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(バラード調)♪あなただけがー、生きがいなのー、お願いー、お願いー捨てーないでー、(ハイテンポになる)テナコト言われてその気になって、三日とあけずにキャバレーへ、金のある木があるじゃなし、質屋通いは序の口で、退職金まで前借し、貢いだあげくが(スローに)ハイそれまーでーョー、(早いテンポで)フザケヤガッテ、フザケヤガッテ、フザケヤガッテ、コノヤロー(スロー)泣けてーくーるー。
こんな感じに植木等は、歌って、笑わせてくれた。コマーシャルでも、ただの折りたたみ傘を、「何である?」と呼びかけ「アイデアル」と自分で答えて「常識!」とつけ加える。その『常識!』の響きが滑稽で流行語にまでになった。
東宝映画無責任シリーズは大ヒットした。サラリーマンのいこいの場だったんだろう。もともと彼の属するクレージーキャッツは一流のバンドで、そこの専属歌手が植木だ。40年くらい前の夏、冷房のききが悪い体育館でのクレージーキャッツショーに行ったら、クレージーのメンバーが汗をたらたら流しながら、歌ったり踊ったりしていたのを思い出す。彼は、付き人で運転手までやっていた小松政夫も育てている。
たくさん笑わせてくれて、最後はしぶい演技を見せてくれた植木さん、さようなら。
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