人類のための文明・思想・哲学・宗教・歴史・憲法

何が起きているのか

どうして起きたのか

それをどのように理解し

どのように対処するべきか

エゴイズム

2009-10-06 12:34:56 | 日記

利己主義・自己中心主義、ジコチュウのことですね「自己保存」は、自分を守り、保存する本能の

ことで、長い間、正確ではない使われ方をしていた言葉ですが、この頃は、まったくと言っていい程までに

使われなくなってきています。人権じゅうりんが激しくて、もはや、自己を保存することは可能ではない

ことを意味しているのでしょうか。そのような環境下の21世紀の今、「立身出世」を遂げたい人もいる

に違いない。「立身出世」のおまじないを詩人の薄田泣菫(1877~1945)が随筆「茶話」ちゃばなし

で教えています。自分の生まれ年から数えて七つ目の「えと」を絵に描いて、壁に飾って置くと良いそうで

す。七つ目の「えと」。世の中のためになること、そのために自分は「立身出世」を遂げなければならない

七つ目の「えと」は、立身出世のおまじないに使えるだけではありません。サマージャンボ宝くじに、

スーパーリーチをかけることもできます。七つ目の「えと」を壁に貼っておきます。7月7日に買ってきた宝

くじを二つ折りにして、えとの絵と壁の隙間に掛けておきます。英語の、realize とは、はっきりと理解する

悟る、希望が現実になるという意味ですが、スーパーリーチとはっきり理解する、悟るだけで、すでに

スーパーリーチがかかっているのです。希望が現実になるかどうかは、少しは面白味があることでしょう。

出世については、薄田泣菫によれば、「七つ目のえと」の効果がなくても気にする必要はないそうです。

「その時はその時でまた哲学という善いものがある。哲学は、この世で出世した輩(やから)は皆馬鹿だ

ということを教えてくれる学問である」He's very busy,but I guess that's the price of success.

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時は過ぎてゆく、ゆかない

2009-10-06 10:34:54 | 日記

2000年12月30日、午後11時頃から翌31日、未明にかけて、東京都世田谷区で一家4人が殺害さ

れた事件は、未だに未解決ですが、幾日か前に、新聞に以下の広告が掲載されていました。文言が余り

に衝撃的に感じられましたので、新聞から切り取ってノートに保存いたしました。イラストも凄くて恐い。

 

『 人は光の中だけでは生きてゆけない。光はいつか影に飲み込まれてゆく。

光の中の日常、光の中の愛、光の中の幸福は永遠ではない。

在日活動家、宋義哲。彼の祖国民主化への思いを黒いゆりかごが殺意へと

変えてゆく。心の闇と歴史の闇が重なったとき、死への疾走が始まる 』



かなり大きな広告でしたので、どうしてだれも重要な資料として取り上げようとしなかったのか、今も疑問

に思います。しかし、この新聞広告で事件の動機は、「仮解明」されていると考えます。西暦2000年は

ウインドウズミレニアムが、9月23日(日本語版)に発売された20世紀最後の暗く不安な一年でした。

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