洞爺湖サミットの期間中、海外にいた大前研一さん、日本で開かれているサミットなのに、福田さんが殆ど映っていなくて印象が薄いって言ってました。海外に行くと、日本がどこにあるかを知らない人の多さに最初はびっくりしますが、それも当然です。島田神助が増殖させているおバカタレントは、国内の都道府県さえ、その位置を理解していません。ましてや、竹島の事など内弁慶な政治家や教育者達が、教えてこなかったのです。タレントとして秀でていれば、それでもいいのです。ただ、何時までおバカタレントとしてやっていけるのか、結局あきられてテレビ局の使い捨てにされてしまうのではと、余計な心配をしています。私は、ずい分天の邪鬼のようで、海外にいくと日本人がいる所はなるべく避けて徘徊していました。パリでは、皆がエッフェル塔に上りましたが、近所の小さなレストランで、生ガキを食べたりしていました。一般的にフランスでは、日本人は余り好かれていませんから、最初はちょっと空気が冷えましたが、誰でも美味しいものが目の前にあると、大らかになるものです。その内、笑顔を見せて呉れる様になりました。個性を最優先にするフランス人女性が、ルイビィトンを買い漁る日本人女性をみて、笑顔で接していても、心の中で軽蔑していることは間違いありません。
