Yassie Araiのメッセージ

ときどきの自分のエッセイを載せます

 朝日記200723  民と官とが協力・競合する専門技術をもつ社会として と今日の絵

2020-07-23 22:01:47 | 社会システム科学

  朝日記200723  民と官とが協力・競合する専門技術をもつ社会として と今日の絵

今日の絵は ダンスです。

 

 

   徒然こと1    専門系技官が支配する日本という観方~友人AI氏からの意見  · 

中国は主敵のアメリカと戦いながら、カナダにもオーストラリアの資源にも日本の尖閣諸島にも色気をみせ。

日本の政権は大金を払ってコロナを蔓延させ、GO TO HELLキャンペーンに夢中になっている。そしてコロナを叩く武器はPCR検査が必須なのに先進国ではもっとも検査をしていない国だ。その理由はPCR検査は医系技官に法的権限を持たせているからである。その医系技官にPCR検査を取り組む戦意は全くなし。その原因はハンセン病患者の隔離政策を維持したのはこれら医系技官たちであり、彼らが元患者たちが起こしたハンセン病国賠訴訟で、国の政策は憲法違反だと認められるまで医系技官たちは放置してきたグループだから。

 

      徒然こと2   民と官とが協力・競合する専門技術をもつ社会として ~わたくの見解として

institutionという概念は、日本では制度と訳され、その制度は、もっぱら政府の機関を意味している風習があります。政府機関であれ、民間機関であれ、継続的な取り組む意味のある機関は制度institutionとする理念が世界では広範にとらえられています。さんざ悪口をたたかれたロケットも民間に移行して成功率は高い。宅急便も郵便を越えている。学校、憲法、外交、コンビニ、学会、公民館、など必要なる案件に対応する仕組みが制度と考えます。原子力、疫学、防衛、外交、など政府だけの専従案件と考えるとその社会は衰退します。 巷間、原子力技術が 「原子力村」と言って、オープン性を謳いながら、専従専門官とそのプロジェクト技術集団が、独立かつ自律的な技術制度という堅塁を構築して動じないものとして 半分あきらめている観さえある。 切磋琢磨するには、対等の相手が必要です。それがなく、そう、唯我独尊となります。唯一の救いは、国際的な 切磋琢磨の場であるといえます。 自らの転回つまり脱皮を起こしえないといえます。

その意味ではホリエモンのロケットなどは制度の概念に一石を投じたということになります。

さて、 マックスウェーバー流の没価値Value freeな学問も大切ですが、一方、ソクラテスの出自の石工masonaryに元を発する技巧、そしてそれをまとめるprocess やstructure構築という工学技術や学問が現にあります。ここはさまざまな目的実現においての価値負荷Value ladenな学問もinstitution;制度として必要です。 これには政府のinstitutionに限定した発想から開かれた競争原理への脱皮することです。おもうに明治開国での大学の工学部は日本の発明です。アメリカも同時期にMITという技術のinstitute;制度を生んでいます。これは人類史的な制度の大発明であった。今の制度状態はその制度が固化して発想の競合や融通が利かなくなり、結局、知識背景をもった行政官がいないから、技術官僚の政府institution専従、否、専制制度となってきます。上の友人の警鐘はこの点にありその意味で共鳴します。彼がこういうところで発信するだけでも意味があり、おおいに発信してください。

 民と官とが協力・競合する専門技術をもつ未来社会としての日本という国社会の構築に関する概念設計、特にそのための理念創出が必要であります。

 

 

 


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