エッセイ

雑記

一宮

2020-07-13 16:55:18 | 日記
久しぶりに愛知は一宮に行った。
その昔、数年間棲んでいた。
もう、かなり昔の話だ。
記憶の中の街と違い、とんでもなく拓けていて驚いた。
ほとんど「浦島太郎」の上に一服盛られたような、玉手箱を開けて出てきた煙がコカインみたいな状態。
そりゃ、老ける。
とりあえず、最初に行きたかった場所があった。
当時、足繁く通っていたスナックだ。
クリムトの絵が飾ってあった。
店のオンナとよく電話でやり取りしていた。
記憶を頼りに歩いたものの、辿り着かなかった。
ひどい方向音痴だ。
ケイタイの地図アプリをみてもわからない。
「到着まで何分」
みたいな告知が出るアプリを使っているのだが、毎度、その時間が増えたところで「逆方向だな」と判断し、反対方向に動く。
方向音痴にしかわからないノリだ。
とりあえず、「警察署」の近くだったのは、嫌でも覚えていた。
さんざん世話になった。
やっぱり、「警察署」に叶う目印はない。
それでも行けなかった。
区画整理されたのかなんなのか、記憶とはなにか違った。
駅には「七夕まつり」のモニュメント? が飾ってあり、「今年もやるのか」と思いよくみたら、「2021年」となっていた。
その健気さに泣けた。
そのモニュメント? の写真を撮ったが、初めて撮ったケイタイでの写真で、ぼやけているので掲載はやめた。

とりあえず、楽しかった。
今日のように「過去の振り返り」ではなく、純粋に観光で行きたい。



コメント
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