Max爺のひとり言

のこり少ない日々の記録
~でもまあ いろんなことをやってきたなあ~

尿管結石 一件落着

2025年01月28日 | 終わりの始まり
今日、腎臓部のCTを撮った。 
これまでの手術の結果、尿管結石は解消したかどうかを確認するための最終ステップである。  結石発見から取り出し完治まで、昨年11月末から約2か月を要したわけだ。

CT画像では、当初結石の詰まっていた尿管には結石は映っておらず粉砕消滅していた。 腫れていた両方の腎臓は正常な大きさに戻っていた。

これで終わりかと思って喜んだのも束の間、「腎臓内には結石が残ってるんですよ」 とこれまたCT画像を見せられた。 

腎臓内の結石は、自然に流れ出すこともあれば、再び尿管、膀胱、尿路などに詰ることもあるとのことであった。

結石の成分は、シュウ酸カルシウムとのこと。 むしろ牛乳をよく飲んで小腸の方にシュウ酸カルシウムを出してしまう方が尿路に結石ができにくい、とのことである。 
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尿管結石 粉砕した

2025年01月09日 | 終わりの始まり
昨年10月末に便秘が続いていて、脇腹と背中、胃のあたりに痛みを感じ、救急外来を受診。 尿管結石、水腎症と分かり、第1回目の手術、水腎症を治すために尿道、膀胱から尿管にステントという管を入れる手術を受ける。 3日後に退院。 
ステントで尿が流れるようにし、水腎症で腫れた腎臓を治癒する。 ステントを入れる際にいろんな場所を傷つけるので、それを治すために止血、感染症の予防が主たる治療となる。 放尿時には大いなる違和感が残る。 この状態で1か月以上を過ごす。

1月5日に2度目の入院をして6日に手術。 9日の今日退院となりました。
その間、先に入れてあるステントを抜きだす。 再度尿道、膀胱経由で尿管に細い管を入れ、結石の位置を見ながらレーザーで結石を砕く。 網のような器具で結石を掴み取り出す。 尿管には再度ステントを挿入して尿が流れやすくし、尿道から膀胱にカテーテルという管を入れ尿を袋にためるようにしておく。 こいつが放尿時に痛む。 
膀胱カテーテルは小水が出にくくて痛くて苦しみましたが、止血剤や抗生剤の点滴のおかげで、やっと元に戻り退院できました。  今後5日間は止血剤、抗生剤の投薬にて養生し、1月28日にCTを撮り確認という手筈になる。

退院後も小水はでにくく、時折血餅(血の塊)がニョロっと出たりする。 傷つけた尿路からの出血が止血剤などの働きで固まったものだ。 鳥レバに色も形も似ている。 夜は1~2時間置きにトイレに行き(頻尿)、出にくい小水を出す(残尿)。 よく眠れずに睡眠不足になる。 
外出時には紙おむつをして粗相に備える。という生活が続く。

下は粉砕して取り出した結石の一部。 先生がお土産にと取っておいてくれた。 
結石って白いのかと思っていたら赤黒い血が固まったみたいな色なんだ。

月の石じゃ~なくて・・・ワシの結石です、ハイ
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入れ歯 スマイルデンチャー

2024年12月28日 | 終わりの始まり
今年の9月7日に入れ歯を入れた。  保険診療なので割と安く終わった。

1か月くらいで金属部分が折れて壊れてしまった。 調整のためにあちこち削った所為で金属部が弱くなっていた。  すぐに作り直してくれたが最初の方がしっくりしていたように思う。 今回のは金属部がしっかりしているが上の歯に当たるので具合が悪い。  歯を削っていいですか?とおっしゃるので、とんでもない! 入れ歯のために歯を削るなんて本末転倒です! と強い口調で言ってしまった。

以前紹介された「スマイルデンチャー」ならしっくりしますか? と聞いたら、歯科医は満面笑みを浮かべ、しっくりしますよ、今から型を取りますから、とそそくさと準備を開始。

結局スマイルデンチャーという金属を使わずに、プラスチックだけで歯茎と隣の歯で固定する方式の入れ歯を入れた。 保険対象外なので、歯3本分で11万円もかかった。  金属を使わないので外見上入れ歯を入れているようには見えないという美容上の利点が強調されているが、ワシの場合は固定の具合が一番の目的だ。

入れてみると確かにしっかりとホールドされ、ものを噛んでも動かないのだが、締め付けが強くて「痛い」。  痛いまま装着していると、顎から耳、上側の歯、右顔面、と痛みが広がってきて顔面神経痛のような感じになってくる。
当たりのある部分には傷が出来て、そこが痛みの原因となるからである。

その後、痛いところに白い薬で印をつけ、その場所を入れ歯側に移して、その部分を少しだけ削る、という調整を3週間ほど続けると、やっと装着しても痛みはなくなった。 この状態なら調子よく装着を続けられるし、硬いせんべいやDritosなんぞも噛める。 よかった。

歯科医は、デンチャー装着日+何日か後の診察、という診察スケジュールではなく、デンチャー装着日+痛みが無くなるまで継続日の診察、というスケジュールをセットとして客に提示するべきである。 一発で痛みなく使えるデンチャーを入れられるほど腕の良い歯医者はいないはずだから。 十何万もする入れ歯なんだから、一日でも早く痛みなく装着できるように診療をするべきなんだ。 痛みのために何度も途中でやめたくなったが、高い金を払ってしまったので我慢して使っていたのである。

今はデンチャーにして良かったと思っている。 
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アマチュア無線でテレサ・テンが聞こえた

2024年12月23日 | アマチュア無線
3.5MHZ用SRAを調整しながらワッチしていると・・・~~~時の流れに身を任せ~~~・・・と
テレサテンの歌が聞こえてきた。 それも堂々と1曲丸々ながれていた。

3.556MHz SSBで59で聞こえていた。
この時のワシの送信時VSWR(無線機メータ)ではVSWR=3+だったので
まだ調整が足らないようだ。

ところで、アマチュア無線で特定周波数にて楽曲を流すことについて、以下の法を守っているとはいい難いような気もするが・・・どうなんだろうね?

この人は下記の法令のうち、赤字で示したものに違反している。

電波法施行規則 3条1項15号

アマチュア業務とは、金銭の利益のためでなく、もっぱら個人的な無線技術の興味によって行う自己訓練、通信および技術的研究の業務をいう。

無線局運用規則 258条

アマチュア局は、自局の発射する電波が他の無線局の運用又は放送の受信に支障を与え、若しくは与える恐れのあるときは、速やかにその周波数による電波の発射を中止しなければなりません。ただし、非常通信等の重要な通信を行う場合は、このかぎりではありません。

無線局運用規則 10条 無線通信の原則

無線通信は、次の原則に従わなければなりません。
① 必要のない無線通信は行わない。
② 無線通信に使用する用語は、できる限り簡潔であること。
③ 無線通信を行うときは、自局の識別信号(呼出符号)を付して、その出所を明らかにすること。
④ 無線通信は、正確に行い、通信上の誤りをしったときは、直ちに訂正すること。

無線局運用規則 

呼出の方法は、次のそれぞれの場合について次に掲げる事項を順次送信して行います。

(1)特定のアマチュア局(1局)を呼び出す場合(運用規則20条)
   (略)
(2)不特定のアマチュア局を呼び出す場合(運用規則127条1項、261条)
   (無線電話の場合)
   ① CQ       3回
   ② こちらは    1回
   ③ 自局の呼出符号 3回以下
   ④ どうぞ     1回

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年賀状の代わりに h‐QSLカード

2024年12月16日 | アマチュア無線
h‐QSLというのはアマチュア無線で交信時に交換するQSLカード(交信記録)のことです。 本来は日本アマチュア無線連盟が仲介して紙のカードを交換しているんだが、この紙カードが届くのが半年~1年後という気の長さだ。

せっかちのワシは年賀状終い、と同様、紙QSLカード終い、を行い、一切の紙カードの扱いを辞めた。

年賀状は年に1度、受け取ったときは懐かしくていいんだが、元旦に届けるには毎年12月の何日か迄に期日を切って投函する必要があるのと、もらった年賀状を保管しておくことに疲れてしまったのです。 いらなくなった紙のカードは貯まると始末の悪いゴミと化す。 一概に捨てるのも気が引ける。

紙QSLカードも同様である。

そこで、アマチュア無線で交信記録に使うPCアプリ、TurboHamlogに記録した交信ログから、自分でデザインしたQSLカードに交信情報を付したh‐QSLカードを自動生成しインターネットで交信相手に自動送付する仕組みh‐QSLに切り替えた。 TurboHamlogにh‐QSLというPCソフトが付帯しているんです。

交信時に取得した情報を記録さえしておけば、ボタンを押すだけで交信相手にQSLカードが自動送出される。 お相手がh‐QSLを利用できるか否かは、TurboHamlogに記録されており、これも自動的に判別されるので非常に便利な訳だ。 交信成立後、即送れるので超速い。

以下はh‐QSLカードのサンプルです。

ワシが送ったもの:
何を隠そう・・尺上イワナ30㎝オーバー、子吉川にて


何を隠そう・・自作スーパーラドアンテナ、約40㎝

頂いたh‐QSLカードの一覧(一部):

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マイナカードってアマチュア無線の申請(Lite)にも繋がるんだ~

2024年12月02日 | アマチュア無線
今日、年金の被扶養者控除申請書の連絡はがきが来ていた。
マイナポータルから申請できると書いてあったのでPCにカードリーダーをつないでマイナポータルにログイン。

申請書はあっという間に終了し、ポータルサイトをつらつら眺めていると、マイナポータルから連携できるメニューの中に、「総務省のオンライン申請Lite」、という文字が目に入った。 なんと、アマチュア無線関連の申請手続きもマイナポータルのサイトからもできるようになるんだ。

へえ~、なんと便利になるもんだ。

来年は無線局免許状の5年目の節目で、免許料を納付の年なんだわ。 

毎年支払う電波料と違って無線局免許料は5年に1回免許失効前12か月から11か月前の間に支払わねばならない、という、いわゆる「忘れやすい、覚えていずらい」期間なのである。 したがって毎年電波料支払い時に免許失効の年度であるか否かを確認して失効年である場合には電波料と同時にオンライン支払する、というのが支払い忘れを防ぐ方法ということになる。

そのためにはマイナポータルは良いツールとなる。
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退院した

2024年11月29日 | 終わりの始まり
11月28日(木)退院。 丸3日間の入院であった。

便秘とそれによる腹痛と思って行った病院だったが、調べてみると、
尿管結石による尿路狭窄、それによる腎臓肥大、水腎症という診断になった。
腹痛はその結果であった。 便秘は隅に追いやられたまま。

23日(土) 腹痛が我慢できぬほどになったので土曜日でもやっているという
      南流山の千葉愛友会記念病院 に行った。 間の悪いことに今日は
      土曜日ではあるが、祝日でもあった。 で、見てもらえず。
      仕方なしに東葛病院の救急外来を受診した。すでに夜。 
      この間、診察券を取りに家に戻り再度東葛病院に。 
      タクシー代が馬鹿にならない。
      東葛病院で検尿、CT、レントゲン検査 結果出るまで3時間待ち
      尿路結石見つかる。 尿検査で腎臓の異常発見。
      緊急の薬類の処方を受け、月曜日早々の泌尿器受信を勧められる。

24日(日) もらった抗生剤、痛み止めを飲み、悶々として1日を過ごす。

25日(月)9:00 泌尿器科を受診 東葛病院 再度尿検査
     16:00 検診結果が出る
      CT画像に尿路結石による水腎症が映る。
      腎臓が肥大していて危険、感染症の危険もある。
      尿路確保のため尿管ステント留置手術を進められるが、手術は別   
      の病院で、と「おおたかの森病院」に転院。
      「おおたかの森病院」で再検査。 
      やはり3時間ほど待たされ尿管ステント留置の説明と入院手筈。

26日(火) 14:00 入院 「おおたかの森病院泌尿器科」入院は速やかだった。
27日(水) 13:00 手術 執刀:医長の平野 医師。 全身麻酔だから楽だった。
      1時間もかからず手術は終了。すぐに目が覚めた。
      個室に戻り点滴。 食事は普通に病院食となった。
28日(木) 15:00 退院 

「おおたかの森病院」執刀医の平野医長はこの道の権威、説明も明確・明解。 
個室入院したのでホテル並みの扱い。 若い看護師さんもたくさんいて、完全看護で最高の環境でした。

退院後: 自然な便通が復活した。 よかったよかった。
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マイナンバーカードの保険証はスバラシイ

2024年11月23日 | 終わりの始まり
ここんとこ便秘が続いており、最近では1週間に1度位というありさま。  出た時も、硬くてちっこい石のようなウン〇がぽろぽろと鹿の糞のように出る。 たまに大きいものがあると肛門が裂けて血が出ることもある。

そんな毎日を続けていたところ、ここ1週間位で両脇腹、胃の上部、その背中側が痛い、というような症状が現れた。  その左側の痛みが次第に下のほうに移動して膀胱の横辺りに来たところで、かなり痛くなり、熱もでたので、遂に病院行きを決意した次第。

痛くて歩くのもままならぬような状況で、マイナ保険証はスバラシイ働きをしてくれたのである。  TVなどで批判的な意見を聞くが、スムーズに働きだしたマイナンバーカード、スバラシイことだらけだ。 

・マイナカードをカードリーダーの所定の位置に置く それだけで終わり。

これはこれまで保険証の月に1度の提示というものに代わるものである。 マイナカードの場合は、病院に行く都度、リーダーに通すことになるが、顔認証ではマスクを着けたままで認証されるのは便利である。
医療機関では懇切丁寧に指導してくれる。 前評判とはずいぶん違った。

診察結果であるが、

・CTとレントゲンで尿路結石と腎臓結石が見つかった 熱と腹痛などはこれが原因だったもよう。 
* 痛み止めが処方された。
・尿検査で腎臓に炎症があることが分かった。 
* 抗生剤が処方された。
・便秘の方は忘れられたような扱いだったが、出ないことを主張して
* 下剤と浣腸を処方してもらった。

今日は土曜日の休日なので、緊急外来を受信して上記の診断を得たので、来週はこの結果をもとに、泌尿器科と内科を受診しなおす必要がある。
しばらくは病院通いの日々が続きそうだ。 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
翌日、
腹痛は尿管結石による水腎症が原因で起こるものだと判明した。
同時に検尿で腎臓機能の数値が悪く、場合によっては感染症を起こしている可能性も指摘された。

結果: 

入院して尿路にステントを挿入して水腎症の改善を待ち、次の治療を決める。

ということになった。 今日そのために入院する。 11月26日14:00
                       流山おおたかの森病院
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3.5 MHZ 用スーパーラドの実用調整

2024年11月09日 | アマチュア無線
3.5 MHZ SRA の架設に向けて最終調整を行った。 
最終的に採用したのは下記の形状。

・90㎜径PVCパイプを約40㎝長にカット
・t=0.2㎜のアルミシートをPVCパイプ上に18㎝長となるようにカットしてPVCパイプの端から10㎝位のところに、写真のように巻いてリベット止めとビスどめした。  写真のビスは導線とアルミ板をショートさせるためのもの。 
・Lanケーブルから取り出した8本の導線を2本巻きつけて2本ツイスト線とする。 2本ツイスト線を1本の導線として使う。 これはコイル上にコモンモード電流が流れないようにするための方策です。 
10mのLanケーブルだったので、ツイスト線は1本づつ20mに半田付けした後によじって所定のツイスト線にした。 このLan導線は網線ではなく単線(純銅線)だった。  75回巻きなのでさらに5回巻き分の単線を半田付けして追加した。 ツイスト線全体が2本線となるようにし、端部はきっちりと2本の導線同士を半田付けした。 ここが甘いと2本線にならないので。
・2本ツイスト線を1本として75回巻きのコイルとした。 コイル長は約20㎝+αとなる。  コイルの下にPVCパイプが10㎝くらい残すようにするとコイル下部、アンテナのホールド部の工作がし易い。
・コイル上端はアルミシートのシリンダとビスでショート。 コイル1巻き目はシリンダ下部に接するように巻き始める。 間を開けないこと。 これがSRAとしての要件であり、相互電磁誘導によりシリンダ上に渦電流を励起する。
・コイル下端は、4段純伝送線路トランスのアンテナ端子につなぐ。 この形状から、これはλ/4・垂直接地・モノポールアンテナであり、垂直偏波のアンテナということになる。 MVと構造は同じである。

・下記写真は自作の4段純伝送線路トランスである。 Amazonで40個¥2700で買ったバッチンコア4つで作ってある。 コアの詳細は過去の投稿で紹介しているので検索してください。
・下記写真では、下の2段(1対4)を使ってインピーダンスのR部(水色のグラフ)ピークを下げるべく調整している。 同軸ケーブルの特性インピーダンスであるR=50Ωと同じになるようにインピーダンス調整を行うと電力伝達上、最善の調整となる。 写真ではR=100Ωで完全ではない。
・リアクタンスのグラフは写真中ピンクで表示されているが、このグラフがゼロを通る周波数が(並列)共振周波数となる。

・今回の調整では、4段純伝送線路のアンテナ端子(1体16となる端子)に上記メインコイルの下端をつなぎ、アース端子(最も下の端子)は解放のままとした。 アースに触るとVSWRが少し下がる。

以下の画面のグラフの見方:
 ・画像は、nanoVNA F 2Vにて測定
 ・VSWRは黄色のグラフ、 縦軸メモリは1.0単位、ボトムが1.0 
 ・RとXの参照点(ゼロ位置)はメモリが5.0の位置。
 ・Z=R±XjのR値(抵抗)は水色のグラフ、縦軸1メモリが50Ω
 ・Z=R±XjのX値(リアクタンス)はピンク色のグラフ、縦軸1メモリが50Ω
 ・緑色の円はSmith Chart
 ・マーカー位置は画面中にも一覧が表示されているが、
  1.周波数3.500 MHZ位置 CWの開始周波数付近のVSWR値、Rの値
  2.周波数3.540 MHZ位置 LSBの開始周波数付近のVSWR値、Rの値
  3.周波数3.580 MHZ位置 LSBの終了周波数付近のVSWR値、Rの値
  としている。 
位置1,2,3、いずれもVSWRは2以下で、CWでもSSBでも使用可能なように調整した。

・SPAN=1MHZでの表示

・以下はSPAN=500KHZ での拡大表示

X=0Ω となる点がアンテナ全体として最もVSWRが低い周波数となる。 この周波数で送信するのが最も無線機からの電力を効率よく送出する。 
・・・のだが、アンテナまでの全体構造をみると、
無線機からSRAまではVSWR<2.0で電力を送出するが、SRA内部では並列共振する周波数以下の周波数で交信することになる。 画像では直列共振の状態を示している。 MVと同じλ/4垂直接地モノポール・アンテナということになる。 

LとCによる並列共振周波数では、R(水色のグラフ)がピークとなる。
X(ピンクのグラフ)がゼロ点を通る。 この周波数でLとCのリアクタンスが同じになる点、すなわち共振点となる。

したがって、このSRA自体の最強の並列共振周波数は、3.5+0.25=3.75 MHZ辺り(SPAN=1MHZの1/4辺りだから)だと思われる。 SRA自体で並列共振周波数を3.5MHZ辺りに持ってくるにはSRA自体のシリンダの長さを少し長くするか、コイルの巻き数を追加するなどして一旦並列共振周波数を確定せねばならない。 その後、ピークのRの値を把握して、R=50Ωとなるようなインピーダンス変換を行うトランスを工夫する。 あるいは、何巻きかのリンクコイルを試してみて、R=50を達成すれば完璧なSRAが完成するであろう。 ただし、使える帯域幅は小さくなるであろう。(なんやその予言めいた言い方は・・・)

実際には、そんな面倒なことはしておられないので、写真のような直列共振周波数で調整したSRAを使うことにしたのである。 

理想は分かっていても現実は・・・身近にできたものを我慢して使うしかないのである・・・このSRAではこの調整が最高なんだ・・・と信じて・・・

実際、リンクコイル3回巻きでRを100Ω程度まで下げたうえでインピーダンス変換を試みたが、帯域が急激に狭くなりCWとSSBの両方で実用できるほどの帯域が得られなかったのであきらめた。 CW専用とするならばそれでもよいのだが・・・

また心変わりしたら再度調整するかも・・・


3.5MHZバンドでお会いしましょう。  飛んだらね。
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「いくら呼んでも応答なし」は混信の所為だったのかも

2024年11月07日 | アマチュア無線
一つ前の記事で、「聞こえるけど飛ばない」アンテナについて書いた。 送信と受信の周波数やバンドをずらして交信するスプリットについてであった。

今日新たな原因があることに出くわしたので書いておきます。 まあ、これもスプリットの一種になるのかもしれませんが、マルチバンド化したアンテナにまつわるお話です。 というのは・・

現在、3.5 MHZ用スーパーラドの製作、室内でテスト中です。

そして3つ前くらいの投稿で、7MHZ用のMV(マイクロバート)とスーパーラドを1m位開けて隣同士に立てたことも投稿しました。 

そしてテスト中の3.5MHZ用スーパーラド、7MHZ用MV、7MHZ用スーパーラドの3つのアンテナは、先に製作した同軸ケーブル切り替え器につないである。

3.5MHZ用スーパーラドは、室内に置いてあり、1mの同軸ケーブルを介して切り替え器につないである。 CMCは切り替え器の中に入っている。

テストで3.5MHZのSSBをワッチしていたところ、例の返事をくれない北海道のコールサインがCQを出しているのに出くわしたのだ。 あ、このOMさん、3.5MHZにも出ているんだ、と思った。 そしてそのままアンテナ切り替え器を7MHZ用MVに切り替えたんだな。  すると、まだ同じ交信が聞こえているんだわ。 

3.5MHZでも7MHZでも同じ交信が聞こえているんだ。 もちろん、無線機は特定の3.5MHZの周波数にチューンされたままである。

3.5MHZスーパーラドはまだ未完成で、PTTを押すと無線機はHi-SWRでロックされてしまう。 が、7MHZ、こっちのMVとラドはSWRは1.5位なので送信可能なのだが、呼んでも返事が来ないのである。

ひょっとすると事実は、この北海道のOMさんは3.5MHZでCQを出しているのではないか? それをワシの7MHZアンテナ(MVでもスーパーラドでも)が受信できてしまうために、いくら7MHZで送信してもあちらには聞こえていない、可能性も出てきた、というわけ。

その可能性の方が強いんではんかろ~か・・・

なんで7MHZ用アンテナで3.5MHZが聞こえてしまうのか、についてはこれから調べる必要がある。  同軸ケーブル切り替え器、それに繋いでいる3本の同軸ケーブルとCMCによる同軸輻射、アンテナ、の間でマルチバンド受信が出来てしまっている可能性もある。 
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