生かし切り、追いすがるキングヘイロー、スペシャルウィークを抑えて優勝。クラシック第一冠を制しました。
「廃用となった父の仔が良血馬を尻目にクラシックを勝つ」というドラマが生まれました。



[ダービーから充実の秋へ]

皐月賞は2番人気に押されて制したものの、ダービーでは3番人気と人気を落とす形になりました。これは前述したグリーンベルトが皐月賞で有利に働いたとみられたこと、脚質や血統的にキングヘイロー・スペシャルウィークが東京の2400mで伸びしろがあるとみられたこと等が考えられます。
競馬好きで知られる明石家さんまさんはこのレースの予想が◎スペシャルウィーク〇キングヘイローで、杉本清さん、井崎脩五郎さんらと同じ印であったことについて「競馬のことを知っている人は絶対こうしている」と語っていました。

レースではデビュー3年目でダービー初騎乗の福永祐一&キングヘイローがハナに立つという意外な展開となり、ハイペースで進行。セイウンスカイは番手から進めますが、直線ではスペシャルウィークらに一気に交わされ、離れた4着に敗れてしまいます。
「3強」と呼ばれた98年クラシックは、スペシャルウィークが圧勝でダービーを制し、頂点に立ちました。

セイウンスカイは秋初戦に古馬との混合戦となる京都大賞典を選択しました。菊花賞のトライアルレースである京都新聞杯を選ばなかった理由は、セイウンスカイが抱える「ゲート入りの不安」があったためです。万が一、京都新聞杯でゲート再審査になった場合、一定期間出走が不可能となり、菊花賞に間に合わなくなることが考慮されたのです。
京都大賞典はメジロブライト、シルクジャスティスら強力なメンバーが揃っていましたが、横山典騎手が絶妙な逃げでこれらを完封。同日東京競馬場では毎日王冠が行われており、サイレンススズカとともに両メインレースが「逃げ切り」という結果でした。

菊花賞は、京都新聞杯でキングヘイローを下したスペシャルウィークが1番人気。セイウンスカイは2番人気に押されました。
スペシャルウィークはレース前半で引っ掛かる面があり、後方で折り合いに専念して構える形に。セイウンスカイは前半から単騎逃げで軽快にリードして進めます。スペシャルウィークは折り合いはついたものの、今度は勝負所での反応が悪くなり、4コーナーで離した距離は、気分よく進めたセイウンスカイにとってセーフティリードでした。
3000mの菊花賞で逃げ切りという結果は何と38年ぶり。さらにレコードタイムのおまけまでつけ、セイウンスカイは二冠馬となりました。
後の「武豊TV」でこのレースが回顧され、武豊騎手は「引っ掛かるのを恐れて抜きすぎた」「失敗作」とし、横山典騎手は「豊が失敗してくれたから勝てた」と振り返っていました。



[雑草二冠馬の戦い]

セイウンスカイは有馬記念に駒を進めますがグラスワンダー、メジロブライト、ステイゴールドに次ぐ4着。
休養明けの日経賞を快勝しますが、春の天皇賞では菊花賞での反省を活かしたスペシャルウィークに早めに来られて3着。武豊TVの中で横山典騎手は「同じ失敗はしてくれない」と振り返りました。
札幌記念では逃げ・先行にこだわらない形のレースを選択し、見事に「差し切り勝ち」。
1番人気に押された天皇賞・秋ではゲート難が顔を出し、5着に敗れます。しかし一瞬の切れ味ではなく長く脚を使うセイウンスカイにとって、2000mのレコード決着の競馬で0.5差の5着ならば、地力を証明しているとも思います。

ところがこの後、セイウンスカイは屈腱炎になってしまいます。
屈腱炎は完治が難しく、復帰しても競走能力に大きく影響してしまうことが多く競走馬の「不治の病」とも言われます。

セイウンスカイを何とかもう一度、ターフに

この思いから1年半もの長期休養を経て、天皇賞・春で復帰します。結果は大差の最下位となりましたが、無事、G1の舞台でハナを切る姿をファンに見せてくれました。
宝塚記念への出走も目指されましたが、脚部に不安が出たためそのまま引退となりました。


[引退後]

種牡馬となったセイウンスカイには廃用となった父の分まで期待されましたが、目立った活躍馬を送り出すことができませんでした。
セイウンスカイの馬主である西山氏は、自家生産のG1ホースであるニシノフラワーにも一度だけセイウンスカイを配合しています。ニシノフラワーに配合した種牡馬はブライアンズタイム(2度)、ラムタラ、ダンシングブレーヴ、タイキシャトル、パントレセレブル、アグネスタキオン(2度)。どれも超のつく名馬です。その中で実績もないセイウンスカイは明らかに見劣りますが、夢を追いかけて種付けされたことがうかがえます。

結果、ニシノミライと名付けられた牝馬は残念ながら未勝利のまま引退。本当に勝負の世界は厳しいです。

しかし繫殖牝馬となったニシノミライの仔は勝利を挙げます。さらに初仔のニシノヒナギクは未勝利で引退したものの、繫殖牝馬としてニシノデイジーを産んでいます。
セイウンスカイのひ孫が札幌2歳S、東スポ杯を連勝。クラシックにも出走し、ダービーでは5着に頑張りました。菊花賞ではルメール人気もあったでしょうが、2番人気に押されました。まだ現役のニシノデイジーには頑張ってもらいたいものです。

「ブラッドスポーツ」と呼ばれる競馬は、優れたエリートのみが勝ち残っていく構図が基本的にはありますが、その中で生まれる血のドラマにも注目すると、また一歩深く競馬を楽しめると思います。


●結果追記●阪急杯、中山記念

2020-03-01 14:00:00 | 競馬予想
阪急杯
◎ライラックカラー(13着)
◯ダイアトニック(3着)2位入線降着
▲ラヴィングアンサー(9着)
△クリノガウディー(7着)
×アンヴァル(16着)
×スマートオーディン(4着)


開幕週で高速馬場です。力ならダイアトニックでしょうけど、京都のタフなコースでいいパフォーマンスを見せている馬なので、位置取りが悪くなると取りこぼす可能性はありそう、ということで◯。
◎はライラックカラーにしました。とにかくしまいの脚がしっかりしている馬。前走は1200で勝っていますが、元々1400で走っていた馬で前走は後方からのレースになりました。スプリント戦を経験したことで追走が楽になって好位が取れればチャンスはあると思います。
▲はラヴィングアンサー。1200路線でちょっとスピードが足りないダイワメジャー産駒、なんてこのレースにピッタリのような気がw全然人気無いですけど1400実績もあるし、狙い目だと思います。
△はクリノガウディー。スクリーンヒーロー産駒はタフな馬場でも結果出していますが、グァンチャーレのように高速決着でも案外苦にしない印象。マイナス体重で仕上がっていればチャンスあると思います。
フィアーノロマーノはパワータイプで高速決着になるとどうか?ということで軽視です。


中山記念 的中!
◎ダノンキングリー(1着)
◯ウインブライト(7着)
▲ラッキーライラック(2着)


好メンバーですね。◎はダノンキングリー。毎日王冠の強さがかなりインパクト強くて、ここでは抜けているんじゃないかと思っています。
昨年のようなスローで後方になりすぎるとどうか、ですが元々好位でレースできる馬なので、崩れることは考えにくいかなと。
◯はウインブライト。ご存知の通り中山1800の鬼です。4番人気なら買えますね。
▲はラッキーライラック。マルターズアポジーとの兼ね合いでどういうレースをするか。エリザベス女王杯のように溜めるレースだと切れ負けの可能性はありますが…
インディチャンプとペルシアンナイトはワンターンのコースで買いたいと思うので今回は消します。


すみれS
◎アリストテレス(2着)
◯エカテリンブルク(3着)

切れない馬たちのダービーに向けた戦い(笑)
けっこう粒ぞろいで面白そうです。


以上になります。
みなさま、グッドラックです。