
月曜日放送のBS2を観た。秋吉久美子が安井の文を読み、同業者のなかにし礼に親友の加賀まりこ、かまやつひろしが語り、仕事も共にした平尾昌晃と加瀬邦彦が仕事の上のエピソードを話す小父さんから見れば超豪華版だった。
いろんなジャンルの詩を書いたんだね。ヘイ・ポーラ(歌:田辺靖雄・梓みちよ)G.I.ブルース(歌:ダニー飯田とパラダイス・キング)アイドルを探せ(歌:シルヴィ・ヴァルタン)ドナドナ(歌:岸洋子)オー・シャンゼリゼ(歌:ジョー・ダッサン ダニエル・ビダル)ほほにかかる涙(歌:ボビー・ソロ)雪が降る(歌・作曲:アダモ)などの英語・フランス語の訳詞からはじまって・・・。パリでの暮らしではアダモが心の支えになってくれたらしい。
園まり:何も言わないで(作曲:宮川泰)、伊東ゆかり:おしゃべりな真珠(作曲:いずみたく)、恋のしずく(作曲:平尾昌晃)、ザ・ワイルドワンズ:青空のある限り(作曲:加瀬邦彦)、ザ・タイガース:シー・シー・シー(作曲:加瀬邦彦)、沢田研二:危険なふたり(作曲:加瀬邦彦)、辺見マリ:経験(作曲:村井邦彦)小柳ルミ子:わたしの城下町、(作曲:平尾昌晃)アグネス・チャン:草原の輝き(作曲:平尾昌晃)キャンディーズ:危い土曜日(作曲:森田公一)、郷ひろみ:よろしく哀愁(作曲:筒美京平)、西城秀樹:激しい恋(作曲:馬飼野康二)などなどがヒットチャートを駆け抜けて来た。
ところが、8歳年下でミュージシャンの加藤和彦との出会いで女の幸せを掴んだのか!
安井はこう語っている。
「女は何かひとつのタイトルを持っていると、
ちょっと安心して人生できる。
そのひとつにミセス何々、つまり奥さん業がある。
以前の私は作詞をビジネスとして割り切ろうとし、
世相や歌手に合わせた『商品』を生み出していた。
それがプロだ、思っていたのである。
ところが加藤とアルバムを創るようになってから、
大ヒット作戦に主眼を置いて書くのは、
二十年間もやってきた。
ここらでその経験を生かして、
自分の本当に書きたい歌を
書いていこうと考えたのだ。」
加藤和彦・安井かずみ著「ワーキングカップル事情」より
竹内まりや:不思議なピーチパイ(作曲:加藤和彦)、この歌はよく聴いていたけど二人で作ったものは、あまり売れてなかったんじゃないかな。
小説に私小説という分野があるが、たぶん恋多き安井の情感が彼女の詩には存分には表われているように思う。しかし天才ってこんな人のことなんだろう。
1年間の闘病の末に55歳で亡くなったという。筆談用のボードに書かれた
「金色のダンスシューズが 散らばって 私は人形のよう」
が絶筆であったそうだ。
『安井かずみさん』に比べると
私の人生等は、きらびやかな人生でもなく
まるで鉢植えの(凡才)の様な物でしたが
これからは『生きてて儲けもん!』
残りの人生…精一杯楽しみたい
出来れば『平穏に…』と言う、スパイス付きで…
と言う私…現実は『シワ・シミ・たるみ』
に体を蝕まれています…老化とは残酷なり
ただお洒落な女性が加藤和彦氏といっしょになったことだけ、へーっという感じで覚えています。
加賀まりこ女史が言うにはとても女らしく女として生きようとする努力を絶やさなかったとか。
普通の一女性だったんですね。
貴姉さまにも長い長い人生があると思います。
お医者さんが薬づけに死なせてくれないらしいです。
人生100歳時代といういやな時代(笑)の到来ですね。
亡くなられた時に天からの光に
のって 微笑さえ浮かべながら
舞っていく 彼女が見えるようです
本も書かれているのですね
どこまでも詩人なんですね。
作曲をやった加瀬邦彦氏がザ・タイガース:シー・シー・シー の歌詞のことを
http://music.goo.ne.jp/lyric/LYRUTND2193/index.html
「初めて見た時、どんな意味なのかさっぱりわからないんですよ」って笑いながら話していました。
作詞家、訳詞家、エッセイストって出ていますね。
見あげる夕焼けの空に
い眠りしたのね いつか
小川のせせらぎ きいて
今日まで二人は 恋という名の
旅をしていたと 言えるあなたは
もっと素直に僕の
愛を信じて欲しい
会えない時間が
愛 育てるのさ
やめて 愛してないなら
やめろと言われても 今では遅すぎた
僕にはできない まだ愛している
やめて 愛してないなら
あなたは 悪い人ね~』
まさにヒットメーカーでしたね。
タイトルを見ただけで 直ぐに歌詞もメロディーも浮かんできます。
この番組で天才であるが故の 苦悩を知ったような気がしました。
あれっ、pinkyさんもテレビをご覧になっていたんですか!
ひとつ映画『ホリデイ』のように解剖してくださいな!(笑)
♪~やめろと言われても 今では遅すぎた
「ヒデキ!」
なんて踊りとリズムばかりが目立っていましたが、ちゃんと女心が描かれていたんだなって感心しました。
若いってすばらしい(作曲:宮川泰)のような青春歌もあったんですね!
このような番組があったのですね・・・とても とても 見たかったです
私はなにかの拍子に 安井かずみさんの本に出会い・・・何冊か読みました
ワーキングカップル事情・・・は お二人が順ぐりにいろいろなこと・・・について を語る
大好きな本で 未だにたまに読んでいます
小父さんとは違い?
私はタイムリーではありませんが???きっと楽しめたのに・・・と 思いました^^うふふ
今夜はお風呂に この本をもちこもうかと思いました♪
この頭に載せる写真を探しましたが、さしたる物は見つかりませんでした。
加藤和彦氏のこともフォークル時代くらいしか知らないのですが、メジャーな女性とたぶん格下と思った男がなんで一緒になったんだろう?くらいの予備知識でした。
ところが訳詞とヒット曲の数々と交友範囲が紹介されるにつけついつい見入ってしまいました。
動画 で 検索しました。私のパソコンでは 見れなかったです。ネット喫茶で 見ようかなぁ。
画像で 検索しました。懐かしい メーク ファッションですね
ん?竹内まりや 不思議なピーチパイ はもう見れないですね。
>懐かしい メーク ファッションですね
上にスクロールして写真を見てきました。
日本でも流行ったような。
フランスに行ったらこんなお化粧している人がいそうな気がします。