でじたる-G

人類の健康と持続可能な地球を次世代にーをテーマに、情報を集め、発信していきたいと思います。

国内で新車が売れない訳

2008-04-24 17:01:46 | Weblog
ある意味で、各メーカーも先刻承知の現象だと思います。だから逸早く海外にシフトしていたんでしょうから。どんなに利益が出ても、社員に還元せず、乾いた雑巾を尚絞るように下請けをいじめ、正社員を出来るだけ減らして、国民の可処分所得を減らし続けて、自動車が昔の様に売れる訳はありません。原油価格が、1バーレル120ドルに達しようとしている背景があり、若者の趣味が多様化し、バブル時代の様に趣味としての車を持つ余裕などありません。ましてこの国の政治家と役人が姥捨て山を復活させ、老後に不安を与えられて、車のような金食い虫にお金を注ぎ込んでいる場合じゃないと気付いたのだと思います。そのうち環境税で都心に入る車に課金される様になり、その分都心の公共交通機関が充実、値段も安くするでしょうから、益々車が必要でなくなります。逆に郊外に住む人達は、車が移動手段として必要ですから、売れるでしょうが、都会で走っている様な、過度な装備を必要としませんから、一台当たりの単価は下がるでしょう。インドの自動車メーカーが世界最廉価自動車を開発し、技術力のバックアップにイギリスのローバーとジャガーを買収しました。インドの自動車メーカーの先見性に敬意を払います。