ごもくの山歩き

山歩きを中心に写真撮影やクロスバイク等を楽しんでいます。

宮之浦岳

2014年10月29日 | 九州の山

宮之浦岳  1936m  2014.10.20  (鹿児島県)  日本100名山

日本100名山で最南端にある宮之浦岳に登るため、屋久島にやって来ました。淀川登山口から宮之浦岳山頂を往復(コースタイム:9時間)するので、体力的に少し不安があるのですが、時間でカバーすべくコースタイム12時間の予定を立てて淀川登山口を夜明け前に出発しました。

【コース】 淀川登山口(5:24)⇒ 淀川小屋(6:17)⇒ 高盤岳展望台(7:51)⇒ 小花之江河(8:11)⇒ 花之江河(8:24)⇒ 黒味岳分岐(8:42)⇒ 投石平(9:21)⇒ 栗生岳(10:53)⇒ (11:18)宮之浦岳山頂(12:00)⇒ 栗生岳(12:16)⇒ 投石平(13:54)⇒ 花之江河(14:48)⇒ 淀川小屋(16:11)⇒ 淀川登山口(17:03)

登り: 5時間54分、  下り:5時間3分、  休憩:42分
歩行タイム: 10時間57分、   総合タイム: 11時間39分

宮之浦岳(右)と永田岳(左)



5:24 淀川登山口

夜明け前にヘッドライトを点けて登山を開始します。

5:57 1km地点

まだ、辺りは真っ暗です。

6:17 淀川小屋

小屋には数名宿泊されていて、小屋前にはテントが一張りありました。
ここでトイレ休憩をしてから出発します。

6:52 淀川

橋の上から川を見ると、水が見えないほど透明度が良いので綺麗です。

7:11 2km地点

登山道の木の根っこがすごいです。大木もたくさん見られます。

7:39 ヤクシカとご対面

登山道ではヤクシカによく遭遇します。美味しそうに何かを食べていました。

7:51 高盤岳展望台

標識は見当たらなかったですが、左に上がる道があったので登ってみると、高盤岳のトーフ岩が見えました。
たぶん、ここが高盤岳展望台だと思います。

8:02 展望所

少し歩くと、右側に展望所がありました。行ってみると黒味岳が見えました。

展望所からの眺望

中央が黒味岳山頂です。

8:11 小花之江河

高層湿原にでました。

8:21 4km地点(中間地点)

登山口から3時間で中間地点にでました。山頂まであと約3時間掛りそうです。

8:24 花之江河

この辺りの湿原で雄のヤクシカが何かを食べていました。

8:42 黒味岳分岐



9:08 ロープ場

ロープが張られた岩場が出てきました。

9:21 投石平

宮之浦岳が見えていますが、まだ遠いです。投石平は大きな岩の広場ですので小休止します。

投石平からの眺望: 黒味岳

ここから見ると山頂の岩が竜のように見えます。

投石平からの眺望: 投石岳

石を沢山投げたよう見えるので、投石岳という山名が付いたのでしょうか?

投石平からの眺望: 宮之浦岳(右)と永田岳(左)

永田岳の左に海が見えていますが、現地では気付きませんでした。

10:12 

青い空、緑の山、白い岩のコントラストが綺麗です。

10:19 

景色が良いので、歩いていても苦になりません。

10:29 奇岩

人のような形をした岩があります。左側は転げ落ちたのでしょうか?トーフ岩のような形が想像できます。

10:51 栗生岳の手前

宮之浦岳山頂かと思ったのですが違いました。

10:53 栗生岳山頂

大きな岩がありました。


11:14 山頂手前

やっと山頂が見えました。

11:18 宮之浦岳山頂  1936m

山頂に到着しました。10名程休憩されていました。写真撮影と昼食休憩にします。
360度の展望を右回りに撮影します。左に一等三角点が設置されています。

〔北西側〕 永田岳の眺望

現地では気付かなかったのですが、山の後ろは空だと思っていたのですが、半分は海になっていました。
永田岳は奇抜な山容をしているので目を引きます。

〔北北西側〕

永田岳の右肩に坪切岳、吉田岳の山並です。

〔北側〕

北側から東側に掛けて雲が掛っています。

〔南東側〕

宮之浦岳山頂手前のピーク(左)の右肩に翁岳山頂の岩が見えています。
右側には安房岳が見えています。

〔南側〕

左から安房岳、投石岳、黒味岳、右後ろにジンネム高盤岳の山並です。
眼下に登ってきた登山道が延びています。

〔南南西側〕

後方の尖っている山は七五岳のようです。

〔南西側〕

トカラ列島がある方向ですが、見えないようです。

〔西側〕

右端に国割岳が見えています。

〔北西側〕

右回転で一周しました。360度山で、360度海というのは屋久島ならではの光景ですね。

12:00 下山開始


日没までに下山したいので、下山に掛ります。

12:11

左から翁岳、1826mピーク、安房岳、投石岳が並んでいます。手前は栗生岳です。

12:16 栗生岳



12:20

山腹を巻くように登山道を下りて行きます。

12:20 翁岳(左)と1826mピーク(右)

翁岳と1826mピークが良く見えます。

12:35 奇岩

天狗の顔のように見える岩があります。

13:54 投石平

投石平から投石岳を望むコントラストが綺麗です。ここで小休止します。

14:48 花之江河

立止って小休止します。

14:58

枯れ大木に緑の茂りが付いてします。

15:58



16:11 淀川小屋

淀川小屋でトイレ休憩をします。

16:28

朝は暗闇で確認できなかった奇抜な大木。

17:03 淀川登山口

なんとか無事に日没までに下山することができました。
この後、温泉に入って宿泊してから翌日のフェリーで鹿児島に戻ります。



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