3日目
ガンジス川のあるワラナシへ飛行機で向かいます
↓ホテルの窓からの眺め
↓野犬、だろうなあ
↓初日に空港からホテルに向かう車が、この路地に入っていった時は焦りました
インディラガンディー空港(デリー)から国内線で出発です
インドでは、象は世界を支える存在として描かれている神話があるそうです。
ヒンズー教には、象の頭を持つガネーシャと呼ばれる神様がいます。
仏教ではガネーシャが由来の歓喜天という守護神がいます。白い象は釈迦の化身とされています。
一方英語で「white elephant」は「維持費のかかる、煩わしいもの、無用の長物」を意味するそうです。大食らいで物を踏み潰すが、それでも無限にできない事からだそうです。原子力発電所にも使われるとか。面白いです。
と客観的に宗教の垣根をこえて考える日本人っていったい。。。
ドライな日本人が熱量をあげるには宗教が必要なのかな!?
↓えっとこの機内食は、草食動物のエサですか?●●●ですか?
一口食べたら、やっぱりマサラ〜
ワラナシ空港に到着
迎えに来てくれたガイドさんと車で移動します〜
ちなみに日本車のスズキを多く見かけました。
↓普通に牛。牛、モウ慣れました。牛かな?馬かな?ロバかな?みたいな
↓昼ごはん。ターリー(大皿)ではなかったのでノルマがなくホッとしましたが、
味はほぼ同じ ガイドさんは隣のテーブルで手で食べていました。ご飯を小さくつまみながら手で食べている人も見かけました。小学生の頃初めて聞いた時は「インド人はご飯を手で食べるらしいよ〜きったね〜」と言っていた覚えがありますが、全く自然でした 百聞は一見にしかず。真実を知るって難しい。
↓車に飾られた写真や飾りも宗教チックです。
↓転勤でインドに来たら、こういう建物に住むのだろうか。。。など考えるママ
バラナシ&サルナート観光 スタートです
サルナートはブッダ(釈迦)が初めて説法をした所で、仏教徒にとっての聖地。苦行を終えたブッダは、当時多くの宗教者が集まっているワラナシを目指し、郊外の鹿野苑(現サールナート)に着いた後、かつて一緒に修行をしていた5人の修行者と出会い、真理を初めて語りました。耳を傾けたのはこの5人と森に住む鹿たち。その後仏教は世界へと広まりました。日本でも神社や寺に鹿がいるのは、このことから!?と驚くママ。
「サールナートはのんびりした所で、静かな村の中にチベット僧院、日本寺、中国寺などが建っています。仏教の村らしい平和な雰囲気が漂っています。」とガイドブックにありましたが、確かに後から言われてみればそうでした
↓日月山法輪寺(日本寺)落ち着くわ〜とホッと一息
↑寝てるタイっぽい
ムールガンダクティ寺院
↑ガイドさん
中には壁いっぱいにブッダの生涯を描いた壁画がありました。
なんと戦前に日本人画家、野生司香雪(のうすこうせつ)が仕上げた作品
(↓ これらの写真を撮るなら有料とのことでした)
他にも中華佛寺や、チベット僧院にも行きました。
ブッダが5人の修行者に教えているモニュメントなどもありました。
ダメーク・ストゥーバ
↑ ダメークストゥーバ アショカ王により6世紀に建立。
「ストゥーバ」とは、ブッダが亡くなった後に、弟子や信徒が遺骨を、土を盛った塚に納めて、崇拝の対象にしたのが始まり。この言葉は日本にも伝えられ「卒塔婆(そとば:墓地で供養の為に立ててある板状のもの)」や五重の塔などの「塔」の起源になっている
↑ 僧院の跡など
↑奥に見えるのは信徒の集会(というのかな)。広々とした芝生が美しかったです。
しかし遮るものがなく、暑かったです
車で移動。
↓ガイドさんがテレビ塔と言っているように聞こえましたが、本当かな?
タイでも思いましたが、ガイドブックに掲載されているような詳しい説明をその場で理解するのはなかなか難しいですその場ではわかったつもりでも、後からガイドブックで事実を知って、そう言えば言ってたな〜そういう事か〜とわかります。予習をして行けば良いのでしょうがそう思うと我が家のガイドさんは簡単だろうな
ガイドさんは日本に来たことがないそうです。いつか日本に行ってみたいとおっしゃっていました。些細な会話でしたが、日本語を勉強されてお仕事をされている方にこのように言われると、物事の大切さについて深く考えさせられました。
そして日が傾いてきました。
いよいよガンジス川に向かいます。
人でごった返してきました。
今までも雑踏がすごかったですが「THE混沌」きたー!と言った感じです。
車から降りて、歩いて向かいます牛やら人やらバイクやら、大変な事になっていますが、、ちゃんと一方通行
↓ずんずん歩くガイドさん(紺のチェック)
ガンガー(ガンジス河)
ヒマラヤの水を集めたガンガーが悠々と平原を流れる。3000年以上の歴史をもつヒンズー教最大の聖地。河そのものが神格化された女神としてあがめられている。聖なる水で沐浴すれば、全ての罪は清められ、ここで死に遺灰がガンガーに流されれば、輪廻からの解脱を得る。ヒンズー教にとっての最高の幸福といえる。年間100万人を超える巡礼が訪れ、その中にはここで死ぬのを目的にしている人さえいる。ガンガーを全身で感じることは、魂に触れる経験として忘れられないものになる。
↓見えてきました、ガンガー!
なんでこんなに人が多いんだと思ったら、日没時にヒンズー教のプージャー(礼拝)が行われているそうです。プージャー見学だったのね、とこの時に気づくママ
ガイドさんが河側にあるボートを勧めてきました(↑ガイドさんとボート屋さんが交渉中)。外国からの観光客はどうやらボートからの見学がお勧めのようです。もちろんボートとママと娘は思っていましたが、パパが断り。。。
現地の方々に混じって体育ずわり ちなみにインドの方々は、体臭や香水くささは無く無臭でした(失礼ですが、意外)。インド人の後頭部をガン見(笑)。皆さん綺麗に整えられて艶があり色とりどりの衣服で素敵でした。対して我が家の方が、疲れ切った顔でヨレヨレだったと思います
地面は水なんだか牛のおしっこなのかわからない様な水たまりがあったり、血液があったり。。。熱気はすごいし、ママ&娘でグロッキー状態
でも、周りの方々はみんな嬉しそうで、生き生きとした良い顔をされていて、インド素敵だなと思いました
こっちは終始グロッキーで若干意識が飛んでます
そして始まりました、楽器の音に合わせ、燭台の火を掲げて祈りを捧げます。
人で囲まれて劇場のようです。結構なイケメン達が揃っていました
いや〜インド人は堀が深くて、身だしなみもパリッとしていて、姿勢も良いし
中には修行僧のようなガリガリな人もいましたが、体格も良いし、かっこ良い人が多かったです
礼拝が終わり、車へ戻り、ホテルへ戻ります。
ガイドさんが車を探すため少し離れた時に、家族3人が若者数人に取り囲まれました
スマホを手にしています。何事かと困っていたら、ガイドさんがすましてやってきて、日本人は珍しいから写真を撮りたかったんだよ、と説明してくれました。
珍しく現れた日本人がこんなにグロッキーな表情で写真を撮られてしまったーと本気で後悔しましたもしインド国内で拡散されても、まっいっか(笑)
遅くなりましたがホテルの食堂で夕飯を出してもらいました。やはりターリー
明日は帰る日なのではっきり言います。もう無理です〜マサラ〜&かたいナン〜
娘は粉末状の「おーいお茶」を持って行き、ミネラルウォーターに混ぜていましたが、正解でしたそんな娘も「お腹がゆるい」と申告。香辛料が原因だと思われます。ママはあまり食べなかったですが、娘はけっこう食べていたからなぁ。明日が最終日でまだ良かったね。
宿泊ホテルは「ニューテンプルタウン」。今気づきましたがこの名称わかりやすいです昼間に荷物を置きに立ち寄りましたが、その時にピンポーンと老人がいらっしゃり、「シャワーの栓を開けさせて」と言われましたが、パパが急ぐからと言って断ってしまいました。老人に「ノープレゼントよ」と怒られ、そして夜、やはりシャワーが使えず、フロント他、業者の皆様にご迷惑をおかけし、お湯を出していただきました
今日もバタンキューです