僕たちは朝10時に山神地区だったところへ出発した。3人で行かせるのは心配だと言って洋太郎さんも一緒に行ってくれるという。洋太郎さんは80歳近いのだけれど、背もまっすぐできびきびしていて70前にしかみえない。運動能力や力の強さは60歳ぐらいの状態を維持しているようだ。由美は薄紫色のほんわかしたセーターにブルージーンズ、折り返した裾にはバンドのように赤い模様がついている。大学で見る由美はあまり体の線が出ない服装をしている。それでもスタイルが良いのはわかっていたがこれほどまでとは思わなかった。白いスニーカーの上に長い脚が伸び、丸みを帯びた形の良いヒップラインを超えるとセーターの上からでもわかるウエストのくびれ、悩ましいのはふっくらと盛り上がったバスト、髪はポニーテールというのか、Perfume のあーちゃんのような髪型、動きに合わせて揺れるの見るたびに胸にさわやかな感じが訪れる。
家を出て5分ぐらい歩くと、山神地区へ行く道の入り口に着いた。通る人がいないのか、草が生えていて、教えてもらわないと道とは分からない。僕たちはその道なき道に入って行った。洋太郎さんは鉈を持ってきていて、道にはみ出してきている枝を切り落としてくれた。4人が通った後はそれなりに人が通った形跡が残り、切り捨てた枝は道の目印になりそうだ。先頭を行くのが洋太郎さん、由美、長谷、僕と続く。僕は由美が見えるように長谷から少し離れてついていった。道が平らでない上、木が道に生えていたりして、身体をよじったり、かがめたり、飛んだりしながら進む。その時の由美のシルエットとポニーテールが左右に揺れる躍動感、見ているだけで胸がドキドキしてきた。特に由美が振り返る時、楽しそうに少し微笑んだ顔と、その顔に見とれそうになるのだが、顔に遅れてテールが触れてくるのを見るともうだめ。こんな清純で美しい少女がいるのかと思ってしまう。長谷も同じようだ。「花が咲いてる」とか「凄く景色がいい」とか由美をなんとか振り向かせようとしているかのように思える。由美もおそらく、自分の動きが男二人を刺激しているのがわかるのだろう。嫌にセクシーな動きをする。イヤ、由美に言わせると、変態二人が何いやらしいこと想像してんのよ、かもしれない。それもそうだ、セクシーと感じているのはこちらの頭だ。
1時間半ほどそんな風に進むと少し開けた場所にでた。山神地区だ。巾500m奥行1kmぐらいの小さな平坦なエリアだ。右側が山が崩れたのだろう。斜面の中に埋もれて地上に一部がでている家が何軒かあった。左側には埋もれていない崩れかけたような家が数軒あった。洋太郎さんが教えてくれたのだが、小さい頃親が行ってはいけないと言っているのに、隠れてやってきて、あの家を隠れ家にして遊んでいたそうだ。一番奥に階段のようなものがあった。その階段を上ったところが山神神社だそうだ。由美に強制的に連れてこられたようなものだが、ちょっとした困難と、それを忘れさせてくれる由美の躍動感、やってきたという達成感があって少し嬉しい。長谷のような大男にはこんな微妙な感じはわからないだろうと、僕はちょっと優越感も感じていた。
家を出て5分ぐらい歩くと、山神地区へ行く道の入り口に着いた。通る人がいないのか、草が生えていて、教えてもらわないと道とは分からない。僕たちはその道なき道に入って行った。洋太郎さんは鉈を持ってきていて、道にはみ出してきている枝を切り落としてくれた。4人が通った後はそれなりに人が通った形跡が残り、切り捨てた枝は道の目印になりそうだ。先頭を行くのが洋太郎さん、由美、長谷、僕と続く。僕は由美が見えるように長谷から少し離れてついていった。道が平らでない上、木が道に生えていたりして、身体をよじったり、かがめたり、飛んだりしながら進む。その時の由美のシルエットとポニーテールが左右に揺れる躍動感、見ているだけで胸がドキドキしてきた。特に由美が振り返る時、楽しそうに少し微笑んだ顔と、その顔に見とれそうになるのだが、顔に遅れてテールが触れてくるのを見るともうだめ。こんな清純で美しい少女がいるのかと思ってしまう。長谷も同じようだ。「花が咲いてる」とか「凄く景色がいい」とか由美をなんとか振り向かせようとしているかのように思える。由美もおそらく、自分の動きが男二人を刺激しているのがわかるのだろう。嫌にセクシーな動きをする。イヤ、由美に言わせると、変態二人が何いやらしいこと想像してんのよ、かもしれない。それもそうだ、セクシーと感じているのはこちらの頭だ。
1時間半ほどそんな風に進むと少し開けた場所にでた。山神地区だ。巾500m奥行1kmぐらいの小さな平坦なエリアだ。右側が山が崩れたのだろう。斜面の中に埋もれて地上に一部がでている家が何軒かあった。左側には埋もれていない崩れかけたような家が数軒あった。洋太郎さんが教えてくれたのだが、小さい頃親が行ってはいけないと言っているのに、隠れてやってきて、あの家を隠れ家にして遊んでいたそうだ。一番奥に階段のようなものがあった。その階段を上ったところが山神神社だそうだ。由美に強制的に連れてこられたようなものだが、ちょっとした困難と、それを忘れさせてくれる由美の躍動感、やってきたという達成感があって少し嬉しい。長谷のような大男にはこんな微妙な感じはわからないだろうと、僕はちょっと優越感も感じていた。
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