宮之浦岳 1936m 2014.10.20 (鹿児島県) 日本100名山
日本100名山で最南端にある宮之浦岳に登るため、屋久島にやって来ました。淀川登山口から宮之浦岳山頂を往復(コースタイム:9時間)するので、体力的に少し不安があるのですが、時間でカバーすべくコースタイム12時間の予定を立てて淀川登山口を夜明け前に出発しました。
【コース】 淀川登山口(5:24)⇒ 淀川小屋(6:17)⇒ 高盤岳展望台(7:51)⇒ 小花之江河(8:11)⇒ 花之江河(8:24)⇒ 黒味岳分岐(8:42)⇒ 投石平(9:21)⇒ 栗生岳(10:53)⇒ (11:18)宮之浦岳山頂(12:00)⇒ 栗生岳(12:16)⇒ 投石平(13:54)⇒ 花之江河(14:48)⇒ 淀川小屋(16:11)⇒ 淀川登山口(17:03)
登り: 5時間54分、 下り:5時間3分、 休憩:42分
歩行タイム: 10時間57分、 総合タイム: 11時間39分
宮之浦岳(右)と永田岳(左)
5:24 淀川登山口
夜明け前にヘッドライトを点けて登山を開始します。
5:57 1km地点
まだ、辺りは真っ暗です。
6:17 淀川小屋
小屋には数名宿泊されていて、小屋前にはテントが一張りありました。
ここでトイレ休憩をしてから出発します。
6:52 淀川
橋の上から川を見ると、水が見えないほど透明度が良いので綺麗です。
7:11 2km地点
登山道の木の根っこがすごいです。大木もたくさん見られます。
7:39 ヤクシカとご対面
登山道ではヤクシカによく遭遇します。美味しそうに何かを食べていました。
7:51 高盤岳展望台
標識は見当たらなかったですが、左に上がる道があったので登ってみると、高盤岳のトーフ岩が見えました。
たぶん、ここが高盤岳展望台だと思います。
8:02 展望所
少し歩くと、右側に展望所がありました。行ってみると黒味岳が見えました。
展望所からの眺望
中央が黒味岳山頂です。
8:11 小花之江河
高層湿原にでました。
8:21 4km地点(中間地点)
登山口から3時間で中間地点にでました。山頂まであと約3時間掛りそうです。
8:24 花之江河
この辺りの湿原で雄のヤクシカが何かを食べていました。
8:42 黒味岳分岐
9:08 ロープ場
ロープが張られた岩場が出てきました。
9:21 投石平
宮之浦岳が見えていますが、まだ遠いです。投石平は大きな岩の広場ですので小休止します。
投石平からの眺望: 黒味岳
ここから見ると山頂の岩が竜のように見えます。
投石平からの眺望: 投石岳
石を沢山投げたよう見えるので、投石岳という山名が付いたのでしょうか?
投石平からの眺望: 宮之浦岳(右)と永田岳(左)
永田岳の左に海が見えていますが、現地では気付きませんでした。
10:12
青い空、緑の山、白い岩のコントラストが綺麗です。
10:19
景色が良いので、歩いていても苦になりません。
10:29 奇岩
人のような形をした岩があります。左側は転げ落ちたのでしょうか?トーフ岩のような形が想像できます。
10:51 栗生岳の手前
宮之浦岳山頂かと思ったのですが違いました。
10:53 栗生岳山頂
大きな岩がありました。
11:14 山頂手前
やっと山頂が見えました。
11:18 宮之浦岳山頂 1936m
山頂に到着しました。10名程休憩されていました。写真撮影と昼食休憩にします。
360度の展望を右回りに撮影します。左に一等三角点が設置されています。
〔北西側〕 永田岳の眺望
現地では気付かなかったのですが、山の後ろは空だと思っていたのですが、半分は海になっていました。
永田岳は奇抜な山容をしているので目を引きます。
〔北北西側〕
永田岳の右肩に坪切岳、吉田岳の山並です。
〔北側〕
北側から東側に掛けて雲が掛っています。
〔南東側〕
宮之浦岳山頂手前のピーク(左)の右肩に翁岳山頂の岩が見えています。
右側には安房岳が見えています。
〔南側〕
左から安房岳、投石岳、黒味岳、右後ろにジンネム高盤岳の山並です。
眼下に登ってきた登山道が延びています。
〔南南西側〕
後方の尖っている山は七五岳のようです。
〔南西側〕
トカラ列島がある方向ですが、見えないようです。
〔西側〕
右端に国割岳が見えています。
〔北西側〕
右回転で一周しました。360度山で、360度海というのは屋久島ならではの光景ですね。
12:00 下山開始
日没までに下山したいので、下山に掛ります。
12:11
左から翁岳、1826mピーク、安房岳、投石岳が並んでいます。手前は栗生岳です。
12:16 栗生岳
12:20
山腹を巻くように登山道を下りて行きます。
12:20 翁岳(左)と1826mピーク(右)
翁岳と1826mピークが良く見えます。
12:35 奇岩
天狗の顔のように見える岩があります。
13:54 投石平
投石平から投石岳を望むコントラストが綺麗です。ここで小休止します。
14:48 花之江河
立止って小休止します。
14:58
枯れ大木に緑の茂りが付いてします。
15:58
16:11 淀川小屋
淀川小屋でトイレ休憩をします。
16:28
朝は暗闇で確認できなかった奇抜な大木。
17:03 淀川登山口
なんとか無事に日没までに下山することができました。
この後、温泉に入って宿泊してから翌日のフェリーで鹿児島に戻ります。
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