小父さんから

ミーハー小父さんの落書き帳

光速「スプリング8」の施設見学

2014年09月26日 | コミュニティセンター
  

  
 


この施設は、世界最高性能の放射光(非常に明るい光)を生み出すことができる大型放射光施設でSPring-8(スプリング・エイト)と呼んでいます。簡単にわかりやすく言うと、スーパー顕微鏡のようなものです。

兵庫県南西部の西播磨の播磨科学公園都市に立地しており、上郡町と佐用町にまたがる丘陵地帯を切り開いて造成されました。

SPring-8の名前の由来は、「スーパー(超=超高性能の)フォトン(光子=光の粒)リング(輪=円形加速器=蓄積リング)80億電子ボルト(=8ギガ電子ボルト)」を意味する英語Super Photon ring-8 GeV(80億電子ボルト)です。

この放射光を用いてナノテクノロジー、バイオテクノロジーや産業利用まで幅広い研究が行われています(上郡町の特産品と観光情報から)



  

 コミュニティセンターのセミナー教室・屋外研修について行ったが、技術的なことはちと難しい(笑)。大きな丸いリングは、周長が約1.5kmだとか。なんでも、研究分野は「生命科学・バイオテクノロジー」「産業」「物質科学・ナノテクノロジー」「考古学・科学鑑定」「地球・惑星科学」などで身近な話題では・・・犯罪捜査で和歌山毒物カレー事件での毒物分析や警察庁長官狙撃事件の重要人物とされる巡査長のコートやメガネの付着物分析に使用されたり 国内の各大学および理研や原研による学術利用だけでなく、製薬会社、製鉄会社など、30社以上の産業利用や海外の研究機関の利用もあり、専用のビームラインが設けられている場合もある。2008年度には、今まで他社と共同でビームラインを利用していたトヨタ自動車が、単独企業としては初めて専用のビームライン の新設に着手しているとか。

 この施設も理化学研究所のものだが、見学会の説明をされている女性がノーベル賞候補の話しをしていたのがよく聞き取れなかったが同研究所の十倉好紀創発物性科学研究センター長(60)が選ばれたんだね。




     
 

赤とんぼ荘から見た「たつの」の町
 

  山田耕筰の作曲による童謡の「赤とんぼ」は三木露風(作詞)が、故郷である兵庫県揖保郡龍野町(現在のたつの市)で過ごした子供の頃の郷愁から作ったといわれているが、その地「赤とんぼ荘」で食事をして帰った。 
コメント (6)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高齢者大学の12日目 「青春... | トップ | 動画/2013年夏 御嶽山に登る... »
最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こちらからも (pinky)
2014-09-27 22:40:44
こんばんは!

以前こちらで紹介してくださってからテレビで観ましたが
やはり難しくて、理解できませんでした。

よくはわからないものの、こうした場所で日夜研究にっ没頭している方がおられるのですね。
毎日ぼけ~っと過ごしているのが申し訳なく思えてきます。

最先端の技術と昔懐かしい「赤とんぼ」の歌が
不思議にマッチしている街なんですね。
返信する
pinkyさんへ (小父さん)
2014-09-28 00:11:01
こんばんは

ああテレビ番組をご覧になりましたか。
この場所には仕事で一度と別に見学棟に行ったことが
あるんですがその時の方がむしろよく分かった気がします。

今回は団体だったので会議室での大画面映像や
線型加速器 - 全長:140m/加速エネルギー:1GeVに
蓄積リング - 周長:1,436mの見学ラインを見せて
くれたのでそれは興味深かったのですが、
エンジニアの女性が説明を加えるものでかえって難しくなりました(笑)

見学ラインのガラス窓から下を見降ろしながら、80歳代のおっちゃんが「現場で働いている人たちはどんな人たちですか?」との質問。
すると案内の女性が「博士号を持っている人がほとんど」との答え。
みんなから「ほ~っ」というため息が漏れていました(笑)。

この位の規模の大型放射光はカナダとスイス・ドイツとここの3か所しかないらしいですが
しきりと世界一を強調していましたね。
まだ完成していないのかヨーロッパでは確かさらに大きいものを作る記事を読んだことがあるんですがそんな説明はなかったですね。

上の「スーパー顕微鏡のようなものです」という表現が一番分かり易いです。

>昔懐かしい「赤とんぼ」の歌が不思議にマッチしている街なんですね。

たつの市は、赤とんぼと醤油の町というのがトレードマークです。
返信する
Unknown (タワラジェンヌ)
2014-09-28 10:54:25
こちらからもおはようございます。

佐用町にこのような凄い施設があるんですね。
スーパー顕微鏡のようなものと言われても
なんだか難しくて、理解できません。
世の中には、こうした研究をしている方がいるんですね~
この方たちの頭の中はいったいどんな風になっているんでしょうか・・・・

佐用町には息子2の会社の工場があり、
よく行ってました。
たしか、ひまわり畑で有名なところがあったように記憶していますが・・・
今でもあるのかな?
佐用町は台風で一度すごい被害を受けてましたね。

へ~たつの町って醤油の町でもあるんですね。
返信する
タワラジェンヌさんへ (小父さん)
2014-09-28 20:21:32
こんばんは

あらあら作用町にごおありだとは・・・。
住所を見ますと佐用郡佐用町
の光都1−1−1になっていますね(笑)
いや、本当に未来都市です。

新幹線の相生駅から定期バスが出ていますが、英語のアナウンスが流れて来た時には驚きました。

なんでも写真の蓄積リング(円形加速器)SPring-8よりも写真の線型加速器、SACLA(さくら、SPring-8 Angstrom Compact Free Electron Laser)の方が高性能だとしきと力説されていましたが、これまたピンと来ません。
そうそう、この二つの設備を兼ね備えているのは世界にここだけと言ってましたね!(笑)

ひまわり畑→http://goo.gl/idVhBr
本当だ!これ知りませんでした。
写真を撮りにいきたいですね。
ソフィア・ローレンに会えるかも(笑)

佐用町は2009年9月11日、激甚災害として台風災害に見舞われていますね。
どうもちゃんと記憶していませんでした。
返信する
ものづくり (さすてなぶる)
2021-10-02 19:43:02
ダイセルの久保田博士も居るのかな。
返信する
さすてなぶるさんへ (小父さんK)
2021-10-02 20:17:58
コメント有難うございます。

ダイセルという会社は知っていますが、久保田博士ほか、どのような人が勤務されているかは全く知りません。
返信する

コメントを投稿

コミュニティセンター」カテゴリの最新記事