ビートたけし、大杉漣さん追悼VTRに涙

ビートたけし、大杉漣さん追悼VTRに涙「オレが生かして、オレが死なせたような…」

正直、特別ファンでもなんでもなかったが、北野映画のファンであることから、近況が常時気になっていた芸能人ではあった。
様々な記事の中でどの記事にも触れられていないようだが、以前、たまたま視聴した何かのテレビ番組の中で、番組進行役の「尊敬する俳優は？」　だかなんだかの問いに、「尊敬というか『竜二』という映画の金子正次の存在を意識している」　というような趣旨のことを言っていたのを、たまたま拝見したことがあった。
「金子正次」は、オレも「好きな芸能人」というか「崇拝」に近い人間の一人だ。
そうしたことからも、大杉氏の存在は気にはなっていた。
そして、予算数百万という超低予算の映画にも、ギャラ度外視で「ちょっとお邪魔しちゃおうかな」　くらいのノリで平気で出演していたその姿勢…。
この人こそ、「役者バカ」というのだろう。
「役者」のまま逝ったことで、本人にしてみれば冥利だったのかもしれない。
なんにせよ合掌と哀悼の意を表したい。