はじめのい~っぽ 60'S

今日生きてるのは奇跡!
鬼籍入りまでの軌跡!

岡部明美著 「私に帰る旅」 の中から

2019年01月17日 | 本・絵本・雑誌
元旦までは、なにかと気忙しい日を送っていましたが
1/2に山登りをした後、初仕事の7日までは、どこへも行かず、読書していました。

いくつか読みましたが、中でもご紹介したいのは、岡部明美さんの「私に帰る旅」です。

簡単に紹介させて頂きます。

出産中に胎児の心音が聞こえなく急遽「帝王切開」になります。

男の子を出産したものの、数日後彼女はベットでエビ反りになるほどの頭痛に襲われ「脳腫瘍を2か所発病。直後に水頭症を併発していることが判明」

医師からは「命の保証は出来かねる」「どんな後遺症が残るか分からない」と言われましたが、手術後、頭に棒が刺ささりベットにくくりつけられる生活が続きました。


時間は経ち、彼女の体は「めだった後遺症」は残りませんでしたが、退院後から徹底した生活改善をします。

彼女は病気とは「体からの」&「これまでの生活の仕方」からの警告だと気付きます。

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1章から一気に第6章にスキップします。P220

「振り返れば、いつも自分と人を比較してきたように思う。

他者からの評価や、私への好意のあるなしによって心が満たされたり、満たされなかったりしたから

心はいつもジェット・コースターのように上がったり、下がったりと大忙しだった。

それに、私は「楽に生きる」ということにどこかで罪悪感を持っていたからなおさらだ。

私は、ほんとうは人生を楽しみたいし、謳歌したいだけなのに、私の頭はすぐ

「そんなに楽していいのか。好きなことだけやっていていいのか」

「自分をそんなに甘やかしていいのか」

「人生を楽しむだけじゃ成長がないじゃないか」と言って私を責めるのだ。

私の頭とハートは、まるで敵対関係にあるようだった。

私は今まで、楽に生きると言うことを、手抜きとか、いい加減、ぬるま湯人生、怠け者の人生だと思っていた。

私はなんという人生の貧乏性だったのだろうか。

自分の中で「好き・楽・心地いい・ワクワクする・楽しい・私がそうしたい」という感覚で人生を選んでいったら

苦しいことや問題が起きた時に人のせいになんかできないのだ。

もっと楽に生きよう。

私がそうなれば、周りの人たちだってきっと楽になるだろうし、居心地がよくなるだろう

わたしは、自分にあまりにも厳しく生きていたら、一緒にいる人だってしんどいはずだから。
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まだまだ続きはあるのですが・・・

お読み頂きありがとうございました。




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