アニメ「夏目友人帳」第4話『雛、孵る』の感想です。
一部ネタばれを含みますので、これからご覧になるご予定の方はご注意下さいませ。
藤原家の庭先に一つ取り残された卵。
夏目はニャンコ先生と一緒にその卵を温めることにします。
卵を狙う怪しい鼠妖怪(磯月のネズミ)も現れます。
そして、卵から孵ったのは、小さな人の姿をした竜のあやかし、「辰未(たつみ)」の雛でした。
「辰未」の雛は、生まれて最初に見た者の姿に擬態するのです。
夏目とニャンコ先生は雛に「タマちゃんと」名づけ、大切に育てます。
タマちゃん、可愛い!!
もう、お人形さんにしか見えません!
こんな可愛いお人形が欲しいです!
そして、今回一番驚いたのが夏目の裁縫の腕前です。
タマちゃんに作ってあげたのが、何と平安装束風の衣装なのです!
夏目、実は秘かな趣味がドール服を作ることだったのですね!?――なんて筈はありませんが。
恐らく小さい頃から親戚中をたらい回しにされ、疎まれて育ちましたから、繕いものや学校に持っていく雑巾なども自分で縫っていたのでしょう。
それにしても平安装束風衣装をあっという間に縫い上げてしまうあたり、ただ者とは思えません。
(少し反転します)
後半、大きく育ったら夏目と別れなければならないことを知ったタマちゃんがごはんを食べないで死にそうになったり、
巨大化して我を忘れたタマちゃんが磯月のネズミに襲いかかったり…という感動的だったり驚きのエピソードもありましたが、
今回はとにかくタマちゃんの愛らしさに私は終始目が釘付けでした。
それから、巨大タマちゃんと巨大ニャンコ先生が対峙する場面は、まるで特撮怪獣映画のワンシーンのようでした。
あと、巨大タマちゃんは、竜のあやかしというよりはどう見ても怪鳥でした。
もう一つ気になった事。第一期第10話『アサギの琴』で、アサギは『磯月の森』で蒼琴を弾いていたのですよね。
では、卵をご所望していたのは、磯月の森の壬生様だったのでしょうか…?
『磯月』はこれからも何かと出てきそうな予感がします。
次回は第5話『約束の樹』です。アニメオリジナルストーリーのようですので、どんなお話なのか楽しみです。
*画像はベッツィーとビーニーベイビーズのRatです。