花村萬月さん
信長私記
一巻二巻
魔王、覇王、最凶、敵を
せん滅する、焼き打ち(焼き殺す)、
衆道、使い捨て、合理化、神仏を
屁とも思わない
個人的では
パッと思い浮かべるとこれらが
織田信長のイメージ
一巻は「俺」、二巻も一人称では
あるが「俺」の言葉は一回のみ。
の使用で、信長は進む。
伝記でもない
信長の事実を追うものでもない
無論、史料は丹念に追われている
と思う。
フィクション
そうフィクションですが
終始、一人称で
信長が信長に
語りかけるような述懐、或は日記
そこには
何百年も前に
灰燼となった信長はおらず
いまも、生きてるのではないか
と、感じざるを得ない作品
花村さんの想像力、創造力
をお試しになりたい方が
いらっしゃれば
どうですか?と思ってしまう。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます