久しぶりに、「夜の街」に繰り出した。
何とか宣言だのなんだの、お国からのお達しが出ている時期だが、いいかげん、うんざり。
道義的に、国民として昨今の負の連鎖に少しでも貢献できるなら…。
という思いは当然ある。
昔の「赤紙」みたいなモン。
だが、国民に越境の自粛を促しながら、国外から人間を集め「祭り」を開催した時点で、協力する気も失せた。
恐らく、その昔の「東京五輪」から経済的に急成長を遂げた、「バブル」ともいうべき「過去の栄光」をまたやろうとしたのだろうが…。
…で、どれだけ潤ったのか。
「無観客」の上外出もままならなければ、カネの遣いようもない。
逆に、海外から呼んだ人間に対する「保障」関連の支出だけが増えているように思う。
とりあえず、久しぶりに飲みに出た。
そこらの店に、飛び込みで入った。
いわゆる「外人パブ」だった。
難聴のオレの補聴器に喰いつき、パラリンピックの出場者に間違われ、しまいに「早漏競技の五輪?」と来た。
さすがにブチ切れた。
「早漏かどうか、試してみるかてめー」
とフロアーに押し倒しかけた。
「コロナでヤバいこの時期に、「梅毒」まで持って来られるとマズイっすわ」
と、裏から、オレに似た社会的ヤバい匂いをさせた奴が出てきて、さすがに謝った。