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そこには夢があった

2013-06-12 13:59:18 | 無題
上司や職場の人達やは気持ちよくて、

コミュニケーションがとりやすい人が多い、

人間関係に悩まなくていい

という職場に務めている、その職場は長生きしているという人がいたら、

教えてほしい。







最近、夢見がよくない。

起きがけや、横になっている状態の方が、

おととし躁鬱になって自殺を考えた時期の

午前中の気分と似ている。


起き上がり、カーテンを開け未来へ向けた作業をはじめると、

その気持ちは無意識の方へかすかに感じるくらい=あせりとなり

気分的に前向きになり、精力的に動けるようになる。

それだけが幸いだ。


自殺を考えていた時期は、起き上がっても、寝ていても、

夕方近くになるまで、社会から見放されたーもうダメだ―という暗い気持ちになり、

自分は必要とされていない、なぜ生きているんだろう?

なにをしてもダメだとなっていた。

吐き気もするし、体はだるいとは違う、ずしりと動かなくて、午前中は立てない程だった。


けれど、今は起き上がり体を動かせば、

スイッチが入ったように未来へ向けて行動できるところがいい。

面接対策をしたり、自分の技術や知識をアップさせるために動いたり、

求人を探し、企業研究をし、応募し、企業とやりとりをする―。


まだお金がなくなっていないから動けるのだろう。

もうあと何ヶ月か分の生活費しかないとなると、

自暴自棄にしかならない。

正社員をめざしていたはずが、職に就ければなんでもいいと、

アルバイトや、未来性、スキルアップ性がない職場へ応募をし出す。

未来性のあるアルバイトだと、おそらくもっと若い人たちで、

新卒や学生に場所を与えたいというところが多いだろうと今から予測している。

私のように中途半端に経験があると、

なんで来たの?なんなの?なにがしたいの?

離職期間が長くてどこも雇ってもらえないような人に

職場は貸さないよ、仲間に入ってほしくないとなる。

そんな中途半端な人間より、なんでも覚えます!なんでもやります!という、

目を輝かせた、年齢的にも教えやすい、若い人の方がいいのだろう。


そんなことを今から予想しつつ、

今朝方見た夢を忘れない内に書こうと思う。



それは前職場の夢だった。

仕事中のやりとりで、営業の人がこれこうなんですよと笑顔で話し掛ける。

すると私が、へぇーこれってこうなんですかね?と聞くと、

リーダーがそれはねぇと得意げにおもしろそうな顔で解説を述べる。

それが本当におもしろい話で、へぇーと言いながら私はおもしろいなぁとより笑顔に、

みんなも笑顔になる。

また違う場面で、仕事のことから派生した仕事とは直接的には関係のない話を聞いてみる

私は、これこれこうなんですかね?とリーダーにたずねると、

リーダーは、まじめにわたしの方を向き、

うーんとまじめに考えると、それはこうこうこうじゃないかなと自論を述べる。

私はそうかぁと目を輝かせる。


目が覚めて、

夢だったと分かり、

悲しくなった。


そうだったんだ。現実的にそういう会社だったのを思い出した。

そして今はもうその人達と働けないのが悲しかった。

みんなバラバラに。


そして、だから事業がダメだったのかと、そんなの信じたくないと、

助けを求める気分だった。




仕事場がこんな風だよという企業で生き延びている企業があるだろうか?


私のそれまでの会社では、そういうことはなかった。

無駄に思えるような話をこんな風にまじめに捉えてやりとりし合う職場。

私にとって理想的な職場だった。

そういうコミュニケーションがあったから、

職場の人達に、仕事のことで頼んだり、訊ねたりすることが

自ら積極的にできた。


なにもコワくない。

仕事で必要なことも、確認したいことも気軽にコンタクトできる。


それまでの職場では、コミュニケーションを職場の人と取るのがコワかった。


仕事のことであっても、話し掛けたら不機嫌に返された。

その経験から、

これを訊ねたら不機嫌になるかな?怒るかな?とか、

話し掛けて、不機嫌に返されると、

言い方がまずかったかな?とか仕事と直接的に関係がないことで悩み、

人間関係で悩み、

1人シャドーボクシングのように解決のしようもないことで、

暗い気持ちになり、あれやこれや試してみるのに効果はさほどなく、

やはり気分次第なのかと、

これといった打開策もないまま鬱々とすごすことになるのだ。

いつも職場ではビクビクしていた。


私は前職の直属の上司を尊敬していた。

2人直属の上司が代わったけれど、

2人とも賢いけれど、人間味があって、ユーモアもある、いい方々だった。

プライベートなことを上司から聞いてくることは最初はなくて、

私が質問をすると、大抵なんでも応えてくれた。ちゃんとうけとめて。

仕事の相談にもいっぱい乗ってもらった。

上司と1対1で話す機会が、会社の決まりで3ヶ月に1回はあった。

最初は、なんだそれ?コワい。なにか詰められたりするのかな?

上司と密室コワい。と思っていた。

でも前向きなものだった。

今自分が抱えている仕事や問題、悩みを話し、

これからの目標や、それにむけてこうしていこうと思うということを

上司に話し、知ってもらうこと自体が、

精神衛生上、よかった。

そしてその場で上司の率直な反応も見れ、意見もいってくれるし、

相談にものってくれた。

上司はなるべくその目標がかなうようにしてくれた。

だから、

上司が私の意と反することをするときは、

なにか上司なりの考えがあってか、周りの相乗関係でできないのだろうと解釈でき、

不満は抑えられた。

鬱々としてすごさなくてよかったのだ。

自分のスキルアップも望めたし、上司を信頼できた。

転職していった先輩たちがお別れのメールを全社員に流したり、

送別会のお別れの言葉で、個別的に話したときも

ほぼ全員が言っていた。

“こんなに人間関係に悩まなくていい職場で、最高でした”と。

人間関係に見えないなにかを感じて、その問題に1人対応策を練るという余計な仕事がなかった。

“仕事とだけに打ち込める環境がよかった”と。


それぞれ会社になんらかの不満を抱いて転職したのはたしかだし、

その理由も聞いたから知っている。


けれど、その1点においては、本当に最高だったのだ。


これがあったから、事業撤退になったというのだろうか?

そんなことはないと、だれか言ってほしい。

自分の会社もそういう会社だといってほしい。


前職の会社は大手グループの子会社でベンチャーだった。

親会社は昔から今も健在で、よい話題を提供している。


人材流出だけが失敗の原因だったと私は思っている。

それは会社の風土によるものではなく、制度によるものが大きかった。

制度さえあれば、もっと長生きできたのではないかと思う。



上司や職場の人達やは気持ちよくて、

コミュニケーションがとりやすい人が多い、

人間関係に悩まなくていい

という職場に務めている、その職場は長生きしているという人がいたら、

教えてほしい。