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生きる“悪知恵”こそ、ちゃんと学んでおいたほうがいい――DMM亀山会長に聞いてみた

2018-09-14 00:19:11 | ブログ
生きる“悪知恵”こそ、ちゃんと学んでおいたほうがいい――DMM亀山会長に聞いてみた

Q「サボり方を思いついた」と自慢する息子。治るでしょうか。
 我が家の息子は小学生ですが、悪知恵が働くというかズル賢いところがあります。ダークヒーローに憧れているようで、本棚には悪者が主役の漫画がいっぱいです。先日も、「新しい学校のサボり方を思いついた」と、自慢げに話して来たので叱りつけました。実際にサボるわけではないのですが、そんなことを考えつくこと自体、末恐ろしく、そのうち何かを仕出かすのではと心配になります。どうすれば治るでしょうか?(36歳・女性・地方公務員)
亀山敬司氏のプロフィール
A 俺は、悪知恵も知恵のうちだから、ちゃんと学んでおいたほうがいいと思うんだよ。
 悪知恵が働くというのは見方を変えれば、悪党の考えそうなことが分かるということ。世の中は善人ばかりじゃないからね。イカサマのやり方が分からないと、イカサマから自分の身俺も長く仕事をやっていると、変な契約書にサインして騙されたり、商品の取り込み詐欺にあったりと、いろいろな目にあったことがある。そんな時に参考になったのがやっぱりマンガ!「ナニワ金融道」や「ミナミの帝王」を読みながら、悪党のいろんな手口を学んできた。
 悪党の動きを想像してるうちに、だんだん悪知恵を考えるのが得意になってきてね。たぶん「ライアーゲーム」とかやらせたら優勝できるんじゃないかな(笑)。
 だけど、そうやって身につけた悪知恵を、俺が仕事で使うかといえば、そうはならない。
 それは罪悪感というのもあるけど、損得でいっても割に合わないから。悪知恵で一時的に荒稼ぎをしても、相手に「騙された〜」とか「まんまとやられた〜」とか思われるのは、長い目で見たら損なんだよ。
 出会った人たちを騙して敵を増やしていけば、居場所はどんどん狭くなる。それより、味方を増やして世界を広げたほうが、将来「ボロ儲け〜!」になりやすいんだ。
 仕事というのは信用を積み重ねていけば、稼ぎは自然と多くなっていくもの。だけど時間がかかるから、手っ取り早く稼ぎたい奴が悪巧みをして、これまた手っ取り早く稼ぎたい奴が悪巧みに引っかかる。
 悪巧みに引っかからないために悪知恵を学び、敵を作らないために悪知恵は使わない。専守防衛の自衛隊みたいに、持ってても使わない「悪知恵ウェポン」が一番いいね。
悪巧みは精神的にも経済的にも損
 だから、子供が悪知恵を思いついたときは「なるほど〜、頭いいね!」と褒める。そして一方で、悪巧みは精神的にも経済的にも損だと教えてあげれば、悪を知ったからといって悪を行うことにはならないと思うよ。
 そして、それでも子供が悪さをしたら、思いっきり叱ろう。幼いうちにいろいろやらかしてくれた方がラッキーだよ。それを教えるチャンスができるからね。「しめしめ叱るチャンスができた」と心の中で思いながらも、迫真の演技で怒ろう。
 そのあと、子供が泣いて謝ってきたら、最後はギュッと抱きしめてやると、ドラマみたいにハッピーエンドだね(笑)。

認知症の高齢ドライバーから「一律に免許を取り上げてはいけない」理由

2018-09-14 00:14:36 | ブログ
認知症の高齢ドライバーから「一律に免許を取り上げてはいけない」理由

 高齢者が引き起こす交通事故が後を絶ちません。高齢の親が免許を持っていて、あちらこちら運転して出かけていく。本当に大丈夫なのか、事故を起こさないだろうか、そんな不安を抱いていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。特に、認知症や認知症の疑いがある場合、周囲は気が気でないかもしれません。高知大学医学部精神科講師で、認知症専門医の上村直人医師に「高齢者と運転免許」について、お話を伺いました。何歳からが「高齢ドライバー」なのか?
 そもそも、「高齢ドライバー」とは、何歳以上のことなのでしょうか。警察庁の交通事故統計では65歳以上を高齢ドライバーとしていますが、もみじマークは70歳以上の人の努力義務、認知機能検査は75歳以上の人に課せられるなど、現行の制度ではバラバラです。
 上村医師は、「75歳以上」の人、つまり後期高齢者を高齢ドライバーだと位置づけます。



400万円近く自腹強要で自殺……大東建託の“ブラック”な内情

2018-09-14 00:07:16 | ブログ
ブラック企業”については、少しは鼻が利くつもりでいたが、大東建託はまったくのノーマークだった。ブラック企業を語る上での難しさは、どこにも明確な指標がない点にある。実際、大東建託は経産省が発表する“ホワイト企業リスト”にも名前が挙がっている。しかし、本書を読み、その目を覆いたくなる凄惨な企業のあり様に驚愕した。
初出社して、就職先が「ブラック企業」だと気付いたあなたへ本書は、フリーのジャーナリストである著者が、九年をかけ、大東建託のブラック企業ぶりを、暗闇から力業で白日の下に引きずり出した労作だ。裁判傍聴や事件の現場を訪ね歩き、ウェブマガジンに書き続けた結果がこの一冊に結実した。
 大東建託とは、東証一部上場で、売上高一兆円を超す大企業。賃貸住宅業界の最大手の一つだ。派手なテレビCMを打ち、相続対策にと休耕地の田畑にアパートを建て安定した家賃収入を高齢者に空約束することで、売上げを伸ばしてきた。
 しかし、内情は営業マンには過大なノルマを課し、詐欺まがいの取引を仕掛けることが横行していた。
400万円近くも自腹を強要され自殺した営業マン
 不首尾に終わった取引の尻ぬぐいをするのに、四百万円近くも自腹で払うよう会社から強要され自殺した営業マンの家族の沈痛な声。一億円の銀行融資の詳細が決まらないままアパートの建築を強行されそうになった地主の不審がる声。「通帳だけ見てればいい」と言われたが、十年後に突然家賃を引き下げられた家主の怨嗟の声――こうした恨みつらみの声が本書にはあふれている。
 同社に二〇一七年、労働組合ができた際には、その委員長が著者のインタビューを受けたという理由で、減給処分や譴責処分を受ける。労働者の言論の自由も認めない。本書の末尾には、こうした企業にお決まりの、名誉毀損で訴えるぞ、という配達証明が送られてきた旨が書き記してある。さもありなん、という展開だ。
 大東建託には、労働者としても、顧客としても決して近づいてはならないと確信させるに十分な内容だ。
みやけかつひさ/1965年岡山県生まれ。「山陽新聞」記者を経てフリージャーナリストに。消費者金融や自衛隊の問題などを報じてきた。『悩める自衛官』『債鬼は眠らず』『司法が凶器に変わるとき』など著書多数。

よこたますお/1965年福岡県生まれ。物流業界紙を経てフリーランスに。近著に『仁義なき宅配』『ユニクロ潜入一年』など。
(横田 増生/週刊文春 2018年9月6日号)

薬物依存に陥らせるのは、薬の作用というより「孤立」

2018-09-14 00:02:27 | ブログ

薬物依存に陥らせるのは、薬の作用というより「孤立」

薬物依存症に関する根本的な誤解
薬物乱用防止教室では、「薬物の怖さ」を子どもたちに伝えるために次のような残酷な実験が紹介されることがあります。
それは、ネズミを檻のなかに閉じ込め、檻のなかのレバーを押すとネズミの血管に直接薬物が注入される仕掛けをセットし好きなだけ薬物を使える環境に置くと、日がな一日レバーを押し続けるようになり、連日大量の薬物を摂取した結果、ついには死んでしまう、というものです。
薬物依存の仕組みを解明するために、様々なネズミの実験が行われた
その際、次のような解説のナレーションが入ります。
「1回でも薬物を経験すると、薬物の快感が脳に刻印付けられ、脳がハイジャックされてしまいます。その結果、自分の健康や命を守る本能が働かなくなるのです……」
この実験は、薬物依存症の怖さを説明するものとして頻用されてきましたが、いささか奇妙なところがあります。