あの空の向こうに・・・

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バレンボイム&シュターツカペレベルリン@サントリーホール

2016-02-11 07:58:03 | 音楽
東芝グランドコンサート35周年特別企画@サントリーホール

管弦楽
シュターツカペレ・ベルリン ~ベルリン
国立歌劇場管弦楽団
Staatskapelle Berlin
指揮・ピアノ:
ダニエル・バレンボイム
Daniel Barenboim

演奏曲目
2月9日(火) ツィクルス1
ソリスト ダニエル・バレンボイム(ピアノ)
モーツァルト ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調 K.595

ブルックナー 交響曲第1番 ハ短調



私にとって初バレンボイム
彼の指揮&ピアノは以前から興味あり、YouTubeなどで鑑賞
映像を見まくるとなぜか不思議と演奏会が寄ってくる。
とにかくこの巡り会いに大感謝

モーツァルトピアノ協奏曲第27番
バレンボイムの弾き振り
そっとピアノに寄り添うような演奏
汚れを知らない無垢な少年が演奏している錯覚に陥った。
大人になっても(73歳)子供心があるからこれほど美しいモーツァルトを奏でられるのかもしれない。
あまりにも美しすぎた。雲の上にまったり乗っているような気持ちになった。
何度もカーテンコール
舞台袖に戻る時、必ず2階席に手を振る姿
可愛かった。ペンギンみたいだった

後半はブルックナー交響曲第一番
私にとってブルックナーはあまり馴染みがなくて
ブルックナー交響曲を演奏会で聴くのは
2011年 ベルリンフィル来日公演以来2度目

シュターツカペレベルリン
凄い重低音
心にドス~んと入ってくる。
これでもか、これでもかって
最後は心の毒がドーンと落ちたって感じになった。演奏会で厄落とし
ブルックナー凄すぎ
そしてオケの実力凄い。そして団結力
やっぱりドイツのオーケストラ好き


そして1500円で購入したパンフレット
内容盛りだくさん
買ってよかった。


ダニエルバレンボイム
ユダヤ人
歴史の渦に翻弄されながらも、ユダヤ人としてベルリンの地に根を張り生きている。そこに音楽の力の凄さがある。
過去を受け止め、過去と真剣に向き合いそして今を生きる。
前を見て、前だけを見て生きていくってこういう事なのかもしれない。


またベルリンの空に会いたくなった。
ベルリンの風を感じたくなった。

そうだ!ベルリンへ行こう