あの空の向こうに・・・

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松尾恭伸さん「天と地のレクイエム」コンサート@音楽の友ホール

2016-01-25 13:43:51 | 音楽
2015~2016羽生結弦フィギュアスケートエキジビションプログラム「天と地のレクイエム」
このプログラムを観て、羽生君の思い、メッセージが演技から伝わり涙が溢れた
この曲はどんな人がどんな思いで作曲したのだろうか?
そんな折、この曲を作曲した松尾恭伸さんの「天と地のレクイエム」リサイクルがあるのを知り、神楽坂にある音楽の友ホールで聴いてきた。

ピアノはベーゼンドルファーインペリアル290

音楽の友ホールで聴くのは2度目
指揮者チョンミョンフンさん(大ファン)のピアノの音色を初めて聴いた、私にとっての思い出のホール
一見会議室みたいだけど、音色は抜群
透明感があって、ホント響きがいい。


照明が落ち、「目を閉じてください」との司会の方の言葉に導かれ
そしてそのまま最初の一音

なぜかじわーっと涙が
いろんな風景が見えてきた。いろんな情景が浮かんでくる。


時に西日を浴びるダイヤモンド富士
時に真っ赤な赤富士
熊野古道の風
神秘の森
震災
復興 希望の光
この世に生まれ、今を生きている意味

ピアニストアリス沙良オットさんが「言葉に出来ない事もピアノなら表現できる」って語っていたことがあって
やっぱり芸術家は違うなと思ってたけど
これを聴いて私もいろんな事を感じてしまった
やっぱりピアノって凄い。

3、11東日本大震災鎮魂曲
「天と地のレクイエム」ではこのベーゼンドルファーの威力を感じた。
凄い重低音 そして後半の光に導かれるような響き
一音一音が木霊のように響き渡る。


癒され、心が洗われる素敵なアルバム
宝物にします。
ありがとう