アメリカ人男性が日本に来て想像以上だった日本のグルメ。
来日5年目のアメリカ人に聞いてみた
海外旅行に来たなら、ぜひとも体験したいのは? 名所めぐり、ショッピング、ゴージャスなホテルに宿泊……といろいろありますが、まずはその国ならではの食事を楽しみたいですよね。現地で愛されるグルメを堪能すると、その国のことが少し分かって、もっと好きになるものです。
日本に訪れる外国人も、多くが日本ならではのグルメをお目当てにしています。観光客はもちろん、留学や仕事で日本に住み始めた人たちもそう。食文化の異なる日本のグルメに、感動したり、逆に落胆したりもしているようです。
来日5年目になるアメリカ人男性が、あらゆる意味で「想像以上だった日本のグルメ」を教えてくれました。彼の度肝を抜いた食事はなんでしょう?(以下はアンケートに応じてくださった方の個人的な意見です)
生卵で肉を食べるなんて!?「すき焼き」に衝撃「アメリカは牛肉を食べるとき、分厚く赤みたっぷりのステーキで食べることがほとんど。でも、すき焼きは、うすくスライスされているのに食べ応えがあって本当においしい!」
日本を代表する鍋料理、すき焼きをまず挙げてくれました。さらに、こんな点にも驚いたそう。
「生卵につけて食べるでしょう? それってアメリカではまず考えられない。来日するまで、卵は生で食べないものだと思っていた。でも、すき焼きには絶対に生卵!」
実は、衛生面を考慮して、卵は生で食べない国は多いんです。生卵をおいしく食べられるのも、日本ならではなんですね。
カツ丼ってとんかつと味が全然違う!けどおいしい!もうひとつ、彼が驚いた肉料理が「カツ丼」。
「来日前からとんかつは知っていたんだ。でもまさか、とんかつが丼になっているなんて知らなくて! 普通のとんかつはソースで食べるけど、カツ丼は甘い味付けで、ふわふわの卵がかかっている。完成した料理をここまでアレンジしていることに驚いたよ。当然、めちゃくちゃおいしいしね!」
たしかに、とんかつとカツ丼はまったく異なる料理。丼に合うように煮たあと、卵でとじる和食らしいアレンジに感激したんですね!
たこ焼きのおかげで、苦手なタコを克服!和食以外にも、忘れてはならないのが、日本のB級グルメ。粉もんの代表「たこ焼き」に想像以上のおいしさを感じたそうです。
「アメリカでは、タコを食べたことがなかったんだ。見た目が怖いじゃない(笑)? でも、たこ焼きはタコが隠れているからチャレンジしてみたら……これがたまらなくおいしい! 今では、生のタコも好きになったよ!」
たこ焼きのおかげで、食わず嫌いだったタコが好きになったなんてうれしいです! タコの刺身、たこ飯と、日本にはたくさんのタコ料理があるので、いろいろ食べ比べてほしいですね。
もちもち食感のスイーツ、これはハマるよ日本のスイーツにも想像以上の感動があったのだとか。
「カップケーキとかシナモンロールとか、ふわふわな食感はありふれているけど、もちもちな食感は日本で初めて体験した。日本のもちもちのドーナツの方が好きになっちゃった(笑)」
コンビニに行けば、「もちもち」をアピールしたスイーツがたくさん並んでいます。やわらかく歯触りのいいもちもち食感は、日本人のみならず、アメリカ人男性をも虜にしてしまったようです。