ある朝 フロントグラスを 「 コツコツ 」と ノックする音に目覚めると
つぶらな瞳が 風来坊をじっと見つめていた
『 私に 花の首飾りをかけてください そして娘の姿になって 風来坊さんのお側で
ず~と お仕えしとうおす ただ、 私が 見ないでとお願いする事だけは しないで下さい 』
『 そら~ 風来坊は若い娘さんも好きやで そやけど風来坊には妻も子もある身やで 』
『 そんなこと言わんといておくれやす うち、辛うおすえ 』
『 それに 見んといて言われたら どうしても見たくなる性分やがな』
『 せっかく仲良う暮らし始めても じきに山雀の姿に戻って 飛び立って行かな ならんようになるで』
『 そんなに、言わはるんどしたら 辛うおすけど、諦めまひょ』
『 お互い 悲しくなるようなことは せんほうがええで』
山雀は名残惜しそうに 振り向き振り向き 飛んでいきました
おしまい
惜しいことしたなぁ
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