アニメ「続・夏目友人帳」第11話『呪術師の会』の感想です。
ネタばれを含みますので、これからご覧になるご予定の方はご注意下さいませ。
いきなりの衝撃シーンです。
恐ろしい妖怪に追われるカラスの妖(あやかし)。
助ける間もなく夏目の目の前でカラス妖怪は喰われ、件(くだん)の妖怪は逃げ去ってしまいます。
このカラス妖怪がとても可愛いです♪
…原作では夏目に命を助けて貰えたのに……。
ちょっとショックでした。悲しい…
「自分に出来る事をしたい」と願う夏目を祓い人の名取は呪術師たちの会合に誘います。
自分と同じ力を持つ人々なら同じ痛みを共有できるのではないか。
自分の出来る事を見つけられるのではないか、と夏目はニャンコ先生と共に会合に向かいます。
呪術師の会合に着いた名取&夏目。
それにしても、塔子さんには会合に出掛ける口実に「名取さんと一緒に泊りがけで映画に行きます」と告げる夏目ですが、一泊して行く映画って…。絶対、変ですから!
そして、近隣を荒らしまわり、カラスを喰った妖怪の首には賞金がかかっていました。
さあ、いよいよ的場一門登場です!!(頭首の的場は今回出てきませんが)
秘書の七瀬さん格好いい!
結構いいお年のおばあちゃまなのですが、独特の魅力があります。
賞金首妖怪を封印するために共に闘う夏目と名取。
刀を手に戦う柊(名取の式)もすてきでした!
賞金首妖怪をぶっ飛ばす夏目ー!
しかし、こんなに妖怪関係者の集まっている中で強力な力を発揮してしまって、今後大丈夫なのでしょうか??
そして、斑(まだら)となって賞金首妖怪と空中戦を繰り広げるニャンコ先生の雄姿!
その間に陣を描いて、賞金首妖怪を壺に封印する名取&夏目!
こういうアクションシーンの演出は、やはりアニメならでは、ですね。
もう、大満足です。
さて、賞金首妖怪を封印した壺を七瀬に奪われてしまう夏目。
七瀬は自分の式だったカラスを餌にして賞金首を捕まえようとしたことを告げます。
大物の賞金首妖怪を式にするために、名取達を利用したのです。
同じ力を持つ人間こそ、自分にとって危険な存在なのだ、と気づいて衝撃を受ける夏目。
そんな夏目を見つめる名取とニャンコ先生のまなざしが優しいです。
「夏目友人帳」はしみじみと心に沁み入るお話が素晴らしいのですが、今回のような展開のお話もとても面白かったです。
こんなに盛り上げてしまったのですから、本気で第三期を制作して欲しいのですが!(叫)
そして、次回は第12話『廃屋の少年』です。ドキドキ…
*画像はベッツィーとビーニーベイビーズのHippity(緑のうさぎ)とLoosyです。