アナザーストーリーズ「三島由紀夫 最後の叫び」を観た。彼が割腹をした1970年は小父さんは、ボーイスカウトの指導者に没頭していた頃だが、それからは、文庫本小説を数冊と事件関連の雑誌を夢中で読んだものだ。今日のテレビでも紹介された『文化防衛論』も買ってきたね。小父さんは全学連に殴りかかる右翼ではなかったが、ずっと保守的だった。
テレビでは、日本刀で切りつけられた自衛官、バルコニーでの最後の演説を録音したラジオ局記者、当日、三島から檄文を託された週刊誌記者などの証言を聞くことが出来、当時の雑誌に載っていなかった生々しい背景に接することができた。
45歳という若さだったんだよね。最近観た映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』で 三島由紀夫(1925年生まれ、45歳没)役の高良健吾が小栗旬演じる太宰治(1948年生まれ、38歳没)をきつく叱責するシーンがあったが、その時全く違う生き方をしているこの二人がとても似ている気がした。なんと太宰は我が息子より一歳下ではないか!(笑)。ふたり共若くして幾つかの人生を送ったみたいだ。
で再放送は10月14日(月) 午後11時45分 NHKBSプレミアム
人間失格って確か中学の時の推薦本だったんですよね。
あの頃は面白くなくて途中で読むのを止めてしまったんです。
三島由紀夫作はむかーし1冊読んだくらいなので、今度何か読んでみようかな。
小栗旬主演の映画も観てみたいです。
三島由紀夫は、ノーベル文学賞候補だともいわれていた記憶があります。
衝動的に、「午後の曳航」を読みました。
正直、よく解らなかったです。
アナザーストーリーズの再放送、観てみようかと思います。
「午後の曳航」も読み直してみようかな。
情報ありがとうございました。
38歳に45歳、、、自分がこの年齢になると
かなりの若さに感じますよね
昔は人生を十分生きて来られた方に感じていましたが
そうでしたか!
私も20歳前後に人間失格も含めて数冊よみましたね。
興味深かったし、クールだとも思ってましたが、文学的思考は別としてよく38歳までに放蕩しまくったなと今驚いています(笑)
三島由紀夫の潮騒も20歳前後でしたが、ファンタジーに思えました。
彼の最後とは相当の落差がありますね。
ああ、金閣寺はまた全く違います。
これぞ文学でしょう!
>小栗旬主演の映画も観てみたいです。
これ演出家、故・蜷川幸雄さんの長女・蜷川実花氏(46歳)の監督作品で新しい芸術性を追求しているものだと思います。
但しR-15指定で始まりはHなシーンが多いです(笑)
私は、いずれにしろ「人間失格」を描いているのかと思って出掛けたんですが「人間失格」を書き下ろすまでの背景がテーマだったようです。
いや、日本中が震撼したと思います。
川端康成氏、はじめ名だたる作家も相当ショックを受けていたようです。
>三島由紀夫は、ノーベル文学賞候補だともいわれていた記憶があります。
これもテレビで観たんですが、川端康成氏は三島由紀夫氏に「今回のノーベル賞は自分に譲ってくれ」と頼んだとか。
川端の受賞が決まった時、三島はすぐに駆けつけて記者会見で、その受賞のお祝いを話していたようですが、内心とても悔しがっていたということだそうです。
>・・・「午後の曳航」を読みました。
この小説は私の大のお気に入りで何人にも勧めたものです。
これ日米英合作で映画も撮られていますね。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=QbGz-63UFvw
>アナザーストーリーズの再放送、観てみようかと思います。
深夜放送ですが、是非ご覧になってブログにも投稿してください(笑)
はっはっは、奇遇ですね!
>・・・自分がこの年齢になるとかなりの若さに感じますよね
私も全く同じです。
いつまでも彼らのことが話題にのぼりますが、この二人は若くして人生を生き抜いていたのか?
生きていたら、又違った人生があったと思います。
ある意味明治維新のきっかけを作った坂本龍馬(31歳没)たちみたいな革命家だったのかも知れませんね。