オヤジ

超久しぶりに、「かつての舎弟」に逢った。
その昔、いわゆる「非合法団体」に勤めていたころの後輩だ。
久しぶりに電話を入れたら、福井県から九州まで来た。
…アホだ。
珍しく女を連れてきた。
…とりあえずコメントのしようのない女で、「ブス」とも「キレイ」とも取れる。
オレの顔を見るなり舎弟が言葉を失ったのがわかった。
…そう。
いろいろと苦労をした。
かつての、「女形」と間違えられていたオレのノリは、欠片もない…。
今や、単なる「オヤジ」だ。
しばしの沈黙の後、ソイツが言った。
「整形したんすね、アニキ」。
あまりにも幼顔のため整形してオッサンになった、と思ったようだ。
さすがに、キレた。
「てめぇ、こんないい女と何発ヤッてるんだ、コラ！」
胸ぐらをひっ捕まえて怒鳴るオレの言葉に、舎弟が目を点にした。
…確かに、主張が違った。
確かに、オヤジと化したことを納得した。

小泉元首相「戦闘の報告なかった」 陸自イラク派遣巡り

小泉元首相「戦闘の報告なかった」　陸自イラク派遣巡り

相変わらず苦しい言い訳。
そもそも、「戦闘地域に行かなければいい」の解釈が間違い。
その「戦闘地域」を造っている国に派兵している時点で間違い。
事前に派兵に値するかどうかの検証もなしに、単に「日米協定」に基づき自衛隊を送り出したのが間違い。

これは、つい数日前のシリア攻撃に際し、検証もないまま無条件に米国に追従したことにも準ずる。

当国の「対外政策」は最早一国の「あるべき姿」を成しておらず、「米国追従」に徹している。

北鮮に対し「いつまで戦時中のゴタゴタにガタガタ言ってるんだ」と遠まわしに唱えながら、この国が「米国に負けた」の「負け犬根性」で、いつまでも「敗戦国」のままでいる。