窮地!“ZOZO離れ”止まらず…今度は『ノースフェイス』撤退 同社「商品の機能を説明しきれない」
人気ブランドのノースフェイスも撤退。ZOZOの前澤友作社長の次の一手は?
衣料品通販サイト、ZOZOTOWN(ゾゾタウン)から大手ブランドの撤退が相次ぐなか、有名アウトドアブランド「ノースフェイス」が今月18日から出品を見合わせ、完全撤退に向けた準備に入っていることが夕刊フジの取材で分かった。昨年末の割引制度導入を機に止まらない“ゾゾ離れ”だが、同社は22日から大規模なセールを始めた。参加ブランドの支持を得られるのか。
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機能性にデザイン性も兼ね備え、アウトドア愛好家にも人気の高い「ノースフェイス」。21日時点でゾゾタウンに100点以上の出品が確認できるが、いずれもセレクトショップ経由の商品で、ブランドを展開するゴールドウインからの出品ではない。 同社コーポレート・コミュニケーション室に問い合わせると、「機能的な商品を扱っているため、今の(ゾゾタウンの)展開の仕方では、お客さまに弊社の商品の機能をご説明しきれない」と回答。18日で出品を中止したことを明らかにした。
撤退に向けた準備を進めているのは「ノースフェイス/ヘリーハンセン」で、ゾゾタウンでは2015年10月から取引を始めた。数百種類の商品を出品していたという。
ゾゾタウンが会員制の割引制度「ZOZO ARIGATO」を昨年12月25日から始めて以降、相次ぐ有名ブランド撤退を招いたが、ゴールドウインでは撤退との直接的な関係については触れなかった。
一方、ゾゾタウンでは22日から「服祭り」という新たなセールを開始した。最大割引95%と大規模だが、ゾゾ広報部は「新春セールの延長線として例年行っている。参加ブランドも(21日時点で)1400以上と表記しているが、今後、さらに増えて昨年と同等数(約1600)のブランドが参加しそうだ」と話す。
「ZOZO ARIGATO」では、通知方法が担当者へのメールのみで不十分と一部のブランドからは批判の声もあったが、「服祭り」も主な通知方法はメールだという。参加ブランドに禍根を残すような結果にならなければいいのだが。
人気ブランドのノースフェイスも撤退。ZOZOの前澤友作社長の次の一手は?
衣料品通販サイト、ZOZOTOWN(ゾゾタウン)から大手ブランドの撤退が相次ぐなか、有名アウトドアブランド「ノースフェイス」が今月18日から出品を見合わせ、完全撤退に向けた準備に入っていることが夕刊フジの取材で分かった。昨年末の割引制度導入を機に止まらない“ゾゾ離れ”だが、同社は22日から大規模なセールを始めた。参加ブランドの支持を得られるのか。
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機能性にデザイン性も兼ね備え、アウトドア愛好家にも人気の高い「ノースフェイス」。21日時点でゾゾタウンに100点以上の出品が確認できるが、いずれもセレクトショップ経由の商品で、ブランドを展開するゴールドウインからの出品ではない。 同社コーポレート・コミュニケーション室に問い合わせると、「機能的な商品を扱っているため、今の(ゾゾタウンの)展開の仕方では、お客さまに弊社の商品の機能をご説明しきれない」と回答。18日で出品を中止したことを明らかにした。
撤退に向けた準備を進めているのは「ノースフェイス/ヘリーハンセン」で、ゾゾタウンでは2015年10月から取引を始めた。数百種類の商品を出品していたという。
ゾゾタウンが会員制の割引制度「ZOZO ARIGATO」を昨年12月25日から始めて以降、相次ぐ有名ブランド撤退を招いたが、ゴールドウインでは撤退との直接的な関係については触れなかった。
一方、ゾゾタウンでは22日から「服祭り」という新たなセールを開始した。最大割引95%と大規模だが、ゾゾ広報部は「新春セールの延長線として例年行っている。参加ブランドも(21日時点で)1400以上と表記しているが、今後、さらに増えて昨年と同等数(約1600)のブランドが参加しそうだ」と話す。
「ZOZO ARIGATO」では、通知方法が担当者へのメールのみで不十分と一部のブランドからは批判の声もあったが、「服祭り」も主な通知方法はメールだという。参加ブランドに禍根を残すような結果にならなければいいのだが。