ママ日記~パーシモン!編☆

  小田急線柿生駅での生活が楽しい☆ 娘が幼稚園の頃からはじめたこのブログ。もう高校生です♪

インド旅行 4日目 最終日

2018-08-18 16:52:25 | お出かけ 旅行

4日目 最終日

ガンジス河沐浴見学へ
日の出前に出発です。



昨夜、プージャーで訪れた場所へ。昨夜の喧騒とはまた違う雰囲気でした。
途中ガイドさんが店の人に声をかけられたようで「チャイ飲む?」と聞かれましたが、遠慮しました。この時間にモーニングコーヒーならぬモーニングチャイを飲むのも楽しみの一つだったのかもしれません。思わず口にするのが怖かったので断りましたが、最終日だったし、ガイドさんを信じて飲んでみれば良かったかな。
ガート(川岸に設置された階段や足場。巡礼者の沐浴の場や洗濯場として用いられている)へ到着。小型のボートに乗り込みます。昇る太陽が素晴らしいです。




↑ ヒンズー教の神様、ガネーシャ。商売と知恵、学問の神様。象の頭を持つ。ちなみにお母さんが集めた垢からガネーシャは生まれていますインド神話興味あるわー


↑日本人か韓国人と思われる女性が、一人ボートを貸し切り、写真撮影に向かうようです。颯爽としていて、かっこ良かったです


見所の84ものガートのなかには、ヒンズー教徒の火葬場もあります。灰はガンガーに流されますが、十分に人生を経験していない子供と、すでに人生を超越しているとされる出家遊行者は火葬されず、石の重石をつけて河の深みに沈められるそうです。旅行前に読んだ少し古いインドの本では、ガンジス河にはいろいろな物が浮いていると書かれていたので、一番ハラハラしましたが、何も浮いておらず、きれいでした。


↓ ガンガーに捧げるを準備。
風で火をつけるのが難しく、他国の方々とワイワイ協力しあいました。


遠くに見えた火葬場では煙があがっており、煙の近くでは遺族らしき人が見守り、運んで来た担架が立てかけられていました。「焼けるのを待つ遺族だけでなく、燃え残りを狙う野良犬や、迷い込んできた白牛もこれを見守っている。その向こうで(陸から見たガンガーでしょう)、やがて生あるものすべてを飲みこむガンガーが無表情に流れ続けている」と本にありました。魂に触れる経験とはこの事だなと、感動しました。



日がすっかり登り明るくなって来ました。ボートで戻ります。


↑「久美子の家(右、日本語で書かれています)」。東京出身の久美子さんは訪日中のインド人の芸術家と知り合い、1977年頃に結婚しインドに渡りました。インドに疲れた久美子さんは、自宅を宿にすれば日本人と話せてさみしくないと、1982年頃に宿を開業されたそうです。90年代後半には「猿岩石(有吉さんね)」のバックパッカーの番組の影響で最盛期を迎え、一晩で60人ぐらい泊まっていましたが、現在は10人ほど。検索をすると破格な値段で、強靭なバックパッカー向けなようです 現地の巡礼者が行き来し、もっとディープなインド、ヒンズー教、を見たいチャレンジャーな方向けのようです。インドの地、しかもこの一番宗教色の濃い場所で生きてきた久美子さんは、凄すぎます。インド人に恋をし(カッコいいですからわかります)、インドのカオスに疲れ、インドで生き抜くその強さ。波乱万丈な生涯のお話を聞いてみたいです。


↑ブルーの神様は、シヴァ神。ヒンズー教の最高神。ヒンズー教には⑴創造 ⑵維持 ⑶破壊の3大神様がいます。宇宙を作り、維持し、そして破壊するというサイクルで世界が回っていると考えられています。なんだか企業サイクルみたいです シヴァ神は⑶の破壊担当です。長男ガネーシャの首を跳ねて、とってきた象の頭を付けたという神話がありますインド神話読んでみるわー
容姿はおでこに第3の目があり(ヒンズー教既婚女性がつけるビンディとは関係ないそうです)、三日月の飾りを付け、虎の皮をまとっているそうです。

ボートを降りると、早朝よりも沐浴をする人が増えています。
我が家は手だけ入れてみました。
洗濯をする際に、使う水をわざわざガンガーから運んできて衣服を清める人もいるそうです。


車へ戻ります。早朝よりも少し人が増えました。
↓ 子供のミルク代を恵んで欲しいとパパに乞う女性。そのうち諦めてくれました。
ガイドさんにもよく物乞いが寄ってきていて、ガイドさんはポケットから小銭らしきものを手慣れた様子で渡していました。



車に乗り込み、観光します。
喧騒から、落ち着いた雰囲気に変わりました。

バラナシヒンズー大学  
化学、テクノロジー、薬学、農学など、最先端分野において国内外で成功しているそうです。
アーユルヴェーダ(インド医学)でも有名とのこと。そういえは、おでこに垂らすイメージのアーユルヴェーダってインドでしたね


↑ 学生でしょうか。

↓グラウンドもあります


緑が多くて、綺麗で清々しい雰囲気です。

大学内にあるヴィシュワナート寺院。ヒンズー教のシヴァ寺院です。



↓宗教を問わずに誰でも見学ができるとの事なので、信徒の参拝を見学。
毎日ガンジス河のガートからここまで続けて参拝する方も多いとか。


寺院を出ると、ヨガを習っている人がいました。そうだインドはヨガの本場だった!

車を走らせると、
ドゥルガー寺院。ヒンズー教の女神の寺院です。
ガイドさんから「ヒンズー教徒以外は本堂に入れないけど、行く?」と聞かれましたが、車窓から真っ赤な色は観られたので、立ち寄りはしませんでした。




バーラトマータ寺院 

寺院とは思えない普通の建物に靴を脱いで入ると(ガイドさんが靴の係の人にチップを渡していました)、大きくて見事なインドの立体地図がありました。緻密で地形を見るのが楽しくて、床がひんやり気持ちよく、穏やかな空間だったこともあり、ずっと観ていたかったです。あとから詳しく分かりましたが、ここはヒンズー教の寺院ですが、本尊が、なんとこのインドの地図でした。母なるインドとして、インド地図を神様として祀るだなんて粋だなと思いました。ここを建てたのはそう、インド独立の父、マハトマ・ガンジー。そうだインドと言えばガンジー、忘れてました。



少しぶらぶらと歩き、車が待機している場所へ向かいます。
途中で野菜を売っていました。

道路や建物、肌の色、洋服、自転車などは茶色で明るい色ではないので分かりにくいのですが、野菜は鮮やかで新鮮だし、よく見ると並べ方も綺麗

車に乗り、一旦ホテルへ戻ります。帰国便のお迎えまで自由行動です。
↓ホテルの部屋



↓ホテルの窓から。1件目のホテルと部屋は似ていますが景色は大違いです



ホテルからお散歩。アラジンのミュージカルかな?良さそう



綺麗でおしゃれで近代的なショッピングモールがありました。
なんだこんなに近くにあるんじゃーん。入り口で何故か警備員にパスポートを見せました。今までコッテコテのインド観光をさせられていたのだと思います。
最後にお散歩できて良かったです。


そして恒例のマック調査


全体的に、きめが粗い?ナチュラルともいう?ツルツルしていない感じ?
でもマックなのでほっと一息。
あとバナナ同様、万国共通安心な食材、ありました。コカコーラ


↓最後にホテルのロビーにて ベンガルトラかな?



そしてガイドさんと近くの食堂で昼食。
焼きそばや、中華風のランチ〜美味しい〜
途中で出して欲しかった〜 まあ、途中で出たらなんだこれは?となるかな
今思えば、朝ごはんは、ほぼホテルから渡された紙袋に入ったパンやバナナや卵を車で食べました


ワラナシを案内してくれたガイドさん、ありがとうございました。
疲れてテンションが下がった、感じの悪い家族だったかもしれませんね、ごめんなさい
でもデリーから始まるツアーだったら、ワラナシで疲れマックスな観光客も多いんだろうな。
頑張ってください、日本に来ることができますように
ちなみに、デリーのガイドさんは、シティボーイといった感じでスマートで、いいとこの子かと思われました。ありがとうございました。

 

インディラガンディー空港でお土産を買って、成田へ帰国します
見た目よりも性能の良いコースターや、インド医学に関するのか、パパ曰く凄く良い歯磨き粉などなど、お土産で買ってきました。



最後にお忘れなく、インドブランド、キングフィッシャービール
インドでお酒はここで初めて口にしました。空港の一角にお酒が飲める店があり、金額がお高めでしたが思い出作り。
イスラム教は飲酒を禁じていて、ヒンズー教もあまり好みません。禁酒法が施行されている州もあったり、特定の祝祭日は国全体で禁酒が行われます。主要道路や鉄道駅から500m以内でのアルコールの提供は禁止されてもいるそうです。



帰りもよろしく、エアインディア。 さようなら、インド!

おじさんも、ありがとう



↓最後も出たな!草食動物の餌のような、●●●のような物!

 



↓日本に近づき、千葉か茨城辺りの上空〜 帰ってきた〜



ただいま、日本〜 この艶感が清々しい〜

そして我が家の定番ルート、スシローでお寿司を食べてから帰宅しました。


インドはカオスな国だと言われますが(カオス=混沌=物事が入り混じっている)、まさにそうでした。この何とも言えないカオスな世界をもっと知りたくてインドにハマる人の気持ちが良くわかります。

多くを知ってしまったので、更に知りたい事が増えました。今までブッダはまるでおとぎ話の主人公のような存在でしたが、多くの宗教者が集まっていたワラナシを目指し、タイや大陸を経て仏教が日本にやってきたという現代に繋がる起源の話。カースト制度を引き継ぎ、土着の神々から形成された多神教のヒンズー教。対するイスラム教との融合。ガンジーなど、そうそうインド神話もです

もう一度、インドへ行ってみたいです。
でも次は、豪華なホテルで。一流シェフが作るモーニング、インド映画のような煌びやかなお部屋に泊まり、豪華なバスタブに浸かりたい。そしてカオスなインドは勿論、I T最先端の地、日本企業が集まる場所も見てみたいです。


遠藤周作『深い河』より【登場人物、美津子の言葉】

「フランスなんて、あまりに秩序だって、混沌としたものがないんですもの。カオスがなさすぎますわ。コンコルド広場やヴェルサイユの庭を歩いていると、私、そのあまりに整然とした秩序を美しいと思う前に疲れる性格なんです。それにくらべると、この国(インド)の乱雑さや、何もかもが共存している光景や、善も悪も混在しているヒンズー教の女神たちの像の方が帰って性に合うんです」


『地球の歩き方インド』より
「インド、それは人間の森。木に触れないで森を抜けることができないように、人に出会わずにインドを旅することはできない。インドにはこういう例えがある。深い森を歩く人がいるとしよう。その人が、木々のざわめきを、小鳥の語らいを心楽しく聞き、周りの自然に溶け込んだように自由に歩き回れば、そこで幸福な1日を過ごすだろう。だがその人が、例えば毒蛇に出会う事ばかり恐れ、歩きながら不安と憎しみの気持ちを周りに振り撒けば、それが蛇を刺激して呼び寄せる結果になり、まさに恐れていたように毒蛇に噛まれることになる。さあ、今旅立ちの時。インドはキミに呼びかけている。さあ、いらっしゃい!私は実はあなたなのだ」


インド旅行 3日目

2018-08-17 16:30:50 | お出かけ 旅行

3日目 

ガンジス川のあるワラナシ飛行機で向かいます

↓ホテルの窓からの眺め

↓野犬、だろうなあ

↓初日に空港からホテルに向かう車が、この路地に入っていった時は焦りました



インディラガンディー空港(デリー)から国内線で出発です


インドでは、象は世界を支える存在として描かれている神話があるそうです。
ヒンズー教には、象の頭を持つガネーシャと呼ばれる神様がいます。
仏教ではガネーシャが由来の歓喜天という守護神がいます。白い象は釈迦の化身とされています。
一方英語で「white elephant」は「維持費のかかる、煩わしいもの、無用の長物」を意味するそうです。大食らいで物を踏み潰すが、それでも無限にできない事からだそうです。原子力発電所にも使われるとか。面白いです。
と客観的に宗教の垣根をこえて考える日本人っていったい。。。
ドライな日本人が熱量をあげるには宗教が必要なのかな!?



↓えっとこの機内食は、草食動物のエサですか?●●●ですか?
一口食べたら、やっぱりマサラ〜



ワラナシ空港に到着



迎えに来てくれたガイドさんと車で移動します〜
ちなみに日本車のスズキを多く見かけました。



↓普通に。牛、モウ慣れました。牛かな?かな?ロバかな?みたいな



↓昼ごはん。ターリー(大皿)ではなかったのでノルマがなくホッとしましたが、
味はほぼ同じ 
ガイドさんは隣のテーブルで手で食べていました。ご飯を小さくつまみながら手で食べている人も見かけました。小学生の頃初めて聞いた時は「インド人はご飯を手で食べるらしいよ〜きったね〜」と言っていた覚えがありますが、全く自然でした 百聞は一見にしかず。真実を知るって難しい。



↓車に飾られた写真や飾りも宗教チックです。



↓転勤でインドに来たら、こういう建物に住むのだろうか。。。など考えるママ




バラナシ&サルナート観光 スタートです

サルナートブッダ(釈迦)が初めて説法をした所で、仏教徒にとっての聖地。苦行を終えたブッダは、当時多くの宗教者が集まっているワラナシを目指し、郊外の鹿野苑(現サールナート)に着いた後、かつて一緒に修行をしていた5人の修行者と出会い、真理を初めて語りました。耳を傾けたのはこの5人と森に住む鹿たち。その後仏教は世界へと広まりました。日本でも神社や寺に鹿がいるのは、このことから!?と驚くママ。

「サールナートはのんびりした所で、静かな村の中にチベット僧院、日本寺、中国寺などが建っています。仏教の村らしい平和な雰囲気が漂っています。」とガイドブックにありましたが、確かに後から言われてみればそうでした


↓日月山法輪寺(日本寺)落ち着くわ〜とホッと一息



↑寝てるタイっぽい


ムールガンダクティ寺院


  ↑ガイドさん


中には壁いっぱいにブッダの生涯を描いた壁画がありました。
なんと戦前に日本人画家、野生司香雪(のうすこうせつ)が仕上げた作品
(↓ これらの写真を撮るなら有料とのことでした



他にも中華佛寺や、チベット僧院にも行きました。


ブッダが5人の修行者に教えているモニュメントなどもありました。


ダメーク・ストゥーバ  


↑ ダメークストゥーバ アショカ王により6世紀に建立。
「ストゥーバ」とは、ブッダが亡くなった後に、弟子や信徒が遺骨を、土を盛った塚に納めて、崇拝の対象にしたのが始まり。この言葉は日本にも伝えられ「卒塔婆(そとば:墓地で供養の為に立ててある板状のもの)」や五重の塔などの「塔」の起源になっている


↑ 僧院の跡など


↑奥に見えるのは信徒の集会(というのかな)。広々とした芝生が美しかったです。
しかし遮るものがなく、暑かったです

車で移動。

↓ガイドさんがテレビ塔と言っているように聞こえましたが、本当かな?

タイでも思いましたが、ガイドブックに掲載されているような詳しい説明をその場で理解するのはなかなか難しいですその場ではわかったつもりでも、後からガイドブックで事実を知って、そう言えば言ってたな〜そういう事か〜とわかります。予習をして行けば良いのでしょうがそう思うと我が家のガイドさんは簡単だろうな 
ガイドさんは日本に来たことがないそうです。いつか日本に行ってみたいとおっしゃっていました。些細な会話でしたが、日本語を勉強されてお仕事をされている方にこのように言われると、物事の大切さについて深く考えさせられました。



そして日が傾いてきました。
いよいよガンジス川に向かいます。



人でごった返してきました。
今までも雑踏がすごかったですが「THE混沌」きたー!と言った感じです。



車から降りて、歩いて向かいますやらやらバイクやら、大変な事になっていますが、、ちゃんと一方通行

↓ずんずん歩くガイドさん(紺のチェック)




ガンガー(ガンジス河)

ヒマラヤの水を集めたガンガーが悠々と平原を流れる。3000年以上の歴史をもつヒンズー教最大の聖地。河そのものが神格化された女神としてあがめられている。聖なる水で沐浴すれば、全ての罪は清められ、ここで死に遺灰がガンガーに流されれば、輪廻からの解脱を得る。ヒンズー教にとっての最高の幸福といえる。年間100万人を超える巡礼が訪れ、その中にはここで死ぬのを目的にしている人さえいる。ガンガーを全身で感じることは、魂に触れる経験として忘れられないものになる。


 

↓見えてきました、ガンガー!



なんでこんなに人が多いんだと思ったら、日没時にヒンズー教のプージャー(礼拝)が行われているそうです。プージャー見学だったのね、とこの時に気づくママ


ガイドさんが河側にあるボートを勧めてきました(↑ガイドさんとボート屋さんが交渉中)。外国からの観光客はどうやらボートからの見学がお勧めのようです。もちろんボートとママと娘は思っていましたが、パパが断り。。。 


現地の方々に混じって体育ずわり ちなみにインドの方々は、体臭や香水くささは無く無臭でした(失礼ですが、意外)。インド人の後頭部をガン見(笑)。皆さん綺麗に整えられて艶があり色とりどりの衣服で素敵でした。対して我が家の方が、疲れ切った顔でヨレヨレだったと思います
地面は水なんだか牛のおしっこなのかわからない様な水たまりがあったり、血液があったり。。。熱気はすごいし、ママ&娘でグロッキー状態 


でも、周りの方々はみんな嬉しそうで、生き生きとした良い顔をされていて、インド素敵だなと思いました
こっちは終始グロッキーで若干意識が飛んでます


そして始まりました、楽器の音に合わせ、燭台の火を掲げて祈りを捧げます。
人で囲まれて劇場のようです。結構なイケメン達が揃っていました
いや〜インド人は堀が深くて、身だしなみもパリッとしていて、姿勢も良いし
中には修行僧のようなガリガリな人もいましたが、体格も良いし、かっこ良い人が多かったです

礼拝が終わり、車へ戻り、ホテルへ戻ります。

ガイドさんが車を探すため少し離れた時に、家族3人が若者数人に取り囲まれました
スマホを手にしています。何事かと困っていたら、ガイドさんがすましてやってきて、日本人は珍しいから写真を撮りたかったんだよ、と説明してくれました。
珍しく現れた日本人がこんなにグロッキーな表情で写真を撮られてしまったーと本気で後悔しましたもしインド国内で拡散されても、まっいっか(笑)

遅くなりましたがホテルの食堂で夕飯を出してもらいました。やはりターリー
明日は帰る日なのではっきり言います。もう無理です〜マサラ〜&かたいナン〜

娘は粉末状の「おーいお茶」を持って行き、ミネラルウォーターに混ぜていましたが、正解でしたそんな娘も「お腹がゆるい」と申告。香辛料が原因だと思われます。ママはあまり食べなかったですが、娘はけっこう食べていたからなぁ。明日が最終日でまだ良かったね。


宿泊ホテルは「ニューテンプルタウン」。今気づきましたがこの名称わかりやすいです昼間に荷物を置きに立ち寄りましたが、その時にピンポーンと老人がいらっしゃり、シャワーの栓を開けさせて」と言われましたが、パパが急ぐからと言って断ってしまいました。老人に「ノープレゼントよ」と怒られ、そして夜、やはりシャワーが使えず、フロント他、業者の皆様にご迷惑をおかけし、お湯を出していただきました

今日もバタンキューです


インド旅行 2日目

2018-08-16 16:14:02 | お出かけ 旅行

2日目

世界遺産タージマハル のあるアグラへ列車で向かいます

早朝にガイドさんのお迎えで駅に向かいます。
・・・がガイドさんが時間通りにいらっしゃらず
だいぶ遅れてやってきたガイドさんは、乗ってきた原付バイクをホテルにほっぽり捨て、バタバタと出発しました。あれはインド風なのか、単なる寝坊なのか、、、いまだ解らず

に到着。小走りで急いで列車に乗り込みました
切符の変更などせず、すんなり乗ったので、電車には間に合ったようです。


(↓ブレてますが)駅

特急の「朝食付きの指定席」。周りのインド人はステイタスが高そうな方々。しかし日本の特急に比べると、設備はだいぶ古かったです。

 
ホテルからの朝食(ガイドさんがフロントから大慌てで渡されてた袋)


列車の朝食(形と原材料に疑問あり)

結局、一口どれも味見をしてみましたが、ゆで卵半分、バナナ、パンを少々いただきました。
バナナは万国共通安心して食べられる最強フードだと再認識しました

インドの車窓から

英語で書かれている新聞はカラフルで読みやすそう

 


↑ 


アグラ駅に到着です

↓↓ 貨物列車が奥に走っています 床は綺麗で座っている人もいました

↓ パパ&娘

駅を出ると、芸能人の警察署前での会見のように 出口に人が待ち構えていて取り囲まれました
何事かと思い驚きましたが、ガイドさん曰く、自分の車に乗って観光しないか?という客引きとのことでした。


ガイドさんについていき、車に乗り込みます。


途中で、日本人のお兄さんが乗るオートリクシャー(日本語の人力車が語源)が止まり、日本語のヘルプ要請。我が家を案内してくれているガイドさんは日本語が話せることで名が知られているようです
おお〜お兄ちゃんやるね〜と思ったり、日本人を狙おうと思えば狙えるってこと?
と想像力豊かなママは思ってしまったり、、、オートリクシャーに乗っていたお兄さんと笑顔で軽く会釈。これもまた楽しい


↓ 荷物を運ぶ動物

↓ ガソリンスタンド


世界遺産 ファティプールシクリ「勝利の都」

1571年、世継ぎの誕生を機に、首都をこの地に移転させたムガル帝国第代皇帝アクバル。広大な土地を城壁で囲み、その中央の丘に、壮麗な宮廷やモスクを赤砂岩で築きました。水不足が原因でわずか14年で立ち去ることとなる(帝国の財政が傾いた訳ではない)。壮大な都城の遺跡がそれほど痛まないで残っています。アクバルの理念であるヒンズーとイスラムの文化的融合が見られます。インドを広く統治するために他勢力との融和を目指しました。


車で城壁を超えます




急に綺麗〜 雑踏のストレスから解放されたのかホッとしました。ですが日差し直撃

ここが建築史上重要視されるのは、イスラム様式のアーチやドームばかりを多用せず、インド古来の建築様式や技法が反映されている点にあります。傾斜した屋根やひさしなどに、仏教やヒンズー教の寺院などにあった木造建築の木組みを石で表現した技法が見られます


ディーワーネ・カース 
玉座が置かれていて、世界から訪れる貴賓や賢人を迎えた場所。

 


↑ 扇状の装飾が施された柱 重厚感があります皇帝は上から見降ろしたそうです。


↓高台なのがわかります

 

パンチ・マハル(五層閣) 
↓建物前の中庭に方眼が刻まれており、ここでハーレムの女性たちを駒に見立てたチェスを、皇帝が上から眺めながら遊びました。女性たちが展望や涼を取るためにも使ったそうです。ふ〜ん

↓池付きの寝室(だったと思う)

中は床が濡れていました。水がどうだとか、高くなっていて涼しかったとか、詳しくガイドさんが言ってくれましたが、忘れました

アクバル皇帝は、第一夫人がヒンズー教、第二夫人がイスラム教、第三夫人がキリスト教(イギリス人)。。


柱などに彫られた模様で、宗教の融合が見られます。
どれがどれだかわからなくなりましたが



↓ 宗教の関係で(偶像崇拝の否定だったと思う)、鳥の頭が潰されています。
宗教についてもっと学びたいと思いました


装飾は、ママは、細かい方が好きです作り手の熱い思いを感じます。


↓ 赤砂岩が厳かで素晴らしいですが、見た目は暑さを倍増させます〜

↓壁が明るいと、ホッとします

↓最後に見かけた大きなモスク。近くは行きませんでしたが、観光ではない
雰囲気が漂ってました

 


再び車に乗り込み、



ターリー(大皿定食)の昼食。これだけあればどれか、お口に合うものがあると信じて一応トライ。。。。。。
インドの食事にはマサラ文化があります。日本で醤油と味噌があるように、植物の実、種、根から作られた香辛料を、食べ物のほとんどに使います。マサラ抜きは考えられないとか。



いよいよ、
世界遺産 タージマハル


ムガル帝国第代皇帝シャー・ジャハーンが熱愛した妃、ムムターズ・マハルのお墓。
ムガル帝国の国力を傾けるほどの天文学的な費用と22年という歳月をかけて1653年完成しました。


正面の門から入ります


タージマハルが見えてきました〜


おお〜


すごく綺麗です均整が取れていて美しいどの角度から見ても均整がとれている形はイスラム建築の粋なところだとか。4本の塔は倒れて傷つかないように。外側に傾いているそうです。

↓とりあえず、ママ持つ

娘、つまむ(ママ撮影、若干持ててない)


パパのピンクが、空の水色と、タージマハルの白と、水路のグリーンとに
あっています。娘はあまりに短パンだったので宗教色満載のツアーだと思ったので
レギンスを履かせてきました。
ママの白は、後ろに居る恰幅の良い方々の白と同じ感じです(恰幅の良さも


しかしここも、外の喧騒と違いすぎで、これはなんなんだとママは思ったのです。


ガイドさんと話す娘。白い大理石と細かい装飾が圧巻です


鮮やかな色のサリーを着ている女性。どの方のサリーも発色が良くてとても素敵でした中には、しっかりとした生地でアースカラーなサリーもあり、高級品なのかなと思いました。


↑ 裏にはヤムナー川があります。
皇帝は川の対岸に、黒の大理石で自分の墓を建てて、橋で結ぶ事を計画していました。イスラムの教えから妃とともに楽園へいく事を夢見たのでしょうが、現実は自分の息子に幽閉され、死後はタージ・マハル内の妃の棺の横に葬られました。実際、建物の中に入りましたが、棺がありました。白(タージマハル)がこれだけ綺麗なので、黒との対も見てみたかったです。幽閉先は後ほど訪れます。

↓裏側も綺麗 足元は不織布でできたカバーを靴の上から履かせられました。



 

タージマハルを後にして、幽閉先の
アグラ城

アグラ城へ向かう途中、少年に馬車に乗らないかと誘われたらしく、ガイドさんに「乗る?」と聞かれ、乗って移動しました。ガタゴトガタゴト颯爽と楽しかったです。ありがとう!こういうの好き

アグラ城
1565年アクバル帝により、ヤムナー川に沿って建てられました。タージマハルを建築した第5代皇帝シャージャハーンは自分の三男アウラングゼーブによって皇帝の座から引き降ろされ、ここに幽閉されました。シャージャハーンは建築狂でムガル帝国の国力を傾けてしまいました。
一般謁見の間はシャージャハーンが造りましたが、王座後部の壁面には色とりどりの宝石がはめ込まれていたそうです。

 

でたな!赤砂土 暑さに負けず頑張るぞ

↓ガイドさん「行っくよ〜」といった感じ。暑さと雑踏にやられ速度の落ちる我が家



↓ここでも木造建築を思わせる石の技法。
アクバル帝が建築しただけあり宗教の混合が見られるそうです。

 

ヤムナー河を見晴らす眺めが印象的。タージマハルが遠くに見えます。
幽閉され、タージマハルを眺めていた「囚われの塔」

シャージャハーンは対岸の「黒いタージ」を思い浮かべながら、8年後1666年に74歳で息を引き取ったそうです。



↓シャージャハーンが造った空間だと一目でわかる、美しい装飾の部屋。


赤砂土と違い、暑さが吹っ飛び、体が喜んでいるのがわかります。
シャージャハーン、当時息子には「親父しょーもねーなー」と言われていたのが目に浮かびますしかし、そのどこまでも熱く強い思いのおかげで、現世にまで届いていて、美しさに感動させてもらっていますと、シャージャハーンに伝えたい

 

車でデリーに戻ります。行きは電車でしたが帰りは車移動です。
車窓から見えるローカルな景色は、インドは広ーい平坦で緑の多い大地があり、数々の小さな村と村は細い道路で繋がっていました。あっ村が出てきた、みたいな。人々はバイクで村と村の間を行き来しています。思ったのは、日本は山や川を越えると隣町が見えるという感覚ですが、隣町まで高低差を感じないのが新鮮でした。ロールプレイングゲームの世界のようでした。

 





途中、大理石工場に立ち寄り、お土産を購入。
娘が好きな水色がメインの石がはめ込まれた小型の8角形の壁飾りです。
おまけの象2匹付き

夕食はムガール料理。
ムガール料理とはムガール王朝時代の宮廷料理の流れをくむ料理法で作られ、スパイスやナッツ、クリームやヨーグルトなどを使ったリッチなテイストが特長とのこと。
確かに、店員は六本木にいそうなスタイルの派手めなお兄ちゃん達が居て、店の雰囲気もそんな感じ。店に入るまでの通路やエレベーターは奥まっていてとても怪しかったです
隣の席に日本人の若い男女2組がいらっしゃいましたが、元気良くて料理にテンションが上がっているのを見ると、おそらく素敵な高級ホテルにお泊まりで、洋食ビュッフェの朝食で始まるような朝を迎えた方々でしょう。対して我が家はグロッキー状態で入店



↑ (写真はスタート時のみ)タンドリーチキンはお初。
中央の生っぽい小玉ねぎは食べられず、グリーンはいけると思いましたが、予想と違い、色々出ましたが、全てマサラ風味で、ごめんなさい、ママは大丈夫というものはありませんでした。パパは食べていました。娘はパパに無理やり食べさせられていました


ホテル帰宅  バタンキューです 


インド旅行 1日目

2018-08-15 14:02:50 | お出かけ 旅行

インドに行ってきましたー

最初に言っておきます。
インドはあまりにも深い国なので、この記事は「地球の歩き方インド」をめちゃめちゃ参照にさせていただいて書かせていただきました。


【基本知識
日本からデリーまで直行便で8時間35分時差は日本より3時間30分遅れ。
インドはビザが必要です。首都はニューデリー
議会は二院制。大統領と首相がいて、首相の方が上、現在ナレンドラ・モディ首相。
通過はルピー。人口13億3911万人
宗教はヒンズー教80.5%、イスラム教13.4%、キリスト教2.3%、
シーク教(ターバンを巻いた人)1.9%、仏教0.8%(少なっ)、ジャイナ教0.4% 他
言語はヒンディー語が公用語。英語は補助公用語。


よろしくエア・インディア



吉野家の牛丼とキリンビール日本食を食べておくパパ。


ターバンのおじさん発見。シーク教ですね。インド人といえばこのスタイル

成田を11時過ぎに出発して、インド現地時間で17時ごろに到着です。


8時間以上の飛行時間、娘は夏休みの宿題やゲーム。



↓機内食は、いきなり出ました〜 結構インド風なカレー
航空会社が用意するカレーがこんな感じだと、少々心配、、「北海道」の文字が嬉しい。

↓肉じゃが風



↓軽食


ママは、何もしなくて食っちゃ寝してれば良い8時間はあっというまでした


インディラ・ガンディー空港に到着


手のオブジェが並び印象的です。「ムドラー」と呼ばれるヨガで使われる手印。
宗教的な意味はない、とインド人は言ってます

ガイドさんのお迎えでホテルに向かいます


インドはサルが多いというのは本当でした



ホテルフロントの。造花のようですが、なかなか素敵です

「ロックウェルプラザ」宿泊
心配になるほど怪しい小道に入った場所にあります。

ガイドさんと別れて、夕食に出かけます。
すぐ近くにローカルマーケットがあり、明るく綺麗な店があったので入店。
現地の家族連れで賑わっていました。今思えばここが一番綺麗でした


ターリー(大皿定食)。ふっくらしたナンは高級なレストランで出されるので、
庶民的なレストランでは↑プーリー。ご飯はタイ米かと
別皿でチャパーティーなど追加してしまいましたが、
量が多過ぎ、最初から飛ばし過ぎました