(客人神のこと)
あれは2年前の大晦日の夕方のことでした。
私は一人で湯の華観音の地の掃除をいつもより丁寧に澄ませ、帰宅。
こたつの上にはもう夕食の品が上がっていました。
妻と二人で年越しそばに手を付けようとした時、ガラガラと玄関引戸が開く音がした。「戸が開いたよね。」「開いた。」箸を置き誰が来たのか見に行ったのですが玄関には誰も居ません。妻と顔を見合せて何も無かったかのように蕎麦を口に入れた瞬間、パッと見えない光が体に入って体中に幸福感が充満(水泳選手が言ったチョー気持ちいい)しました。妻は別になんとも無い様子でしたが顔を見合せ「これ何❓️」「・・・」
翌朝、昨夜のことが気になり、色々調べてみたところ「客人神」なる仕業と判りました。何故かというと、観音調査で当地に昔し「客人社」という神社が在ったことを郷土史で知ったところだったからです。
今思い出しても不思議です。
やはり神様はいる。
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