ギリシャは2月末にEUとIMFからの金融支援の期限を迎える。国家の国民経済は、基本的な考え方として輸出入をバランスさえたうえで、生産したものを分け合うことで経済的に自立できる。ところがEUは経済的に自由度が高いため産業的に弱い国は一気に貧しくなっていく。それを借金で賄ってきたのがギリシャである。それが借金ができなくなると崖から転落するように経済破綻する。それをソフトランディングさせるためには、返済を待つかわりに節約しろという話になる。それがEUとIMFの金融支援である。ところが、新政府は国民に節約の苦しさをさせないと言ってできた政府である。その公約を守るためにチプラス首相はEUとIMFの支援をいらないといっている。他から借金をするということだ。そして最低賃金も上げると言っている。ありえない。もうギリシャが破綻するのは目に見えている。(僕の個人的な見解です。)