神戸ルミナリエ前半156万5千人 前年同期より7千人増
神戸ルミナリエ組織委員会は、神戸ルミナリエ(16日まで)の開幕5日間(7~11日)の来場者が約156万5千人だったと発表した。昨年同期より約7千人増。会場での募金は昨年並みの約1718万円が寄せられているという。
鮮やかな電飾が夜空を彩った神戸ルミナリエの会場=7日夜、神戸市中央区(撮影・辰巳直之)
財政難のため会期を10日間に短縮した2015年以降では、同年の約162万8千人に次ぐ多さ。土日で計約82万6千人が訪れたが、厳しい冷え込みとなった日曜(9日)は昨年より約3万人少なかった。
開催経費をまかなうため来場者に呼び掛けている「1人100円募金」は、開幕4日間で昨年より微増。今年から導入したスマートフォン決済「ペイペイ」による寄付も順調という。売り上げの一部が開催経費に充てられる「ルミナリエ宝くじ」の販売枚数は約4千枚減の12万5千枚。
寄付はクラウドファンディングなどでも受け付けており、組織委は「来年のルミナリエ開催のためにも、引き続き寄付や公式グッズの購入にご協力ください」と呼び掛けている。(鈴木雅之)