7月5日に「夏目友人帳」の新刊が発売されました。
*緑川ゆき著「夏目友人帳」第6巻(白泉社刊)
第20話~第22話が一つの長編で、あと短編2本が収録されています。
以下ネタばれを含みます。未読の方は閲覧注意! ご覧になる方は「ドラッグ」または「右クリックですべて選択」でどうぞ。
「長編」第20話~第22話
箱の中に閉じ込められていた小学生を助けた夏目。その少年カイもまた夏目と同じように妖怪の姿が見えるのだ。
妖(あやかし)に追われるカイを守りたいと思う夏目。夏目とカイは友達になった。
ところが、『妖祓い人』名取周一からカイが妖であることを知らされる。
カイは普通の人間に化けられるほどの力を持った妖だという。名取はカイを退治するために来たのだった。
名取とカイ、人間と妖の間で板挟みとなり苦しむ夏目。
このお話は妖カイとの出会いと別れをややシビアな視点から描いたちょっぴりほろ苦い作品です。
大切な人との絆が増えるのと同時に、妖怪達との関係の見直しも迫られる夏目。
人と妖の狭間で、夏目がその答えを見いだせる日は来るのでしょうか……
第23話「特別編5 夏目観察帳4」
第4巻の子狐ちゃん、再登場です。
山で帽子を拾った子狐妖怪が夏目を懐かしんで町までやってきます。
とても心温まるやさしいお話です。
子狐ちゃんがけな気ですごく可愛いです!
第24話「特別編6 レイコ懐古帳」
妖ヒノエが語るレイコとの思い出。
漢前(おとこまえ)なレイコさんにヒノキがフォールインラヴする楽しいお話です。
人と妖怪のこういう素敵な絆もあるのですね。
今回は私の大好きな『友人帳を口にくわえて妖の名前の返還』をする場面がなかったのが寂しかったです…。
でも、第20話の扉絵の裏のイラスト、夏目が弓矢を手にしています! なんだか嬉しい♪
さて、大変楽しみでしかたないアニメ「夏目友人帳」は、
*2008年7月7日 深夜25時~ テレビ東京系列
にて放送スタートです!
*画像は中国製の抱き人形です。