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実は何週間か前から、ここのホタルを見に行こう!ということになっておりましたが・・・
ホタルの出が悪いということでウォッチングをしていたわけです。
ところがいよいよホタル祭りも終わるということになったものの
逆にホタルが出なくなった!という情報に焦りまくって
矢もタテも溜まらず、いっちまおう!ってことに。
だいたいが、こんなロケーションなんで。
キー・ポイントは「美郷ほたる館」なんてぇのがある場所です。
名前からして、ホタルのお宿みたいな。
とりあえず、そこへ皆集合ということで段取りされたものらしい。
Mさんとオイラ以外はある者は吉野川でサツキマスを狙ってから
またある者は重大な仕事が終わってから集合することに。
おおむね夕方7時に集合とあっては時間が余りすぎている。
そこで、このマップにある「高開の石積み」などという
なにやら江戸時代の拷問技みたいな恐ろしい名前の所へ。
ほたる館から400m上流を右折して川を渡って
どんどん山へ登ってく。
魚釣りにでも行くのか?と思われる細道をガリガリ上がり詰めると
そこには素晴らしい石垣で囲まれた集落があるのだ。
いったい?こんな石垣を誰が築いたのか?
これわ!
祖谷の落合集落にも見られないような積み技である。
しかも現在でも立派に人々が住んでいるのである。
一番高いところにある集落は4軒の家があり6人が住んでるとのことである。
本当にびっくりしました。
こんな高いところで平然と暮らすなんて・・・眼下を見渡せば
となりの集落まで、くねった山道で2~3kmといったところでしょうか。
この白い林道まで行って集落を振り返ればこんな具合に見えました。
石がキッチリと積まれているのが見て取れます。
ここは春先はシバザクラ
暮れにはライトアップなんて行事があるそうですが
今は美しいアジサイが咲き誇っていました。
オリンパスのEP-5に古い50mmのレンズですから
ピントも人間様が合わせなければならず
視野も100mmなので望遠です。
おっかなびっくり山道を下ってからホタルの出そうな場所探しです。
川沿いの民家で聞きますが・・・
イマイチ、期待がもてそうもありませんでした。
Mさんは犬に吠え付かれても平気で民家に近づきます。
オイラは何度もこれまで犬に噛み付かれてるので近づきません。
飼い主と話すMさんを認めて犬たちも大人しくなりました。
マリちゃんとムサシって言う犬たちでした。
犬の賢さに脱帽です。
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最終的にホタルを撮る場所探しは・・・
「美郷の湯」というひなびた温泉宿で聞き出そうと言う結論に達しました。
吉野川でサツキマスを狙ってたメンバーと合流して
この温泉宿へ行きます。
結果としてこれが大正解でした!!
宿の番頭さんのような大阪弁でしゃべる男の人からホタルのポイントを
キッパリと教えてもらって一目散で現地へ駆けつけました。
どうも・・・このあたりが臭い!
川が流れていて、道路から降りていく足跡がエゲつない場所があった。
むぅ~ここに違いない。と見定めて川原へ降りてみた。
正面に古い家があり家に沿って沢水が流れて居る。
左手からも川が流れてきており、正面からの沢水と目の前で合流している。
背景としても素晴らしいところだ。
我々が三脚を立てて5分も経たないうちに1台車がやって来た。
オイラと同じかちょっと若いくらいのお爺が長靴を履いて車から出てきたではないか?
ここに至って、この場所が知る人ぞ知る撮影ポイントなのだと判ったのである。
この爺さんが三脚を立てて、また5分もすると別のお爺がやってきた。
オイラを入れて三爺だ!
最初のお爺の弁では
ここへは、今年既に数回来ているとのことである。
多分、10回は越えてるに違いないと見た。
普段は夕方6時になると晩酌をやるのが楽しみなんだが
ホタルのシーズンはそれも絶っているという。
そのせいか、奥方の機嫌も良いそうだ。
まぁ~何処の家でもそうなのかぁ~と可笑しかった。
背景をしばらく撮って、やがて暗くなった。
ホタルがふぅわり~と飛び始める。
何カットかRAWモードで撮るのだがバルブで撮るので、結構長い時間露光を与えると
処理をして記録メディアへ送り込むのにえれぇ時間がかかった。
その間にホタルが飛ぼうものなら大いに焦りが出るものだ。
:
そんな訳で
ホタルの写真なんか撮るのは奴隷がやるべきことで
王様や殿様は桟敷に座って一献傾けながら美女でもはべらせて
ホタルの儚い光にオノレの来し方行く末を投影すべきものであることが痛いほど判りました。
ホタルの撮影は今年限りにして・・・
来年からは王様、殿様の身になりたいものよ・・・と
思いましたなぁ。
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Mさん、Tさん、そしてSさん有難うございました。
来年は・・・
・・・ということで宜しくお願い申し上げます。
ホタルは終盤で少なかったですが、それなりに趣があってよかったですね。
銀次郎さんのホタルの写真、見事で美しいです。さすがですね~。これで、同じホタルの写真をブログに公開するであろうタカに、プレッシャーがかかりますね(笑)。
ところで、マリちゃんとムサシはよい犬でしたねぇ。マリちゃんは捨て犬、ムサシはもらいもの、それでも主人に忠実で立派な番犬になっています。ムサシなんかは、いつも裏山に注意を払って、サルの接近を阻止していました。
わざわざ20万も30万も払って、同じような流行の洋犬を飼う必要がどこにあるのでしょうか。動物好きなのかブランド好きなのか、疑われます。
犬って不思議な生き物だな!
だって、狼を祖先に持ちながらなんで人間にそれほど義理立てしなければならないのか?
さぁ~渓流が待ってますよぉ~。
オイラ、これから一日一尾と決めました。これで精神安定です。
僕はプレッシャーなんか感じませんよ、なにせド素人なんで!笑
来年、行くならあの宿に泊まって、お酒を飲みながら蛍を見たいですね。
冗談です。
来年はホタル見物としゃれ込みましょうぜぃ!!
ホタルが庭まで遊びに来る田舎に住んでいます。
覚えていたら
来年、殿様をご招待しましょうか?
勿論、「ホタル見で一杯」付きです。
・・・・残念ながら、美女はいません。
それにしても、本年は尺ラッシュとのことで、誠におめでとうございます。
オイラは失格会員だから今年は尺の顔を見たこともありません。
ホタルはこんな感じです。
https://youtu.be/yUG-4o32b5M
尺を狙っての釣りは浅ましくなるので
感触を忘れた頃に偶然釣れるってのがいいですね。
銀ちゃんにも、そろそろ偶然が・・・・・
それとも、合成なんかしなくてもいっぱい飛ぶんですかね。
このところ毛鉤釣りばかりやっていて、ミミズの釣りが恋しくなりました。
以前はツ抜けすることもあったのですが、最近は一尾しか釣れない事の方が多くなりました。
なんでだろうか?と考えてます。
オイラの尺釣の周期は3年ですから、今年、来年はダメですぅ。